最強のギルド、古の無限
「という訳で、この砦にある地下7階層への階段を使わせてもらえない?」
「糞ガキが、舐めてんのか?」
「いやいや、俺もPKとしては少しは有名人? という自覚があるわけで、つまりお前たちよりも全然強いにも関わらず、優しく真面目にお願いしてやってるんだ、よ?」
古の無限メンバー30人に囲まれていますが、どうでしょうか?
本当に強いのなら、一人で来るような気がするのですが…。
「岩の監獄…」
突然、俺の周囲を岩が囲む。
なるほど。なるほど。俺を攻撃するわけでもなく、俺のステータスに干渉するわけでもない。
これなら、物理以外無効が無効だろうと、素人さんは思っちゃいますよね?
解釈の違いなんだよね。
俺の認識次第で、それが変わるのですよっと。
つまりは、この移動不可も攻撃と認識すれば…。
突然、俺の周囲を岩が消える。
「この通りですね」
やはりか、というか、そうなるように、スキルの構成をしたのは、俺なんだが。
あまりにも強すぎて殺してくれる敵を探すようなシュールな俺ではないのだが、チート設定すぎるのは否めない。
「さて、二択です。ここで全員死ぬか、地下7階層への階段まで案内するか」
どうですか? この圧倒的上から目線、大人たちのプライドズタズタ作戦です。
鬱憤が溜まりすぎて、うつ病などにならないことを祈りますが。
「待てよ、俺がこの砦の責任者だ」
「待つも何も、何処に行けば良いのかわからないのですが?」
俺の話を無視して、おじさんが抱きついてくる。
「そ、そういう趣味は無いのですが…」
大爆発っ!!!
おじさんは、自爆スキルを発動したらしい。
だが、先程の団長が用意した爆弾よりも威力が弱い。
2,319のダメージ。
だが、周りのギルドメンバーも巻き添えを食らって死んでいますが?
服が完全に燃え尽き、丸裸にある俺。
おう、精神的ダメージを受けているぞ…。




