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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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正規ルート

ふと気づいた。


あぁ、巡回は、あいつが俺との会話を邪魔されないようにPKしたのか。


俺は、一直線にクリスタルG の拠点を目指す。


砂漠エリアのど真ん中にある城だ。


月光の下、わずかに動く人らしい影をみつけると、雷轟の弓から魔法の矢を放つ。


距離はおよそ、1,200m。


人影が倒れた、命中だ。


認識すれば100%の命中精度を誇る雷轟の弓。


威力もチート級。


城まで来たが、門は完全に閉じている。


どうやって城内にはいるのだろうか?


他の入り口を探すのは、面倒だ。


俺は、門の正面に座る。


開けてくれればラッキー、誰か偵察に来てもラッキーなのだ。


しばらくすると、門の左上、監視塔に人影が見えた。


俺は、”絶対魅了”を発動させた。


城門って、一人で開けられるものなのか?


わからんが、ロープとかあれば、降ろせと命令する。


ロープが落ちてきたってことは、城門は一人じゃ開けられないということか。


とりえあず、城内に侵入できた。


運動不足か、ロープで高さ20mの壁を昇るのは疲れる。


なんか、活気のない城だな?


階段を降りると、中庭に繋がっていた。


それ以外は道がなさそうだ。


中庭、中央までくると、一人の男が話しかけてきた。


「これは、噂のPK様、ようこそおいでくださいました」


「お、おう…出迎えありがとう…」


「早速ですが、死んで頂きます」


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