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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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今度こそ

「今、エンドファミリーの幹部やってるんだぜ。最近、ゆいから連絡来ないだろう? 俺が拷問してやってるんだ。ついでにゆいでDT卒業してやったよ。あぁ。俺が何したいのかって話だよな。お前を殺す、それだけだ。女神様に聞いたら、ここで死ねば、次の転生は無いらしいからな」


「物理以外無効で、反射持ち、ヒールも上級超えちゃてて、その他チートスキルばかり。でも殺せないかと言えば、やり方次第ってことかな」


「前世の話だから、多分、お前知らないと思うけど、お前の腹かっさばいたとき、ついでに大事な物も切断しちゃってて、ポロリと落ちたんだよ。それガマガエルが何度も何度も踏みつけてたな。今度は誰にやられるんだろうな」


「うーん、お前、俺に緊張感無いとか言っていたけど、お前も無いだろう? ここで俺に殺されたら、お終いだけど?」


「そりゃ、大丈夫じゃなかったら、ここにはいないよ。秘密にしておいた方が良いとも思うが、知ってしまったら、それはそれで混乱しそうだから教えてやるか。だって俺、お前に勝ってるし。俺のスキルの一つにドッペルゲンガーってのがあって、今、それ。殺されても問題なし」


「もう一つはリザルトソード。まぁ回避不可能な剣とでも覚えておいてくれ。お前には使わないし。最後は内緒にしたいけど。これを使わずしてお前に勝とうと思っているから、教えてやる。不死のスキルだ。リザルトソードと不死のコンボだけで、お前を殺すことができる。反射意味ないからな」


「そうか。1つ聞いてもいいか?」


「おう、言ってみろ」


「俺のどこが嫌いなんだ? 俺、自分では、すげー良いやつだと思ってるんだが?」


「さぁな、正直わからないな」


「そっか。今、そのなんとかというコンボ使えば、俺殺せるのか?」


「いやー、それは無理。不死は本体だけだからな」


「なー。何で、俺が不死のスキル選ばなかったかわかるか?」


「なんでだ?」


「永遠に死なないってことは、ずっと拷問できるってことだろ?」


「……そうだな、俺に勝てればな」


「勝つ必要性がないけどな」


「……どういう意味だ?」


「何だ? だんだん自信なくなってきたのか?」


「違うわっ!!」


「まぁいいや。またな」


「おう…」


さてさて、元お友達も参戦してきて、盛り上がってきましたね。


その前に、クリスタルG の拠点の1つぐらいは、ぶっ潰す感じだよな。

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