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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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おもしれー女

ものまねのスキルを確認した後、クラリスに計画を話す。


まず俺がクラリスに、ものまねスキルで、クラリスに変身する。


そしてギルド内で、楽しいPK生活を送ろうかな?


「でも、スターライトは実力主義、レベリングのための狩りもするわ。成長しないと怪しまれるわよ」


なんだ、こいつは…なぜ、アドバイスをくれるのか?


「じゃ、こうしよう。ときどき本物のクラリスが戻って、レベリングするってのは、どう?」


「馬鹿じゃないの? そのとき私が誰かにあなたのことを話したり、逃げたりしたら、どうする気なのよ?」


「うーん、多分しないと思うけどな」


「意味わからないわ」


多分、クラリスは気が付いているだろう、誰かに知られれば、ギルドメンバー全員を俺が殺すかもということを。


先程、クラリスから聞き出した情報の中から、監禁場所を暁の塔にする。


俺はクラリスを守りながら、塔の頂上を目指す。


襲いかかる魔物や魔獣を雷轟の弓によって、瞬殺していく。


うん、まだまだ、この階層でも、攻撃力はチート性能を維持ているな。


そして、荒れ狂うファイヤードラゴンをソロで倒してしまった俺を見て。


「あ、ありえないわ。何なのよ、ヒールだけで、倒すとか、狂ってるわ」


俺は、クラリスを最上階に置いて、また沼エリアにある古い要塞戻る。


氷漬けの床に、バタンと倒れて、救援が来るのを待つ。


待つ。


待つ…なかなか来ないな。お腹も冷えて痛くなる。


でも、救出されたら、なんて言い訳しようかな。


暇なので、クラリスから聞いた話を整理していると。


あれ?


ファイヤードラゴンってリポップするんじゃないのか?


クラリス大丈夫かな?と心配になる。


そして、スターライトのメンバーさんが登場して。


「おい、大丈夫か? クラリスっ!!!」


耳元でうるさいな、よしここからが本番だ。

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