扉から来た神
俺は、地下5階層の裏ボスを地下2階層で倒して、地下6階層に来たはず。
ややこしいわ。
今いる場所が何なのか知らないが、建造物であることは間違いない。
ドーム型の部屋は、外の明かりが取り込まれる構造だ。そして扉が1つ。
そこから出るしか無いだろう。
扉を開けると、テーブルを囲んで、食事をしている男女4人と目が合う。
男女4人は、椅子から飛び上がると、戦闘態勢に入った。
「我は…神だ…」
ちょっと冗談を言ってみた。
「か、神…、ほ、本当なのか!?」
あっ、こいつ馬鹿です。
まぁ、両手剣を持っている時点で、脳筋っぽいから仕方ないかな。
「何を騙されているのです」
女アサシンは、俺の心臓目掛けてダガーを突き出す。
俺の心臓にダガーが突き刺さった後、女アサシンはその場で崩れ落ちた。
「神に触れることなどできぬ」
神様ごっごを延長だ。
「サンダーボルトッ」
男の魔法使いが稲妻を放つが、魔法無効の俺には効果がない。
またダメージも入らないため、反射できないのが弱点だ。
[神にそのような脆弱な魔法は効かない」
「くそっ、二人共、逃げろっ!!」
魔法を使った男の魔法使いと、魔法が効かないと知り動揺する魔女は、剣士を残して逃げた。
俺的には、逃げることはクズだと思わないが。
追うのが面倒なのだ。
俺は、剣士と魔法使いを無視して走り出す。
逃げる魔女に追いつくと、背を向けて走る隙きだらけの背中に蹴りを入れた。
そして振り返ると、ゾーン氷結を発動して剣士と魔法使いを氷漬けにする。
「お前、名前は?」
倒れている魔女に尋ねた。




