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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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地下5階層の裏ボス その2

”いや、こっちは必死なんだが、また後で”


スーパークイックヒールを連続で自身にかけるが、いつかMPが枯渇してしまうだろう。


ジリ貧だ。


腕の一本も動かせないほど、密着して攻撃してくるリザードマン、正直、生臭い。


逃げる気ならいつでも”緊急避難”で逃げられるのだが、それでは悔しいではないか。


一か八か、”ゾーン氷結”を発動させる。


一瞬にして、神殿内のリザードマンは、氷漬けになる。


やばい、氷漬けにしたのは良いが、リザードマンは密着していたのだ。


俺も動けなくなる。


”うけるんですけどっ!”


それはありがとう、ゆいには好評のようだ。


よく見れば、赤いリザードマンは、まだ死んでいないようだ。


それは、それで困るのだが。


この程度の敵を殺せないとなると、地下7階層での俺の戦闘力は、雑魚キャラじゃないか。


悔しい。


減ったHPの分威力が上がるカースボルテックスを発動する。


眼前の氷漬けリザードマンを破壊し、神殿の最奥の壁まで一直線上の全てを破壊する威力。


その氷漬けのリザードマンの数は、30程度、ついでにボスも撃破した。


”すごい威力じゃない、それ地下5階層の裏ボスレベルよ。”


”なんで地下3階層への入り口に、そんなボスがいるんだよ。てか、前にゆいも倒してきたんだろう?”


”えっ!? 違うけど?? そこ地下6階層の入り口だもん”


”はい??”


”まぁ、いいか。地下6階層って、どんなところ?”


”沼と砂漠と山岳地帯だよ。魔物より環境が敵って感じ”


”面倒そうだな…”


”塔、砦、城なんかもあって、PKやるには、ちゃっと楽しいかもだけどね”


”おぉ、それは期待できるな”

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