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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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地下5階層の裏ボス その1

当たり前だが地下7階層を目指すには、とりあえず地下3階層へ行かなければならない。


この前も来た地下3階層への階段があるのではないかと噂されている神殿。


またその上で、使い切ってしまったスキルのチャージをリセットするため、日付が変わるのを待つ。


でも、ここで待っていて、シーズ達が来たらどうするか?


うん、皆殺しにしよう。


正直、外のリザードマンなんか、雷轟の弓を仕えば、一撃で倒せるのだ。


心配なのは食料ぐらいだな、砦から大量に盗んできたが、所詮一人で運べるレベルの量だ。


干し肉を食べ、夜中に行動するため、日が沈む前に寝る。


そして日付が変わる。


全てのスキルが利用可能になったのを確認して、神殿から飛び降りる。


飛び降りなくても、階段があるのだが。


神殿内部にある高さ3mぐらいの鉄の扉を閂を外して開く。


すたすたと歩く、祭壇の前に外のリザードマンよりも一回り大きい赤いリザードマンいた。


祈りを捧げているようにも見えるが、そんな細かい芸は、どうでも良い。


雷轟の弓を召喚して、赤いリザードマンに一撃を浴びせた。


アギャッ!!と神殿の外まで響く叫びを上げる。


一撃で死ななかったことにショックを受けるが、一応ボスっぽいので、そんなもんかと思い直す。


叫び声が呼んだのか、ドカドカと神殿内にリザードマンが押し寄せてくる。


そして俺に対して、雪崩のごとく攻撃を仕掛けてくる。


12,750 、12,122、11,890、11,465、11,022、10,739、10,433、…… 7,698、…… 4,216


ヤバイ、HPがガシガシ削られていく、リザードマンの数も70以上はいるだろう。


スーパークイックヒールを連続で自身にかける。


12,750 、12,654、12,005、11,786、…… 6,768、……、1,154


スーパークイックヒールを連続で自身にかける。


12,750、11,334、……


き、切りがない。


リザードマンも倒されていくが、あるものは屍を食べ、あるものは乗り越え、俺に攻撃を仕掛けてくる。


リザードマンの隙間から見た感じでは、更に増えているだろう。


”何してるの? めちゃ楽しそうなんだけど?”


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