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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第三部 こっちでPKしたら本気で人間失格ですか?編
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監視された世界

日が沈む前にお姉さんは、俺に夕飯を作ってくれた。


Not手の込んだ料理は、レトルトや冷凍食品ではなく、ほぼ手作りだった。


「お姉さん、美味しいよシンプルだけど、癖がなくまろやかな味付けが最高だ」


お姉さんが俺の頭をパシッと叩き「何? 褒められると、嬉しいわ」とニコリと笑った。


そのままバッグを持ち玄関まで行ってしまったお姉さんを追いかけて行く。


「ご飯ありがとう、いってらっしゃい」


ぎゅっと抱きしめられ「可愛いぞ、少年、眠かったら先に寝てて」と手を振って出ていった。


1人になると吸血について考察する。


”ブラッドポイントを?リットルげっとしました。”って頭に響かなかったな。


リットルに達していないからか?


スマホで、献血関連を調べると、年間総献血量は女性で800mL以内と書かれていた。


お姉さん1人ではリットルに到達できないのだ。それに吸い過ぎたら健康にも影響出そうだな。


異世界では吸血で殺した場合は砂となった。ここではどうなのだろか?


死体が残った場合は、数々の証拠が残ってしまう。


また砂になったとして、前にも行った通り、街の監視カメラ、車のドライブレコーダー、通行人の目撃情報など完全な犯罪など難しいであろう。


では田舎なら? そこに至るまでの監視と、田舎特有のよそ者として目立ってしまい、同様に難易度が高い。


では必然と通う学校内なら? 他の生徒に目撃されない限り安全に殺害できるだろう。


しかし田島たちがいるために学校に行けないが。


吸血でスキルが行使できるのかもわからない状況だ、危険を犯してまで試す価値はない。


同時に、いつまでもお姉さんに頼ってられないだろう。


早急に安定した吸血ができる環境を手に入れたい。


日付が変わるまで頑張って起きていたのだが、いつの間にか寝てしまったらしい。


ぎゅっと抱きしめられると、肌と肌が触れ合う感覚が脳を刺激した。


あれ? 服着たままだったはずだが?


「脱がした?」


「うん。少年のつるつる肌は、おっさんたちと違って、いいよな」


お姉さんは、俺の尻を痴漢がごとく撫で回す。


好きなようにさせよう、風俗というのが、どんな店か知らないし、ストレスが貯まっているのだろう。


匿ってもらって、食事を作ってくれる、これぐらいは問題ない。


吸血しないの? と聞いてきたが、今日調べたことを教える。


「あれね、噛まれても痛くないし、吸われる度に、あ…恥ずかしいから言わないよ、でもお店で感じなくなくなってから何年経ったからな?」


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