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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第三部 こっちでPKしたら本気で人間失格ですか?編
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街のお姉さん

「ほら、風呂入って来い、脱いだ服は洗うから洗濯機へ入れろよ」


まるで本当の姉弟のように、自然と命令してくる。


言われるがまま裸になり、シャワーを浴びるが、擦り傷が滅茶苦茶しみる。


裸になってみると打撲は全身にあり、一歩間違えれば、本当に死んでいたかもしれない。


誰も頼れない、抗う力もない、例えようのない不安が心を支配する。


ガチャリと音がして、僕を早に連れ込んだ女性が入ってきた。


どうしてよいかわからず硬直したままシャワーを浴び続ける。


しばらくすると俺に背中から抱きついて呟いた。


「ボロボロだな。少年」


それから女性は、俺のあんなところ、こんなところを素手で洗う。


「ふふっ、少しは元気になったみたいだな」


生殺しの状態でやめやがった!! 酷い…、余計に残酷だ。


「傷の手当するからな。服はない、そのままタオルに包まって、部屋まで来い」


言われた通りにタオルに包まり部屋に入ると、全裸のお姉さんがいた。


先程までは、俺の背中側にいたから、お姉さんの裸を見るのはこれが始めてだ。


「この体を見るのだって無料じゃないんだぞ」


少し赤らめた顔でお姉さんは言った。


「ほら、タオルどかせ」俺とタオルを剥ぎ取ると、傷を消毒しようとする。


「でも、今は消毒ってしない方が良いて言われてますよ?」


「そ、そうなの?」と驚くお姉さん。


お姉さんは、裸のまま一緒に寝ようと言い出す。


「で、でも、血がシーツに付いちゃいますよ?」


「馬鹿。少年が気にするな。さぁ、こっち来い」


お姉さんは風俗嬢でショタ好き。


こんなご時世、未成年を部屋に連れ込むなんて勇気あるなと思ったが、俺みたいなまるで孤児なら問題ないとわかっているのか?


お姉さんの胸に顔を埋めて抱き合っているとダースラを思い出す。


もしかして、このお姉さんがっ!? いやダースラは幼馴染のはずだ。


「なぁ、少年、何があった? 言ってみろ」


幼馴染に殺されて異世界に行き、悪事の限りを尽くし、女神により戻ってきたが、散々な結果でお姉さんに出会ったと説明した。


「そうか、大変だったな…。だけど、頑張ったんだろう?」


馬鹿にされているのか? お姉さんが馬鹿なのか? それとも信じてくれているのか?


俺はお姉さんの胸の中で、わんわんと泣き続けた。怖くて辛くて優しくされて嬉しくて…、


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