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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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湿地帯

昼間のギルドメンバーは、各々の仕事を全うさせるべく真摯に取り組み、また手が空けば他のメンバーを支援するため多忙だ。


しかし仮に俺がギルド内の食堂で寝ていようとも誰も文句は言わない。


そんな良い奴らばかりなのだ。


で、俺は、地下2階層でも、敵の強さが別格のゾーンである湿地帯にいる。


地下3階層への階段があるのではないかと噂されている神殿の上でリザードマンと戦う二人組を観察していた。


湿地帯に生息するリザードマンの強さは、1ギルド単位で勝てるかどうかというレベルだ。


二人組から離れた位置には女の子がいる。


まるで二人組を見守っているようだ。


俺は神殿から降りて、女の子に近づく。


女の子は、こちらをチラリと見るが、興味がないのか、また二人組に視線を戻した。


二人組は、剣士と戦士だ。


どちらかがリザードマンを煽り立て攻撃させ、その隙にもう一人がリザードマンを攻撃する。


上手いコンビネーションだ。二人組のレベルも相当高いのだろう。


いよいよリザードマンも動きが鈍くなってきた。


とどめとばかりに二人組は同時に攻撃を仕掛けるが、俺はスーパークイックヒールをリザードマンにかける。


すると動きが鈍く隙きだらけだったリザードマンに精細が戻る。


リザードマンは大斧で攻撃を仕掛けてきた戦士の腕を切り飛ばし、剣士の斬撃を回避する。


隣の女の子は、ふっと声を上げ笑顔をこぼす。


二人がかりで、どうにかリザードマンと対等以上に戦えていたが、一人が負傷し、運が悪いことにリザードマンの援軍として2匹が到着する。


剣士と戦士をバラバラにすると、3匹のリザードマンは、こちらに向かってくる。


「逃げれば?」と女の子に尋ねると、「あなたがどうにかしてくれるのでしょ?」と言い返された。


うーん、そうまで言われると、やる気が出ないのだが、仲間がやられて笑っている女の子に興味が出てくる。


”ゾーン氷結”を発動し、一瞬にしてリザードマンを氷漬けにした。


「俺が逃げたらどうする気だったの?」


「脱出用のクリスタルか、ゴーレム召喚のクリスタル、または爆炎のクリスタルを使ったかな?」


ふーんと、ますます興味が出てくる。

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