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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第三部 こっちでPKしたら本気で人間失格ですか?編
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みんな狂っているね

その後は放課後まで平和に学校生活を過ごせた。


特に部活に入っていない俺は自宅へと足を向ける。


絶え間なく鳴り続けるパトカーのサイレン。すれ違うガラの悪い人々、謎の外国人集団。


なんだなんだ? 本当に俺がいた世界なのか? 


俺の自宅の周辺は、学校の周辺とは違い。治安も生活する人も何もかも違った。


家に帰り、スマホの電源を入れる。


昨日買ってから初期設定もしていなかったのだ。


でも、学校に持っていくと盗まれるよな絶対。


検索できるようになると、昔殺害された俺について検索する。


少年犯罪なので詳細は見つからなかったが、確かに殺害の痕跡はあった。


明日以降の学校での生活について考える。


どうしようかな? 暴力に暴力で対抗してもいつかはやられるし。


もう殴られるだけ殴られてればいいのかな?


なるようにしかならないと、考えるのをやめた。


両親はほとんど家に帰ってこないため、暴力の傷跡について説明しなくてよかった。


家族団欒か…ちょっとしてみたかったな。


翌日、俺が教室に姿を見せると、半分が喜び、半分が舌打ちをした。


なんだ? と近くにいた身長の低い男子にこっそりと聞いてみると、俺が登校しないと思われていたらしい。


来るか、来ないかをヤンキー共が、ギャンブルねたにしていたらしい。


そうなんだ…。本当に面倒な学校だなと考えていると、襟首を掴まれて椅子から叩き落とされた。


「お前のせいで、金損したんだ、払えよ」


見上げると、これまた立派な馬鹿ゴリラさんに喧嘩を売られてしまったようだ。


「いい加減にしろっ!!」


俺と話していた身長の低い男子が、叫び出すと光るナイフでゴリラの腹部を刺した。


おい、このパターンは…。


ゴリラは手負いの猛獣のように暴れるかと思ったが、「死にたくねぇよ…」とその場に泣き崩れた。


その日は休校となるが、俺達のクラスは、聞き取り調査のため残された。


カオス過ぎるぞ? ここ本当に現代日本か?


あっ、やばい、聞き取り調査中だった。


「よくわかりません」とだけ答えておこう。


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