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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第三部 こっちでPKしたら本気で人間失格ですか?編
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洗礼

気さくな同級生もいれば、可哀想なヤンキー同級生もいる。


避けては通れないフラグ回収通りに、可哀想なヤンキーに呼び出される。


想定通り、一人ではなく、六人ほどに囲まれる。


リアルで同級生に殺され、異世界で何十万と殺害した俺には、目の前でピーピー鳴く小鳥など恐れるに足りない。


無表情な俺にしびれを切らし、殴り掛かってくるが、遅い遅すぎるぜっ!!!


だが、俺の体が反応できずに、顔面にパンチが直撃する。


痛みなど気にならない。相手の顔を観察するが、反射ダメージは発生していない。


鼻血がドバドバと滴り落ちる。くっそヒールも発生しない。


泣き叫ぶわけでもなく、襲いかかっても来ない俺に、相手はビビり始める。


「な、なんなんだよ、こいつ…」


この雰囲気を利用しない手はないが、どうすれば、この糞イベントを終了できる?


「もう、用がないなら、行くぞ?」と大物系逃避コースを選択する。


「お、おい…待てよっ!!」と背後から叫び声が聞こえるが、追いかけても来ないし、捕まれもしない。


俺はそっと右手を挙げて、バイバイと軽く振った。


よしっ!! 切り抜けられた。俺すげーと有頂天になる。


でも鼻血はいかん。治療のために保健室に入ると、さらなるイベントが発生する。


先輩方が、今、まさにベッドインなときであった。


ベッドは全4台、カーテンで隠れている3つは埋まっていると考えて良いだろう。


そして残り1台を目の前の先輩たちが使うところだった?


でも、普通、カーテン内で服脱がない?


いきなり全裸な先輩に、胸ぐらを掴まれる。おい、体が浮いているぞ?


「ご、ごめんなさい、直ぐに出ます…」男に誤ったのではない。女の子に謝ったのだ。


「※△■◇!?×◎」言葉にならない叫びを上げるオス。


「駄目よ、暴力するなら、帰るよ?」


性欲の固まりのオスは、女先輩の指示で、フンフン言いながらベッドに向かう。


俺は全裸の女先輩に鼻を治療師てもらう。


「ありがとうございます」


本日はまた制服が違うためわかったのだろう「転入生? ここは来ちゃ駄目だよ」と優しく教えてくれた。


今度こそ何もなく教室へ戻る。


「おい、大丈夫かよ?」とまともな同級生たちが心配してくれた。


判断に迷うな、この学校はチェンジじゃね? と思っていたが、こいつらがいるなら…。


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