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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第二部 人間失格どころか辞めてしまった編
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さくらの思い

街中でさくらの攻撃を受ければ、この一体が廃墟とかすのは確実だろう。


そうなれば、国王との約束が反故され…。ラーズル村の独立性が…。


いかん、この期に及んで何を考えているのだっ!! まずは、さくらだろうっ!!


「さくら、ついて来い。助けてやる」


自動モードにならないように注意を払いながら、カオスモードを発動する。


”緊急避難:カオスモード時は、任意の場所へ転移可能”を利用する。


***** ***** ***** ***** ***** 


ここは、東の王国まで徒歩で来たときに通った荒野だ。


転移から数十秒後、雷化したさくらが目の前に現れると問いかけた。


「さくら、話せるか?」


顔に悔しさからか涙を浮かべながらさくらも返事をする。


「できるわ。でも攻撃はやめられないの」


さくらの攻撃は、雷速に達しているのか? まったく反応できないまま、腹部を貫かれた。


俺もダメージを受けるが、反射ダメージによりさくらも同等以上のダメージを受ける。


「スーパークイックヒール」×2 俺とさくらにヒールをかける。


「この攻撃のパターンのまま、会話をするぞ?」


両者、痛みに耐えながら、突破口のない問題の解答を探す。


なぜ、さくらは地下13階層にいるのか? > 答えられない。


誰かに、操られているのか? > 答えられない。


どうやって、その力を手に入れたのか? > ゆいにもらった。


ゆい? ゆいは生きているのか? > 光の粒子になり消えてしまった。


あの日、俺がさくらを殺したのか? > ゆいに転移で助けてもらった。


俺を殺すとどうなる? > わからない。もしかして地下10階層に戻るかも。


さくらはどうしたい? > わからない。あなたなら助けくれると思った。


俺を倒してみるか? > 多分駄目。復活ポイントまであなたを探しに行くと思う。

            いえ、反射ダメージで、その前に私が死ぬわね。


ちくしょうっ!! 俺は、さくらを救えないのかっ!!


【思考停止寸前】…【精神異常確認】…


不味い、精神も不安定だ。心がもたない…。


俺の醜い泣きべその顔を見て、さくらも涙ぐみ瞳を閉じると一層強化した雷化の状態となる。


「あなたを苦しめたくないわ。もう私にヒールはしないで…」


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