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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第二部 人間失格どころか辞めてしまった編
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浄化

エンドファミリーの遠藤、幼馴染、シンズキ、ライブラの4人は、ヴァルキリーに浄化されていた。


負のオーラを放つエンドファミリーは、聖属性のヴァルキリーにとって敵以外何者でもないため優先的に攻撃されたのだ。


そして、次に強い力を持つファイヤードラゴンとさくらが交戦中であった。


「その不自然な力は、浄化の対象となります」


全身金色の鎧を着た美女ヴァルキリーは、エンドファミリーを浄化した剣に魔力を集中する。


あれは…絶対不可避の技…抗う術がないのだ。


さくらは槍を地面に刺すと、ヴァルキリーに話しかけた。


「この3人は慈悲を持って助けて頂けないだろうか?」


剣に魔力を注ぐのを止めたヴァルキリーはさくらに問う。


「その3名も十分に人外の力を得ている。力を持つ者たちが何をするか…十分と見てきたであろう?」


言い返す言葉もなかった。


PK、遠藤、狂った女神、クリスタルG…どれも人の弱さを知らぬが故に、破壊と快楽を楽しむ愚か者たちだった。


そのときヴァルキリーの眼前で、さくらが消える。


ヴァルキリーは突如消えた槍使いの気配を探る。


気配を消した形跡がないが…転移か?


ヴァルキリーは戦闘中にも関わらず検索術式を展開する。


女神ならではの各異世界への干渉も可能な検索術式である。


動かないヴァルキリーに対して、誰も攻撃しないのは実力の差が嫌と言うほどわかっているからだ。


外部の干渉をほとんど受けないような遥か遠く、小さな異世界にさくらを見つける。


「また来ます、それまで大人しく待っていてください」


***** ***** ***** ***** *****


そしてヴァルキリーは、さくらとPKがいる異世界に辿り着く。


ヴァルキリーは、慌てること無く、この世界の住民となることで情報を収集するつもりだ。


これは他の異世界に行ったときも同じだ。


情報収集をすればするほど、ヴァルキリーは戦慄する。


話を聞けば、それは限りなく神に近い、いや魔王に近い実力を持つ……照合してみれば異世界転生者だ。


しかし、これは幸運なのではないか、自分が来なければ、この世界で魔王が誕生していたのだ。


天界の住人して、法の番人であるヴァルキリーは安堵する。


全てを浄化し、全てを戻すことが重要である。


ヴァルキリーは悪の元凶へ向けて歩き出すのであった。


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