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ココカラ

作者: rai

気がついたら何もない事に気づいた。

楽しいことのしか目を向けていなかったことに気がついた。


電車を降りると冷たさしか感じないコンクートだらけの駅。

いつもの景色だ。

何も変わらない。

そしていつも通りのコンビニ。


お気に入りの店員さんは今日は休みみたい。

まいっか、とりあえず納豆巻きとカップラーメンを買った。

疲れた。


香りが春から夏に変わろうとしているのがわかる。

なんで、女って匂いに敏感なんだろう。

あと音にも敏感だ。そして、過去の栄光が好き。

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