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異世界へ
男子高校生が急に異世界へ召喚された?
果たしてどうなる?
「何だ、これは?」
春ノ浦高校1年黒野亮は部活からの帰り道、道端で妙なものを発見した。それは道端でうごめいている子犬大の大きさのマリモ状の物体だった。
「このような物体が、この世に存在しているのか?」近づいて観察してみるが、見たところ目も鼻もない。もっとよく近づいて観察してみようとすると、急に眩い光が辺り一面に満ちた。
「うわ、な、なんだ!!」そして意識がなくなった。
そして、意識が浮上してくる。
「やった、やったぁー。成功した。」目の前で銀髪の少女が喜んでいた。
「はっ?」状況が理解不能。その時、急に少女が話しかけてきた。
「急に召喚して申し訳ありません。勇者様。」
「え、勇者?」
それが、異世界の少女との衝撃的な出会いだった。