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僕の恋、いつか叶うのかな?  作者: 吹き抜ける風からの思い出
1/3

(運命の出会い)

この物語は、タイの学校を舞台にした実話に基づいた物語です。

物語の始まりは、中学3年生の時でした。

新学期が始まり、「シー・スカウト(海洋少年団)」の授業が再びやってきました。僕の学校では、濃いカーキ色の制服にあの独特な帽子を被るのが決まりです。中1から中2まで、僕は運命のいたずらか、ずっと「班長」という重役を押し付けられてきました。正直、もううんざりしていました。

今年もまた、歴史は繰り返されるのか…。

僕は列の中でため息をつきながら、同じ班に知っている顔がいないか見渡しました。その時、ある一人に目が止まったんです。彼の名前は「ウィン」。

中1の時に塾が同じで、名前くらいは知っていました。中2の間はすれ違うことはあっても、一度も彼を意識したことはありませんでした。でも、あの日… 運命が僕たちを再び同じ班に引き寄せたんです。

「席、代わろうか?」

低い声と共に、背中をトントンと叩かれました。振り返ると、そこには僕が2年間ずっと望んでいた提案をしてくれるウィンの姿がありました。

「あ…うん、いいよ」

僕は困惑しながらもそう答えました。頭の中は真っ白。どうして? なぜ彼は僕と席を代わりたがったんだろう? その疑問が頭から離れず、家に帰って枕に頭を沈めても、ウィンが背中を叩いたあの瞬間の光景が何度もフラッシュバックしました。

そしてある夜、ふと気づいたんです。

「もしかして…僕、彼のことが好きなのかな?」

今まで女の子も男の子も好きになったことはありますが、付き合うまでには至りませんでした。相手の本性が見えると、すぐに冷めてしまうんです。でも、ウィンは違いました。

彼を好きになった理由? それは、僕が「3回目の班長」をやらされることに絶望していた時、彼がそっと手を差し伸べてくれたから…(本当はただ友達と喋りたかっただけかもしれないけど笑)。でも、僕は彼に恋に落ちてしまったんです。

それからというもの、大嫌いだったスカウトの授業が、一週間で一番待ち遠しい時間に変わりました。ただ、彼に会いたいという理由だけで。

恋に落ちたと気づいたその夜、僕はすぐに「SNS捜査官」になりました(笑)。必死に探して、ついにウィンのインスタを見つけたんです!

でも…あれ? 彼、僕をフォローしてない? 焦った僕は、彼を一度フォロワーから削除して(間違えて消したフリをするため)、すぐにフォローし直しました。心臓がバクバクしました。わざとだとバレるのが怖かったけど、結局ウィンはフォロワーを返してくれました!

その瞬間、枕に顔を埋めて叫びたいくらい幸せでした。でも、その幸せは一瞬で崩れ去ります。プロフィールの自己紹介欄に、ある文字を見つけてしまったんです。

「Babe? … Boo?」

嘘だろ、彼女持ちかよ! しかも女の子…。確かに授業中、彼と彼女の噂は聞いたことがあったけど、当時は興味がなくて聞き流していました。証拠を突きつけられた僕は、丸3日間落ち込みました。

でも、落ち込んではいても、食欲は相変わらず「แซ่บ (セーブ/辛くて美味しい)」でした! 心は傷ついていても、目の前のソムタム(パパイヤサラダ)の美味しさは変わりません(笑)。

彼女がいると分かっても、やっぱり彼の顔が見たい。それからは少し「ストーカー」みたいに、ウィンの教室の前を何度も通ったり、彼がいる場所の近くにさりげなく座ったり…。彼が視界に入るだけで、退屈な学校生活が急に色鮮やかに見えました。

学校生活といえば、僕と双子の兄「チョン」の生活は少し特殊です。

僕たちは「MEP(英語プログラム)」の1組ですが、ウィンは5組の普通クラス。この差は勉強だけでなく「人間関係」にも影響していました。

中1の時、僕は人生で一番「痛い(ダサい)」失敗をしてしまい、クラスに親友がいなくなりました。隣にいてくれるのは、母のお腹の中で僕の栄養を奪って大きく育ったチョンだけ。いつも二人で行動しているせいで、学年中に「あいつはちょっとヤバい奴だ」という噂が広まっていました。

中2の時は本当に辛かったです。当時、僕はBNK48や48グループに熱狂していて、周りからは「オタクで変な奴」だと思われていました(今も好きですけどね!)。中3になって自分を変えようと努力しましたが、一度嫌われたらなかなか元には戻りません。

でも、そんなのどうでもいい。

今の僕の世界は、あの5組の「班長」一人を中心に回っているんですから…。

[ 自己紹介 ]

皆さん、こんにちは。「サイロム」です。

2009年生まれの16歳。タイの高校2年生(日本の高校2年生、高2にあたります)に進級する準備をしています。月日が経つのは本当に早いですね(最近は腰痛に悩まされています笑)。

身長170cm、体重65kg。タイのどこにでもいる普通の高校生です。静かで少し寂しい海辺の町に住んでいますが、それが僕の切ない恋物語にぴったりなんです。

この小説は、僕の人生の実話に基づいています。何度も挑戦しても、一度も叶わなかった恋の記録です。笑顔で終わる結末ではないかもしれないけれど、恋を信じている皆さんに勇気を届けたくて書くことにしました。

-- [ 家族の紹介 ] --

僕の家族は4人と3匹の大家族(?)です。

父: 普段は優しいけれど、怒ると本当に怖い。

母: 少し厳しいけれど、根は優しい人。時々僕と口喧嘩になって、家の中が大騒ぎになることもあります(笑)。

双子の兄「チョン」: 僕より数分早く生まれただけで「兄貴」面をしています。タイの言い伝えでは、先に生まれた方が弟を外へ押し出した「犠牲者」だそうですが、僕は時々自分が兄だと思って接しています。彼とはお腹の中にいる時から食べ物の奪い合いをしていたみたいで、今でも食べ物のことでよくプロレスのような喧嘩になります(笑)。

-- [ 我が家のアイドル ] --

ナムケーン(氷): 6歳のシーズー×ポメラニアンのミックス。最年長でみんなのリーダー。

バイトーン & バイトゥーイ: 5歳のチワワ×プードルの双子。

バイトーン: チョンと同じで、妹の分まで食べて太っています。お腹を撫でるのが最高に気持ちいい。

バイトゥーイ: 小さいけれど気が強くて、いつも食べ物のことで喧嘩を仕掛けています。

人間も犬も、この家ではいつも食べ物の奪い合い。僕とチョンの関係にそっくりです(笑)。

-- [ メッセージ ] --

僕は言葉をまとめるのがあまり得意ではありません。だから、AIの力を借りて自分の気持ちを整えています。でも、AIが作る音楽は好きじゃありません(笑)。

叶わない恋を抱えながら歩む「サイロム」を、どうか温かく見守ってください。

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