知らない人、知ってる優しさ
(...どこだここは?)
目が覚めると知らない天井だった...とはならず、
(...そうか、そういうば俺は今どこか分からない場所に来てしまっていたんだ...)
自分が今どんな状況にあるのかを思い出した。
自分で頬をつねる。
「いっ...!」
普通に痛い。
朝起きれば全部夢だった、なんてことも今もまだ夢の中、なんてこともないらしい。
そもそもここはどこなのか、どうしてこんな所にいるのか、何も分からない。とりあえず何をするにしてもまず探索しないと始まらない。
部屋を出るとそこは短い廊下で、大きな部屋に繋がっていた。
(恐らくリビングだろう、)
そう思い歩いていくと、
「わっ!」
「うわっ!?」
突然後ろから驚かされ、尻もちをつく。
その正体は後ろから突然猛獣が襲ってきた!...などではなく、昨日からお世話になっているあの少女だった。
「びっくりしたぁ、あんまり脅かしすぎないでくれるかな??」
「ごめんなさ〜い」
反省の色の見えない声色だが、まあよしとしよう。
するとリビングの方から、
「朝から元気ね〜」
と、少女のお母さんが声をかけてきた。
「おはようございます。すみません大声出しちゃって...」
「いいのよ。元気になったんならよかったよ。」
相変わらず見ず知らずの俺に優しくしてくれる。
「もうすぐ朝ごはんできるから、座って待ってて。」
言われるがままに席に座る。
美味しそうな匂いがふわっと流れてくる。
「お母さんまだー?」
「はいはいもう出来るから」
となんだか微笑ましい会話が聞こえる。
「はい。お待ちどうさん。」
「ありがとうございます。」
「それじゃあ、手を合わせて、」
『いただきます!』
(こういう雰囲気いいな)
そんな思いを心に留めながら、ご飯を口へ運ぶ
「美味しいです!」
やっぱり暖かくて優しさのある味がする。
「それは良かった。」
「ところで、あんたは結局どこから来たんだい?」
...
首を横に振る
そういえば自分がどこから来たのか思い出せない。
「そう。記憶喪失なのかもねぇ。」
「はい...申し訳ないです...」
「あんたが気に病むことじゃないよ。思い出せるまで、ゆっくりとここにいたらいいさ。迷惑なんかじゃないからね。」
お母さんはそう言ってくれて、俺は心の底から安心と嬉しさが込み上げてきた。
「...はい!ありがとうございます!」
「しかし、やっぱり思い出せないとなるとしばらくはここにいるしかないからねぇ。今日はロココに村を案内してもらったら?」
「ロココ?」
「娘の名前。その小さいのよ。」
「あぁ、ロココって言うんだ。よろしくね。」
「うん!よろしく!」
明らかに日本人じゃない名前だが、今更その程度では同様することも無い。にしても、子供の笑顔とは可愛いもので心の疲れが幾分か取れたように思える。
『ご馳走様でした。』
「それじゃあ、村を探検しに行こうー!」
「案内、でしょ?」
ふふっ。
やはり家族の会話とは微笑ましいものだ。
「じゃあ、案内よろしく頼むよ」
「うん!」
文章を書くことに慣れておらず、意図的に変えている部分と表記や設定を間違えて書いてしまっている部分の違いがすごく分かりにくくなってるような気がしますが、少しずつ精進していきますので暖かい目で見守り下さい。
ラストの構想は既にあるので実現できるところまで頑張りたい所存ですw
タイトルなども変えまくりで全然落ち着いてない感じですが、それも何卒暖かい目でお守りくださいませm(*_ _)m
これからも超不定期投稿ですが、頑張っていきます!




