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第61話 パリピ女神、広場でバイブス祭り

~バイブス上げるのも総務の仕事~

村の広場に、ズンドコリズムが響き渡る。


「七海ちゃーんっ!!イェーーーイ☆ 今日は広場でバイブス祭りィ!! ノってるぅ!?」


振り返ると、太陽みたいな笑顔で手を振る女神と、肩からパイプオルガンをぶら下げたパリピ女神が登場。

「ま、また村が…パリピに占拠されてる!?!」


七海はすでに道具箱を肩にかけ、無表情でつぶやく。

「いや、乗らないし…でも、なんとなく参加することになりそうね」


するとパリピ女神が、肩のオルガンをガンガン鳴らしながら叫ぶ。

「ノリノリぃ~☆ みんなー、七海ちゃんと一緒にダンスだー!」


村人も子どもも犬も猫も、なぜか全員立ち上がり踊り出す。

七海は一歩下がって、道具箱から「自動踊りマシーン」を取り出す。

「これで混乱を最小限に…」


ぽちっ。マシーンが稼働すると、全員の動きがぴったり揃い、まるで巨大な人間オーケストラのように踊り出した。

ネコはジャンプ、馬はちょっと滑り、村人たちは笑顔で手を叩く。


七海はマグに注いだハーブティーをすすりながら、踊るみんなを横目にぼそり。

「……世界は救わないけど、バイブスは上げておいたわ」


パリピ女神は大満足で、「イェーイ! 七海ちゃん最高~!!」

太陽女神は「もう、七海ちゃんってば、ノリ良すぎ!」と笑う。


こうして村の広場は、巻き込まれつつ、ぶっとびパリピ祭りで無事平和に終わった。

七海はにっこり微笑んで、マグを傾けるだけ。

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