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息抜き

今日は暑いなー、豊臣さんとの約束の日…

仕事なのかなー、とりあえず暇だし、行ってみよう。


「お疲れ様です」

「来た来た、お疲れ様〜」

「今日は?」

「今日は花火大会でしょ、息抜きしておいで。」

へ?そうか全くご縁がなかったから、でもなぜ?

「それで?」

「浴衣用意したから着るよ、1人じゃ着れないた思うし」

「でも、、」

「いいから、ほら着替えるよ」

「これ女性の。。」

「当たり前でしょ、女の子なんだから」

あー、、、どういうこと。。しかもピンク。可愛い感じだよな。

「さ、脱いで、着替えよう」

「はい」

嫌なわけじゃないし、お世話になってるし、善意だろうから、断れない性格。。


「サイズもぴったりね、可愛いわー」

「メイクとウィッグもね」

ささささっと。

え、つけまつげ。今日時間長いかも。

付け爪?


「私の若い頃にそっくり。はい、鏡」

「わ!、ななな、派手」

一番苦手なタイプ。。ギャルだ。。

あ、自分だ。。


「ちょ、ちょっと、これで。え、花火大会?

 無、無理ですよー」

「なにが?」

「だって。。恥ずかしいです。。」


「大丈夫。お待たせ、龍どうぞ。」


「女の子は時間かかりますね。

 ふふ、可愛い。

 姫、本日のエスコートはお任せください」

あ、浴衣姿の織田くん。

またまた苦手なホストじゃん。

姫?エスコート?って…


「2人なら恥ずかしくないでしょ。

 と、いうことで、たまには若い2人で息抜きしておいで」

「お忙しい時に、ありがとうございます。

 さ、しずかさん、行きましょう」

なぜ、そうなる。。

やばい顔赤い。。


花火大会か。。小学生のとき以来かも。

この空気断れない。。行ってみようかな。


「行ってきます」

「行ってらっしゃい」

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