面接
「あー、これなんかイイかなぁー。
涼しいし、まかない付いたら嬉しいなぁー。」
【募集要項】
某ファミレス、キッチン、ホール
男女一名づつ
年齢 不問
時給 1100円〜
時間 応相談
「1人かー、ダメかもしれないけど」ポチっと。
数時間後。メール到着。
明日の18時半面接に決定。
当日。
「ここだー。緊張するなー。もう1人の女性どんな方だろう。可愛い人かなぁ、ちょっと楽しみ。」
「アルバイトの面接に来ました」
「こちらへどうぞ」
コンコン。
「失礼します」
「どうぞ」
面接の方は、優しそうな店長さんの徳川さんと、バイトのリーダーの派手なお姉さんの豊臣さん
一通り一般的な面接が終わったところ、
店長「一つ相談が」
コンコン。
「失礼します、どうでしょう?」
今風の凛々しい制服姿のイケメンが入ってきました。
『あ、、劣等感…、モテそう。先輩かな。』
豊臣さん「やっぱり似合う!素敵」
徳川さん「俺と同じくらいカッコイイなぁー、ははは」
『ん?』
「ということで、先程の相談なのだが、コッホン。
男性枠の1名は、ごらんのとおり決定したので、
どうだろう、女性枠で働くのはどうだろう?」
「え、え、え???。。。」
豊臣さん
「店長、それじゃ、わからないですよ。
紹介するね、今日面接に来て下さった織田さん」
「はじめまして、織田です」
「はじめまして、源です」
2人のはじめての会話でした。