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ハジマリバトルライフ
バトルライフ高校。
そこはあらゆる戦闘能力を持つ人間が集まり、戦闘能力を価値のあるものと考えている学校である。
そんな力を持つ者達が、学校のグラウンドの中心に立っている一人の男へと向かっていく。
「ひゃっはぁぁぁ!!!!テメェを倒しゃ、俺の名が上がるぜぇぇぇ!!」
「ぶっ倒れろやぁぁぁ!!!」
そんな言葉を数々と言ってくる連中に対して、男はニヤリと、嬉しそうに笑う。
そして、男は向かって来る生徒、戦う生徒達を次々に叩きのめし
数分後には、死屍累々と言わんばかりに、気絶した人間で溢れていた。
そして、ジャリッ…っと砂を踏むような音を聞いた男は、その方向を振り向く、そこには、生徒達や男と同様のバッチを襟につけた人物が立っていた。
男はそいつを見て、笑って言う。
「やっと来たか」
その人物も、男に対して笑みを返す。
そして、男ともう一人の人物は戦闘体勢を取って、高らかに叫んだ…………
この物語は…………戦う生徒達が当たり前な日々と、そして非常識な戦いの日々を送る物語である。