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甲州御庭番劇帖  作者: 蕃石榴
壱ノ巻-第一章『竜驤戴天』
35/57

#35 客塵 破「雲煙模糊のブレイン・ストーム」

時は2031年。

第22代江戸幕府将軍の治める太陽の国、日本。

此処はその天領、甲斐国・甲府藩。


豊かな水と緑を湛えるこの地は今…


その一割を「彼岸」に蝕まれている。

 破 ~雲煙模糊(うんえんもこ)のブレイン・ストーム~


 ─2031年3月26日 11:50頃─


 〔甲府藩 甲府市 甲府藩立中央病院 1F〕


 天井に空いた穴から見える、爛々と光る目と大きく裂けた口。

「殺しに来たよ、甲府の姫君。」

 妖魔?それとも人間?私が剣を構えていると、天井の穴からドサドサと大量の煤が降ってくる。

 急いで飛び退くと、煤は降り積もって私の座っていた椅子を飲み込み、やがて煤の山が崩れて中から人の姿が浮かび上がってきた。


「油断も隙もあったもんじゃないなぁ…まあいっか、やるべきことは淡々とやればいい。」

 現れたのは青年の男性。

 背丈は普通。

 紫がかった黒い髪と目、髪は目元までかかり、怠そうな目付き。

 黒い詰襟制服を着込み、首元には灰色のスカーフをぐるぐる巻きにしている。


「名乗りなさい…あなたは何者ですか!」

 私が火麟の鋒を向けると、男は両手を軽く上げて気怠げな顔をする。

「めんどっ…せっかく名乗ってやろうと思ったのに、そういう一言を挟まれるとやる気失せるんだよね。」

 なんて不真面目な言動なのだろう。

「な、なんですかそれ…名乗るならちゃんと名乗ってください!」

 私が問いただすと、男は大きくため息を吐く。

「はぁ…でも名乗らなかったら名乗らなかったでダルいやり取りが続くのか…じゃあとりあえず名乗っとくかな…」

「石見墺而…石見宗家の五男坊だよ、あんたら御庭番には兄貴共が世話になったね。」


~石見宗家 五男 暗殺部隊「落鳥」副隊長~

石見(いわみ) 墺而(おうじ)


「はい、自己紹介終わり。」

「石見…!」

 私が墺而をキッと睨むと、墺而はまたため息を吐いて首を横に振った。

「いや、僕が石見だろうがそうでなかろうが、別に今この状況で大したことじゃないでしょ…どっちにせよ君を殺しに来てることに変わりないんだよ?」

「そ、それはそうですね…」

「え、そこ納得するんだ…敵の戯言なのに。」


 そんなことより、石見宗家の幹部格であることといい、それにさっき煤になって落ちてきたことといい、おそらくこの墺而はソウル使い。

「あなた、ソウル使いですよね…そのお医者様と看護師様に何かしたんですか?」

「それ、答えて何か僕にメリットあんの?」

「メリット…うーん…」

「いやいや、そこで考え込まれても困るんだけど。」

「私が知りたいだけなので、あなたにメリットはないと思います。」

「え、じゃあ教えないけど。」

「それは困ります!答えてください!」

「それはそっちの都合でしょ。」


 埒が明かない。

「ちゃんと教えてく…」

 私が文句を言い返しかけたところで、墺而は被せるように答えてきた。

「あーもーめんどいから教えるよ、そうだよ僕がやったよ…だったら何?許さないって怒るの?」

「もちろんです!」

「だるっ。」

「だるっ…って、なんですか!さっきから私を前に動かないし、やる気あるんですか?」

 純粋な疑問。

 さっきから殺す相手のはずの私に対して何もせず、ただ気怠げに突っ立ってるだけ…この人は何がしたいんだろう?


「やる気も何も…ここでやることはほぼほぼ終わってるんだよな、あとは待つだけ。」

「待つだけ…?」

「そう、やることやって、のんびり待つだけだよ…わざわざあんたに構わずとも、ね。」


 墺而はそう言うとフッと笑みを浮かべ、突然こっちに向かって駆け出す。

 捕まえなきゃ!

「『鬼術・二十番』!『蜘蛛の巣編み』!」

 すぐさま魔力で蜘蛛の巣を作り出し、墺而に向かって放つ。


「『ブレイン・ストーム』」

 墺而がそう呟くと、墺而の体が突然黒く染まっていき、ボロボロと砂のように崩れ出す。

 墺而の体は見る見るうちに形をなくし、煤となって蜘蛛の巣を通り抜けると、診察室の外へ繋がるドアの下の隙間へと吸い込まれるように入っていった。


「い、今のは…」

〈砂?煤?あれが彼の者の能力でしょうか…姫、追わねばなりませんぞ。〉

 火麟の言う通りだ。

 お医者さんたちのことが心配だけど、これ以上被害を広げないためには、あの敵を追いかけなきゃ…!


「はい火麟!石見墺而を追いましょう!」

 急いで診察室のドアを開けて外に出ると、墺而は左手10mくらい先の診察室の前に立っていた。

「いた!待ちなさいっ!」

 私の台詞に、墺而は眉を顰めて嘲笑を浮かべる。

「待ちなさいだってさ…じゃあここで待っててあげようか?できるんならおいでよ、そのヒビの入った足でさ。」

「う…それは…」

 確かにその通りだ、耳が痛い。

 いくらヒビを塞いでもらったとはいえ、まだ処置してもらったばかりの状態…強い負荷をかければ、再びヒビが入ってしまうこと請け合いだ。


 でも…走って近付けないというなら、それなりにやり方はある。

「『炎獅子演武』…『蛍火・恋しぐれ』!」

 投げキッスをし、炎の弾を4発、墺而に向かって放つ。


 シュボボッ!


「ぐわっ…!?」

 2発命中!

 墺而はその場で全身から炎を上げ、倒れ込む。

 火災報知器の音がけたたましく鳴り出し、スプリンクラーが作動する。


「目白くん、目白くん!聴こえますか、目白くん!」

 通信機のボタンを押して蜜樹さんにコールをかけつつ、スマホで目白くんに緊急通話をかける。


 ──────


 ─2031年3月26日 11:53頃─


 〔甲府藩 甲府市 甲府藩立中央病院 入口前バスロータリー〕


 外で騒ぎがあったのつい数分前のこと。

 蜜柑の診察を待っていた俺は、悲鳴を聴いて病院の外に出た。

 騒ぎの原因は、病院スタッフの突然の吐血。

 咳が止まらないので流行病を疑い、早退するためバス停に居たところ、突然吐血して倒れたという。

 すでに他の医療スタッフが駆け付けていたので、俺の出る幕は無かった。


 そして院内に踵を返した時、蜜柑から緊急通話がかかってきた。

 すぐに受話ボタンをタップし、電話に出る。

「どうした蜜柑、何があった?」

「目白くん!今どちらに居ますか?」

「バスロータリーだ、ちょっと一騒動あってな。」

「こっちは整形外科の診察室前です!石見墺而を名乗る人物が現れ交戦状態となっています!」

 石見墺而…確か石見宗家の五男だ、幹部格が何故病院内に居るんだ?


「交戦状態って…通話してて大丈夫かよ!」

「問題ありません、ひとまず相手は倒れてるみたいなので…」

 どうやったかは知らないが、とりあえず対処はできたのか…とにかく早く戻ろう。

「とりあえずそこに居ろ、俺もすぐそっちへ行く。」


 俺が病院の入口へ歩を進めようとした次の瞬間、ドーン!という轟音とともに地面が大きく揺れ、目の前の景色が歪んだ。

 まさかと思って手を差し出すと、そこには透明な壁。

 これは…筵か…!


「蜜柑…状況が変わった、筵が出たぞ…!」

 筵が出現した。

 つまり怪魔が出現したということだ。

 通話口の向こうに居る蜜柑からは、困惑した声が返ってくる。

「え、えぇ…筵ですか…!?」

「たぶん病院が取り囲まれた!すぐに開ける!」

「おねがいします!」

「『鬼術・十番』、『岩戸神楽』!」

 急いで呪文を唱えながら、印を結んだ左手を添え、右手をくるんと回す。


「…なんだと?開かねえ!」

 筵の壁はうんともすんとも言わない。

「目白くん、どうしましたか!?」

 蜜柑の問いかけに、俺は筵の上部を仰ぎながら答える。

「岩戸神楽が通用しねぇ…いつもの筵より結界強度が高い!術式がより複雑なのか…?」

 筵の内部に入れない…この状況をどうするか?


 ザァッ…!


 そう考えていたら突然、背後に凄まじく気味の悪い気配を覚えた。

 ドス黒く重くドロドロとした液体が、背中から染み込んでくるかのような…そんな感覚。


 ゆっくりと振り返ると、そこには白い狐面と袈裟姿の、白髪で長身の男らしき人影が立っていた。

 まさか…桜華の言っていた、長禅寺に居た狐面の男…!?

 浄化瘴気の気配…こいつは、怪魔なのか…?


 明らかに他の怪魔とは雰囲気が違う。

 こいつの雰囲気は…あの空亡や虹牙と同じ、独り歩きする怪魔じゃないのか…!?


 すると通信機から、御袋の声が飛んできた。

《お待たせ目白!そして対象の推定等級は特種!すぐに応援を要請するから、いったん守りと逃げに徹してちょーだい!》

 そうは言われても…手足どころか、唇すら上手く動かせない…


 周囲の人も皆同じなのか、ぴくりとも動かず静止している。

 狐面の男はさっきまで吐血していた病院スタッフの上に腰掛けると、悠々と喋り出した。

「大海を割りユダヤ人を導いたモーセ…その後継者ヨシュアは、パレスチナにあるエリコの街を占拠しようと試みた。」

「エリコの人々はこれに抗うべく、城門を固く閉ざし、鼠一匹の出入りすらも許さぬ守りの陣を敷いた。」

「まあ結局、その後エリコの壁はある儀式によって崩落してしまうのですが…その話はいいでしょう。」


 エリコの壁…こいつ、この状況で何故旧約聖書の話をしてるんだ…?

 狐面の男は続ける。

「一般的に籠城戦というものは、援軍の存在を前提とするのが基本であり、それがなければ緩やかに敗北へと向かっていきます。」

「これは結界術においても同じ…術者が四方を囲まれた状況で結界を張ったとしても、袋叩きに遭いやがて結界は破壊される。」

「どちらも一般論に過ぎませんが、攻めと守りの関係において、生殺与奪の権の天秤は常に攻め側へと傾いている。」


「もういい、何が言いたいのかさっぱりだ。」

 俺が割り込むと、狐面の男はくすくすと笑い出した。

「おやおや残念ですねぇ、聡明な新閃の倅ならば、ここから今の窮状を打破する解法を見出すかと思いましたが…とんだ買い被りだったようです。」

「俺のことを知ってるのか…お前、石見家の加担者か?」

「ああ、名乗るのを忘れていましたね…私は氿㞑…光と安寧を忌み、闇と怪異を好む者…とでも言っておきましょうか。」


 ~石見宗家 特務部隊「魔人団」 参謀 / 特種怪魔~

氿㞑(きゅうび)


 案の定石見家側の魔神か…これで3人目。

「『紫電清霜・叫べよ“霆喘”』!」

 手足は自由になった。

 既に城から飛来してきたドローン数機が避難誘導を始めてる…俺はこいつが他の人に手を出さないよう、相手をしながら応援が来るのを待つ。


 スマホを耳に当て直し、蜜柑に呼び掛ける。

「蜜柑、お前は筵の主を探せ!」

「で、でも目白くん…院内からはほとんど浄化瘴気の気配を感じません!火麟からも怪魔らしき反応は無いとのことで…」

 どういうことだ、何が起きてる?

「仮に怪魔が居なかったとしても、筵は結界…内部に必ず“核”があるはずだ!」

 今言えることはそれしかないだろう。

「はい目白くん!とりあえず探してみます!」

 今この筵をどうにかできるのは蜜柑しか居ない…頼んだぞ…


 そうしていると、氿㞑が話しかけてくる。

「おや?どうしましたか?そんな場所に突っ立って…」

「そんな場所も何も、俺は地に足付けて立ってるだけだが、何かおかしいのか?」

 すると氿㞑は徐に横へ歩き出し、バス停の標柱に足をかけ、そのまま地面と並行に立って見せた。

 真横に…立ってるのか…?

「地に足を…?貴方が足を付けているのは、私から見て“壁”ですが?」


 ギュイィンッ


「何っ…!?」

 突然視界が90度回転し、俺は病院の壁へと“落ち”始めた。

 急いで霆喘を地面に突き刺し、何とか片手でぶら下がる。

 重力操作の類か…?でも俺と氿㞑以外は“横に落ちて”いない。


 氿㞑は地面に刺さった霆喘の上に飛び乗ると、俺の片手をゆっくりと踏みつけてきた。

「おやおや…この程度でまともに戦うこともできないとは、御庭番も大したことありませんねぇ。」

「くっ…!」

 地面を思い切り蹴飛ばし、身体を大きく仰け反らせ、踵を氿㞑へ撃ち込む。

「おっと。」

 氿㞑は霆喘からふわっと飛び降り、蹴りを躱す。

「『龍翔ノ舞』」

 俺は剣を抜いて空を3回蹴り、斜め上に停められているタクシーの上に飛び移った。


 霆喘を抜刀し直し、刀身に雷を滾らせる。

「『一巻読了』…」

「『妖星(ブリッツ・)雷樹(エストレージャ)』!」

 雷撃の刺突に撥空を併せた、雷の砲弾。

 赤い雷が3発、木の根のような軌跡を描きながら、斜め下の縁石の上に立つ氿㞑目がけて飛んで行く。


 ガシャアァンッ!


 ところが氿㞑はその場から動くことなく、左手を前に出して左から右へ払う仕草を見せると、突然地面が四角柱状に突き出して雷撃を阻んだ。

 氿㞑は突き出た地面の上に、水から上がるようにヌルッと現れると、今度は両手で折り紙を作るよう仕草をし始める。


「何を…?」

「フフッ…良い反応です、手品というのは初見の驚愕を嗜むものですから。」

 すると、俺が乗っていたタクシーがバキバキと音を立て始め、内から外へ裏返しに捲れ上がり…

 氿㞑がパンと柏手を打つと、箱状に変形して俺を閉じ込めた。


《目白〜っ!?》

「なんだよこの能力…重力操作以外にもまだあるのか…!」


 真っ暗な箱の外から、氿㞑の呆れたような声が聴こえる。

「ああ、私を重力操作系のソウル使いと解釈していたのですか…んー…浅い浅い。」

「重力の指向性を変えたのも、地形を歪めたのも、地面をすり抜けたのも、車を折り畳んだのも…全て名も無き“基礎の魔術”に過ぎません。」

「それ程に貴方が取るに足らぬ存在、という訳ですねぇ…クフフ…」


 箱は狭く、手足を動かす隙間もほとんど無い。

 このままだと箱ごと転落して、筵の壁に激突する…どうする…!?


 ──────


 ─2031年3月26日 11:56頃─


 〔甲府藩 甲府市 甲府藩立中央病院 1F〕


 病院が筵で囲まれた。

 怪魔の気配は感じないけれど…目白くんが言った通り、結界には必ず“核”がある。

 院内に存在するであろう“核”を探せるのは、私しか居ない。


 とにかく一刻も早く見つけないと…

 ひとまず、まだ燃えながら倒れたままの墺而の様子を見に行く。

 気絶したのかな…さっきから動きが全く見えないけど…


〈お待ちくだされ、姫。〉

「えっ…火麟?どうしました?」

〈早く炎を消すのです。様子がおかしい。〉


 私の発した炎は、私の意思で着火・消火をコントロールできる。

 私が炎を消すと、現れたのは真っ黒になった人影。

 もしかして、全身が真っ黒焦げになるまで焼き尽くしちゃった…!?

「えっ…わ、私、そこまで燃やすつもりでは…」

〈落ち着いてください、姫。あれは人ではありません。〉

「えっ、人じゃない…?」


 試しに近付いて触れてみると、触れたところからボロボロと黒い煤となって崩れていく。

 中は空洞…これって、ダミー?


 直後、私は誰かに真後ろを取られていることに気付く。

 墺而だ。


「あのさぁ…生捕りにするにしたって、なんで最後まで見届けないかなぁ…」

「そんな…どうやって…!?」

「どうやっても何も、あんたが途中でスマホで電話し出して、それで僕からちょっと目離したじゃん。」

 院内の被害を報告しようと思って、辺りを見回した数十秒間…その間に自分の体の表面を煤で覆って、スプリンクラーの水で固めてたんだ…!


「さて、ぼちぼち王手だよ。」


 墺而はクスクス笑うだけで、他に何もしない。


「な、何がですか…うっ、こほっ、かはっ!」


 突然息が苦しくなり、思わず手を口に当て、激しく咽せる。


 そして手を離すと…掌は真っ赤な血でべっちゃりと汚れていた。


「ぐ…ぅ…こ、これは…!?」


 墺而はニタリと笑いながら、私の顔をすぐ近くで覗き込む。


「よかったねぇ…これであんたもさっきの医者たちとお友達だ…」


「いい声で啼いてくれよ?これが『ブレイン・ストーム』の真骨頂だ…!」


 〔つづく〕


 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

〈tips:ソウル〉

【soul name】ブレイン・ストーム

【soul body】石見 墺而

 パワー-E

 魔力-E

 スピード-E

 防御力-E

 射程-A

 持久力-A

 精密性-E

 成長性-E

【soul profile】

 石見家宗家の五男・石見墺而のソウル。

 自身を無数のミクロサイズの煤に変化させることができ、煤の一粒一粒は肉眼では見えない程小さいが、ガラスのように硬く鋭い。

 パワーは弱く風に乗らなければ移動できないが、射程と持久力に優れ、数百km以上離れた場所でも長時間発動し続けることが可能。

 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

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― 新着の感想 ―
氿㞑!また登場した…!能力かっこいいな…どんでん返しみたいな能力系が好きだからすごく魅力的に感じる… やっぱり天気系の技名は綺麗ですね…!甲州御庭番劇帖は主人公たちでも負けるからどちらの展開に転ぶかワ…
蜜柑ちゃんと目白くんの危機…! 実態が掴めない煤と内側から侵してくるタイプの攻撃をしてくる墺而と変幻自在で強力な魔術を扱う氿㞑が強すぎますね… しかもヒントのような言葉をちらつかせて遊んでいる…!
キュウビさまぁ〜\(//∇//)\ 基礎魔術だけでここまで出来るとか、チート級の強さですね!! そこが素敵〜\(//∇//)\ 目白くん、そんな狭い空間に密閉されちゃったら酸素がピンチじゃないですか…
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