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甲州御庭番劇帖  作者: 蕃石榴
壱ノ巻-第一章『竜驤戴天』
34/57

#34 客塵 序「姫も歩けば何とやら」

時は2031年。

第22代江戸幕府将軍の治める太陽の国、日本。

此処はその天領、甲斐国・甲府藩。


豊かな水と緑を湛えるこの地は今…


その一割を「彼岸」に蝕まれている。

 序 ~姫も歩けば何とやら~


 ─2031年3月26日 11:00頃─


 〔甲府藩 甲府市 甲府藩立中央病院 1F〕


 必要なもの。

 マイナンバーカードと、ちょっと古い診察券。

 液晶パネルの指示に従って、カードを順番に通すと、機械音声が鳴る。

「こんにちは、飯石蜜柑さま。」

 ウィーンという音とともに、機械の口から出てきたのは、番号の書かれた紙。


 微妙な距離だ。

 普通なら簡単に手が届くところだけど、今の状態だとなかなかどうして手を伸ばしにくい。


 なぜならこの私・飯石蜜柑は今…


 松葉杖を、ついているのだ。


 〜〜〜〜〜〜


 きっかけは些細なもので、今朝のこと。

 私は、十合技とシン陰流の朝練のため、家である書院を出て、清水曲輪の武徳殿へ向かっていた。


 屋形曲輪から清水曲輪へは、直接階段を下ることで移動できる。


 今朝の私はやや寝坊気味で、遅刻する程の時間じゃなかったけど…ちょっと急いでいた。

 だから、普段は二段飛ばしで降りていた階段を、今朝は三段飛ばしで降りていた。


 寝ぼけていた私は、前方に城番さんが居ることに気付かず、ぶつかる寸前に慌てて避けて、そのはずみで階段の半ば辺りから一気に飛び降りてしまった。

 ちゃんと受け身をすればよかっただけなのに…私は何を血迷ったのか、思い切り左足で着地。


 そしてバランスを崩し、左足は大きく左へグニッと曲がった。


「い゛や゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ〜〜〜っっっ!?」


 思わず涙が出る程の、凄まじい激痛。

 あまりに間抜けで痛々しい目覚めになった。


 〜〜〜〜〜〜


 まごつく私の横から手が伸び、整理券を取り上げる。


「慣れてないだろ、無理すんな。」

 私の横についていたのは目白くん。


 最初はもちろん二の丸病院を頼ろうとしたのだけど、不運は連続した。

 大沢さんは学会に行くため不在。

 整形外科の先生方も、お休みや体調不良者の多発といった理由で、軒並み不在。

 おまけに、検査機器の調子も悪いとのこと。


 一方の私は、捻った左足首が握り拳くらいに大きく腫れ上がり、青みまでかかっている。

 こういうケガは捻挫で済まず、最悪骨折している可能性がある…ということで、急遽中央病院を受診することになった。


 足首に負荷をかけないようにと松葉杖を貸してもらい、使用人や警護の方々に手伝ってもらいながら、病院まではギッシャーで移動。

 慣れない松葉杖での歩行でまた事故に遭わないようにと、目白くんも付き添いで来てくれた。


 春休みの詰め込み特訓期間、せっかく天貝先生も小笠原様も時間を取ってくれているのに、こんなケガで練習をお休みするなんて…しかも目白くんまで巻き込むなんて…

 父上もすごく心配そうだった。

 完全にお荷物状態で、情け無い限りだ。


 整形外科の待合所に着くと、横並びの椅子に背を向けて立つ。

「目白くん、私ここに座ります!」

「ああ、わかった。」

 当たり前だけど、片足が使えないと座るのだけでも一苦労。

 目白くんに背中や腰を支えてもらったり、杖を持ってもらったりしながら、なんとか腰を下ろすことができた。

「ふぅ…ありがとうございます。」

「いいんだよ、このくらい。」

「はぁ…せっかく肋が治ったのに、今度は足首をケガするなんて…」

「まあ、それは…不慮の事故ってことで理解してやる。」


 目白くんは私にとても甘い。

 ミルクセーキにお砂糖を足したくらいには甘い。

 普段からポンコツな私に呆れているような素振りをしながらも、いつも必ず助けてくれるし、ポンコツによる失敗を強く責め立ててくることもない。

「目白くんは私を甘やかしすぎですよ…付き添いで来てくれたのは嬉しいし助かるけど、目白くんの練習時間も犠牲になってるんですよ?」

「だからって放ったらかして練習に行けるわけないだろ…付き添いに来たのは俺自身の判断だ、お前が気にする事じゃねぇよ。」

「むぅ〜…」


 釈然としない…

 私が頬っぺたを膨らませると、目白くんはすぐさま突っついてくる。

 私が思わず「ぷふっ」と息を漏らすと、目白くんはくすくす笑ってきた。

「もー!目白くんったら!私は真面目に気にしてるんですよ…?」

「お前がそういう奴なことくらい知ってるよ、何年一緒に居ると思ってんだよ。」

「じゅうよねん、です…」

「…そこでただの一問一答になるのもお前らしいよ。」


 14年。

 これまで私と目白くんが一緒に過ごしてきた時間は、お互いの年齢と同じ。

 幼馴染なのは桜華くんともそうだけど、過ごしてきた時間は目白くんとの方が10年長い。

 いつも隣に居るのが当たり前で、登下校も一緒だし、放課後はお互いの部屋で一緒によく過ごすし、休みの日には一緒にお買い物や映画によく出かける。

 お互いの好みや仕草もよく覚えてるから、何を考えているのかすぐわかる。

 きょうだいのように気を許し合っているから、乗っかったり抱きついたり好き放題甘えられる。

 目白くんとは、そんな関係なのだ。


 小さい頃は、お転婆が過ぎる私が、気弱で引っ込み思案な目白くんをあちこちに引っ張り回し、散々泣き喚かれてたけど…

 気が付くと目白くんの背丈は私よりも高くなっていて、いくら引っ張り回しても小言は言いながら付き合ってくれるようになった。

 対する私はお転婆なままで、相変わらず目白くんのことを遠慮なく振り回し続けている。

 本当にどんなわがままでも聞いてくれるせいで、ついつい甘えてしまうのだ。


「そうだ…そこの自販機寄ってくるか、喉渇いてんだろ?」

 目白くんが徐に立ち上がる。

「ほぇ?どうしてわかったんですか?」

 私が首を傾げると、目白くんはため息混じりに答える。

「お前…ケガしてから相当時間経つけど、何も飲んでないだろ。」

 そういえばそうだった…目白くんは私のことをよく見てくれてる。


「何か希望は?無かったら適当に選ぶけど。」

「えぇっ、いいんですか?それくらい私が行きますよ…」

「ついさっき座るのに難儀してた奴が何言ってんだ、このくらい任せとけ。」

 釘を刺すように言いつけ、軽く頭にチョップを入れてくる目白くん。


「うぅ…じゃあ、ソーダを…」

 わたしは首をすぼめて答えた。

「了解。」

 最近はなるべく甘えすぎないように気を付けてるつもりだけど、こうやってすかさず甘やかしてきて迷いを破壊してくるので、優しすぎる目白くんも悪いとは思っている。


 目白くんを待っている間ぼーっとしていると、なんだかあちらこちらからゴホゴホと咳込む声が聴こえてくるのが気になった。

 院内だからマスクを着けてる人が多いけど、風邪でも流行ってるのかな?

 でも流行病の情報をよく連絡してくれる大沢さんからは、最近特に何もお知らせは来てないし…アレルギーかな?

 そういえば、二の丸病院で多発しているという体調不良者の中にも、ひどい咳を訴える人が多いらしい。

 やっぱり風邪でも流行ってるのかな…?


 そんなことを考えていたら…


 ピトッ


「ひゃっ!」

 突然頬っぺたに冷たいものが当たった。

「ほらよ、ご注文通りソーダはあったぞ。」

「あっ、目白くん…ありがとうございます!」

 目白くんがソーダを買って帰ってきた。


 プシュッ


「ぷはーっ!やっぱりすごくのど渇いてたみたいです…おいしい〜!あっ、目白くんもいりますか?」

「あのなぁ、毎回毎回…俺は炭酸そんな好きじゃねぇって言ってんだろ…」

 そう言いながら、私の差し出したソーダを一口飲んでくれる目白くん。


 実はこの行為、最近私が密かに行っている作戦の一つ。

 淡水魚をいきなり海水に入れると、その塩分に耐えられずに死んでしまう。

 でも、淡水魚の種類によっては、はじめに塩分の少ない水域に入り、そこから少しずつ塩分の多い水域に入っていくことで、海水に出て行くことができる。

 イメージとしてはそんな感じで、目白くんに毎日炭酸水を飲ませ、日毎に少しずつその頻度を上げていくことで…目白くんの炭酸嫌い克服を狙っているのだ。

 名付けて「しゅわしゅわ適応作戦」!

 今はまだ「仕方ないな…」と飲んでくれている程度だけど、そのうち君は炭酸が嫌いじゃなくなる…はず!


「お前…最近俺に炭酸よく飲ませてるけど、まさか慣らせば炭酸好きになるとか思ってないよな?」

「えっ。」

 バレバレだった。


 目白くんから怪訝な視線を向けられたので、正直に魂胆を説明しました…


「少しずつ増やしていけばって…俺は鮭じゃねぇんだぞ。」

「あははー…すみません…」

「そんな事コソコソしなくたって、炭酸嫌いを克服してほしいんだったら、素直にそう言ってくれりゃいいんだよ。」

「それは…好き嫌いを無理に矯正させるのは、失礼ではありませんか…」

 私がむくれると、目白くんはフッと微笑んだ。


「駅前に開いたソーダレモネードの店、行きたかったんだろ?」

「うっ…そこまで…」

 私の心がそこまで読まれていたとは…!?

「その反応、図星か…別にお前が行きたきゃ一緒に行ってやるよ、炭酸は好きじゃないだけでそんな嫌いでもねぇよ。」

「うーん、嬉しいですが…またそうやって甘やかす…」

 やっぱり目白くん、隙あらば甘やかしてくる…

 この時私は、この病院内で既に起きているある異変に、まだ気付いていなかった。


 ──────


 ─2031年3月26日 11:00頃─


 〔甲府城 清水曲輪 武徳殿〕


「えっ…契約内容、ですか?」

 練習中、小笠原様の口から飛び出てきたのは、“契約”という言葉。

 武術の練習とは斜め方向にズレた感じの単語に、僕はきょとんとした。


「そう、契約だ…貴殿等にシン陰流を教授する上で、シン陰流の門下生として契約をしてもらうことになる。」

 ゲッコー師匠からはよく言い聞かせられている。

 魔道における契約とは、時に取り返しのつかない代償を支払うことになるもの。

 たとえよく信頼できる相手だったとしても、契約を持ち掛けられたらちゃんと内容を聞くこと。

「その契約…どういった内容でしょうか?」


「ああ、説明致そう──


 ──今でこそ攻防一体の武術として汎用されるシン陰流だけれど、その基礎となる理念は「門下生の生命の庇護」。


 故にシン陰流の各技は、門下生の技量に問わず最低限の魔術効果を保証するため、総師範と門下生の間で主に三つの契約を結んでいる。


 ①月謝の支払い

 シン陰流は月謝制。

 門下生は毎月定められた月謝を、総師範に支払うことになっている。

 これは単なる商売のように見えて、立派な魔術的契約。

 金銭を支払うというデメリットを被ることで、魔術効果を保証してもらう。


 ②全国各地の「浄界(じょうかい)」との契約

 全国各地には、人々の信仰を集め、魂が集う聖地「浄界」が存在する。

 たとえば、蝦夷の五稜郭、駿河の富士山、紀伊半島の熊野三山、大阪の大仙陵古墳などがそれにあたる。

 これらの浄界には特殊な結界が設置されていて、妖魔の発生抑制とともに、結界と契約した者の魔術効果を底上げする役割を持つ。

 設置型のバフ装置といえばわかりやすいだろうか。

 各地の浄界とは様々な組織や団体が契約をしていて、シン陰流もまたその一つ。

 門下生を丸ごと引っ括めて、組織的に結界と契約し、シン陰流の魔術効果の最低保証を行うものだ。


 ③寿命のストック

 シン陰流の門下生は、入門時に寿命を一年分だけ総師範に貸し付ける。

 三つの契約の中で最も重要かつ強力な契約で、シン陰流の魔術効果はこれによって強く下支えされる。

 寿命は総師範のものとなるが、門下生が退会する際に返却される。

 荷物を取り出す際にコインが返却されるロッカーのような仕組みだ。


 以上が、シン陰流の総師範と門下生が結ぶ主な三つの契約。

 シン陰流は武道であり魔道…故に「トレードオフの原則」に基づく契約で、魔術効果を下支えし、門下生を庇護しているのだ。──


 ──というわけだ、桜華殿。」


 小笠原様は、本当は蜜柑や目白も含めて三人に説明するつもりだったとのこと。

 でも蜜柑はケガをして中央病院に行ってるし、目白もその付き添いのため不在…ということで、本契約に先立つ説明はまた今度になった。


「寿命のことはびっくりしましたが、あくまで命を懸けろとかそういうわけじゃないんですね…不思議な感覚です。」

「そう感じるのも仕方ない…過去には借りた寿命を返さずに我が物とせんとする悪しき総師範も居り、困ったこともあったが…拙者の代にかけて、門下生の希望に沿って寿命を返却できるよう契約内容を調整したのだ。」

 一連の貸し借りの契約は、きっちりと定められている。

 小笠原様の説明もとても詳しく誠実で理解に足るものだし、天貝先生も問題ないと判断している…入門を断る理由は無さそうだ。


「月謝制による底上げは誰が考えたのですか?」

「シン陰流振興及び訓練環境整備の為、拙者が考案したものだ。」

 小笠原様は珍しく得意げな表情でニヤリと笑みを浮かべる。

「何せ拙者は勘定奉行…守銭奴故。」

 小笠原様はちょいワルな笑みを浮かべたまま、右手でこっそりお金のマークを作った。

 もしかして小笠原様って、意外と強かな人…?


 ──────


 ─2031年3月26日 11:30頃─


 〔甲府藩 甲府市 甲府藩立中央病院 1F〕


「受付番号45番でお待ちの方、診察室へお入りください。」

 目白くんとお喋りしながらのんびり待っていたら、思いの外早くアナウンスが来た。


 ここからの歩行介助は看護師さんにバトンタッチ。

 診察室に入ったところから、診察はあれよあれよと進んでいき…診断結果は「左足関節亀裂骨折」。

 やっぱりヒビ入ってました。


 癒術をかけてもらい、その場でひとまず処置。

 腫れもいったん収めてもらい、痛みはだいぶマシになった。


「これでもう歩けそうです!」

 病状の改善に鼻息荒くして言うと…

「ゴホッ…いいえ姫様…ゴホッ…向こう2、3日は松葉杖で様子を見てくださいませ…ゴホッゴホッ…」

 お医者さんから釘を刺された…のはいいけど、さっきからお医者さんの様子がおかしい。

 激しく咳込んでいて、とても苦しそうだ。


 看護師さんが寄って来て、「先生、大丈夫ですか?」と声をかけるけど、お医者さんの咳はどんどんひどくなっていき…

 終いには蹲って下を向き、嗚咽するように息を詰めて咳込み始めた。

「ゴホッ…うぅ…すみませ…ゲホッ、エホッ!」

 流石に異常だ。


「だ、大丈夫ですか!?すぐに助けを…」

 私が椅子から立ち上がった次の瞬間…


 ゴバッ


 お医者さんは咳込むとともに、大量の血をドバッと吐いた。

「先生!先生っ!っ…ゴホッ、がはっ!?」

 するとお医者さんの側に居た看護師さんまでもが、喉を押さえて苦しみ出した。


 いったい何が…何が、起きてるの…?


〈姫…姫よ…聴こえますかな…?〉

 低く渋い男声が頭の中に響く。

 入口に置いてある火麟の声だ。

 私はすぐに火麟を手に取る。


「聴こえています、どうしましたか?」

〈真上の天井裏から“熱”を感じます…居るのです、“何か”が其処に…!〉


「『気炎万丈・猛れよ“火麟”』!」


 急いで火麟を起動し、真上の天井を突き刺す。


 ガラッ…と天井の一部がずれ動き、煤のようなものが降ってくる。


 空いた暗い隙間から、何か光が二つ覗いている…人の眼…?


「バレてますよ…そこにいますね!?」


 私が啖呵を切ると、暗闇の中から男の人の声が聴こえてきた。


「あーあ…やっぱり隠れんぼはは苦手だなぁ…」


「いちいちダラダラ話すのは面倒だから、手短に要件を言うね。」


「殺しに来たよ、甲府の姫君。」


 〔つづき〕


 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

〈tips:武術〉

【シン陰流(かげりゅう)

 戦国時代の兵法家・上泉信綱(かみいずみのぶつな)により、室町時代末期に開祖された体術・魔術の混成武術。

 現在の総師範は小笠原長宗。

 肉体および魔力の速度制御を特徴とし、威力を維持したまま剣速を自在に操作する「律速抜刀(りっそくばっとう)」と、自身の周囲の魔力の速度を制御して魂を標的とする術式を中和する「円慧之陣(えんけいのじん)」が代表的な技。

 技量を問わず最低限の魔術効果を保証して使用者を庇護するため、門下生は月謝・浄界との繋がり・総師範へ寿命1年預託の「三つの契約」を結ばされる。

 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

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蜜柑ちゃんと目白くんのやり取り、信頼と甘酸っぱさを感じて良かったです…2人は尊い。 契約についての話かなり詳しいしきちんと定められていて、信頼できるものだ…と思いました。小笠原様しっかりしている…守銭…
鍛錬の中で怪我を負ってしまったのかと思ったらまさかの階段から…(;´д`) 付き添ってくれる目白くん優しいし考えがお見通しなのも14年の付き合いの強さを感じます。(*´꒳`*) ほんで病院では風邪と見…
何かを支払って何かを得る魔術のルールを詳しく説明してもらう事でシンプルな剣術ではなく、魔術の要素が極めて重要な武術であると理解できますね。 そして蜜柑ちゃんと目白君に危機が…!呪い?病?何系の敵かによ…
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