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甲州御庭番劇帖  作者: 蕃石榴
壱ノ巻-第一章『竜驤戴天』
14/57

#14 強火 破「刀狩」

時は2031年。

第22代江戸幕府将軍の治める太陽の国、日本。

此処はその天領、甲斐国・甲府藩。


豊かな水と緑を湛えるこの地は今…


その一割を「彼岸」に蝕まれている。

 破 ~刀狩(かたながり)~


 ─2031年3月4日 10:30頃─


「寄越せ…刀を寄越せぇッ!」


 人影の正体は…身長3m程もある、樽のようにずんぐりとした体型の鎧武者。

 全身を覆うギラギラとした黒い鎧に、白い裹頭(かとう)、背中に鋼製のリュックのような形をした缶。

 頭の左右からは二本の長い牛の角が裹頭を突き破り真っ直ぐに生えていて、目元は暗く二つの点がぼんやりと赤く光っている。

 そして右手には背丈よりも一回り、二回りも長い薙刀を握っている。


 鎧武者は固まる僕と蜜柑のすぐ傍まで歩み寄ってくると、体を前に傾けて真上から僕たちを見下ろしてきた。

「我が名は牛鬼丸…主より千刀を集めよとの命を受けた者である。」


 ~丁種妖怪~

牛鬼丸(うしおにまる)


 蜜柑は牛鬼丸を睨み返す。

「千刀を奪えとの命…つまりあなたが我々から聖剣を奪ったというのですか?」

「いかにも。年輪を重ねた良い刀である。」

「困ります!返してください!」

「返すか馬鹿者!文字通りの丸腰となった侍を薙いで捨てよというのが、我に課された命であるぞ!」

 牛鬼丸は低くくぐもった声で怒鳴ると、両手で薙刀を握り真横に振りかぶってきた。


「蜜柑!」

 僕は即座に蜜柑を引き倒し、背を大きく反らして薙刀の下すれすれを潜る。

 背後からガシャーン!という音が聴こえる…斬撃の余波で町屋の壁が壊れたみたいだ。

 北詰の人々を攻撃に巻き込むわけにはいかない…僕と蜜柑は牛鬼丸の股をスライディングで潜り抜け、橋の方向へ駆け出す。


 蜜樹さんからの通信が入る。

 《二人ともそのまま南へ!南詰は住民避難が粗方完了してるから、とりあえずそっちへ誘導しよう!》


 そのまま僕と蜜柑は、並んで飯豊橋の上を走る。

「桜華くん、迅速な判断お見事です!反応が遅れてしまいました…」

「いえ、僕も反応はギリギリでしたよ…鈍重そうな体格の割に速かった。」

 牛鬼丸はちゃんと僕たちを追い掛けてきているようで、後ろからドスドスという音と揺れが近付いてくる…引きつけるのには成功したけれど、追ってくるスピードも思ったより速い!


 蜜柑は少し振り返って慌てた様子を見せる。

「わーっ!?お、桜華くん!敵のパワーは見た目の割に…というよりは、見た目通りのようです!」

「そうみたいですね…とにかく橋の向こうまで誘導して…あっ…!」


 橋の南半分に入ったところで、目前の視界に入ったのは…横倒しになった車椅子と、そのすぐ傍で蹲る年配の男の人。


「蜜柑、前に倒れてる人が…助けなきゃ!」

「私にも見えてます!でもこのままだと、助けている間に追い付かれてしまいますよ!」

 だからといって見捨てるわけにはいかないし、どうしよう…牛鬼丸を足止めできる方法はないかな…

 と思った矢先、僕は黒装束から拾った灰色の術巻のことを思い出し、ポケットから取り出した。


 蜜柑は突然出てきた術巻に驚いて二度見する。

「桜華くん、その術巻は…!?」

「さっき拾いました!えっと…『花咲老師(はなさかろうし)』って書いてます!」

「花咲老師…桜華くん、術巻の能力は軸先のボタンを長押しすれば発動できます!その術巻なら足止めに役立つはずです!」


「待てえぇ〜!御庭番!お前らは優先して潰すよう命が下っている!」

 怒鳴り散らしながら突っ込んでくる牛鬼丸に、僕は立ち止まって振り返り、術巻を握って親指でグッと軸先を押し込む。

「あなたにも待ってもらいます…『急急(きゅうきゅう)如律令(にょりつりょう)』!」


 唱文を唱えると、目の前の橋桁から大小様々な草木が生い茂り、高さ数mにまで伸びて折り重なっていく。

 さらに蔓や蔦が伸びていき、牛鬼丸の体に絡まって雁字搦(がんじがら)めにしていく。

「ぐぉ…なんだ…この…っ!」

 呻く牛鬼丸。

 絡まった蔓や蔦はどんどん木の幹のように茶色く硬くなっていく…牛鬼丸の動きが封じられているうちに、僕と蜜柑は倒れている男の人を背負って南詰の方向へ全速力で走った。


 ──────


 ─2031年3月4日 10:35頃─


 〔飯豊橋南詰交差点付近〕


 南詰まで逃げ延びた僕と蜜柑は、通り沿いの無人の町屋の中で、背負ってきた男の人を寝かせて介抱していた。


 捩り鉢巻きに、鯉が描かれた赤い印半纏。

 男の人の名前は“瀧松(たきまつ) 緞炉(だんろ)”さん。

 甲府城下でも最も腕利と名高く、武家屋敷や内城の建設・修繕などを担っている工務店「瀧松組」、その棟梁とのこと。

 とてもすごい人だ。


 《あら〜!緞炉の親方じゃないの!私よ〜ん!わかる〜?》

 蜜樹さんが話し掛けると、緞炉さんは目を開けて掠れた声で答える。

「あぁ…その声は新閃の奥様じゃねぇか…ご無沙汰してるねぇ…」


 そして緞炉さんは僕と蜜柑の方を向く。

「手間かけちまって悪ぃなぁ…姫様に…あ、あんたは…!?」

 僕の顔を見た緞炉さんは、眠たげな表情から一転して、目を見開いて口をぱくぱくさせ始めた。

 この反応…もしかして緞炉さんも、昨日のお婆さんと同じように、僕を知っている…?


「硯の奥様…じゃねぇや、あの方は死んだんだ…」

 緞炉さんは目を擦る。

「じゃああんた…もしかして…硯の坊ちゃんか?まさか…桜華様か?」

 やっぱりだ、緞炉さんは僕のことを知っている…!でも僕の方が緞炉さんのことを思い出せない…どうしたものかな…


 《う〜ん、緞炉の親方〜、実はねぇ〜ん…─》

 僕が記憶を失っていることは、蜜樹さんが緞炉さんに伝えてくれた。

 緞炉さんは右手で額を抱え、悔しそうな顔をする。

「くそぅっ…!そうかぁ…生きてただけで御の字だが…やるせねぇ!許せねぇよ石見の連中め!桜華様から親御さんじゃ飽き足らず記憶まで奪いやがって!」

 僕は唇を噛み締めるしかない…緞炉さんを忘れてしまったのは僕なんだ…悔しさがじわじわとこみ上げる。


 そういえば、さっきから緞炉さんは右腕や右脚しか動かせていない。

 近くに落ちていた車椅子のこともある…この人、もしかして…

「あの…緞炉さん、もしかして左の手足は動かせないんですか?」

 僕がそう問い掛けると、緞炉さんは苦笑いしながら答えてくれた。

「あぁ…こりゃ片麻痺ってヤツだよ。坊ちゃんは覚えてるかわからねぇが、十年前の甲州事変の時、でけぇ嵐があってなぁ…」


 だんだんと顔を曇らせていく緞炉さん。

 そこに蜜樹さんの通信が入ってくる。

 《十年前の甲州事変の夜、甲府盆地一帯を巻き込む未曾有の大嵐が起きたの。興因寺山(こういんじさん)東側を中心に、最大風速は100km/sにも達して…甲府市内だけでも2万軒以上の建物が全壊したわ。》

 風速100キロ…台風でも聞いたことのない風速だ…

 《…その大嵐を起こしたのは風弥くんだったの。》

「お、お父様が…起こしたものなのですか!?でもどうして…」

 お父様は甲府最強の風魔法の使い手として名を馳せていた…けれども、人の手でそこまでの嵐を起こせるなんて想像できない。


 《桜華くん。十年前の2021年、11月20日の夜…キミたち硯一家は山中の邸宅で、石見家の襲撃に遭ったのよ。》

 《たぶん風弥くんは、家族を守るために嵐を起こしたの…それも制御できる嵐を。でも、風弥くんは斃れてしまった。風弥くんの死で制御を失った嵐は、そのまま自然に任せて大きくなって、結果として甲府の街を吹き飛ばした…私たちはそう考えてるわ。》

 お父様が…僕やお母様を守るために…僕は唖然と聞くしかできない。


 そこに緞炉さんが割り込む。

「甲府の者はみんな“ありゃ風弥様の断末魔だ”って言う…新閃の奥様の話にもあるよーに、本当に断末魔だったんだろうよ。そしてその断末魔は、甲府の町屋から人間までぶっ飛ばしちまった…俺もその拍子に右頭を打っちまって、このザマさ。」

 緞炉さんはそう言って自分の左肩をポンと叩くと、さらに語気を強めて続けた。

「だがな!俺たちゃ硯の旦那様のこたぁ、一つも恨んじゃあいねぇ…むしろあの断末魔は、甲府に攻めてきた下手人共も綺麗にぶっ飛ばしたんだからなぁ!硯の旦那様は、命火を燃やし尽くして甲府を守ったんだ…俺たちの救世主であり、俺たちの誇りだよ。」

 緞炉さんは悲しそうでいながら、どこか嬉しそうに口角を上げている。

 お父様が死んだことも、緞炉さんが後遺症を負ったことも、取り返しのつかない悲劇だ…

 でも、お父様が僕にとってもいまだにそうであるように、甲府の皆んなにとってもいまだにヒーローであり続けているのだと思うと…確かにとても誇らしい気持ちが湧いてきて、胸が熱くなる。


 緞炉さんはニヤけながら語る。

「あの時俺たちゃ、硯のご夫婦共々、坊ちゃんも死んだと思ってたんだ…だからこうして会えたのは夢みてぇなことだ。旦那様はしっかり坊ちゃんを守り切ったんだな…カッコいい限りだぜ。」

 すると緞炉さんはまた落ち込んだ表情になる。

「だが…こんな日に大事な工具を奪われちまうとは、ツイてねぇぜ。」


 蜜柑が首を傾げて問う。

「工具…ですか?緞炉さんは工事には従事できませんよね…?」

 緞炉さんは頷いて答える。

「おうよ姫様…俺ぁもうこんな体だから、表立っての大工仕事はできねぇ…だから本当は玄能も(のみ)も必要ねぇんだ。だけどな、俺が持ってたのは特別なヤツでよ…結婚祝に造ってもらって、なんとそこから数十年使ってきた代物なんだ。」

 蜜柑は目をぱちくりとさせる。

「数十年…!?それはとても頑丈ですね!それを今も持ってらっしゃると…」


 緞炉さんは懐から玄能を取り出すと、誇らしげに右腕を組む。

「そーゆーことよ、硯家の邸宅だってそいつらを使って建てたんだ…それをあのデカブツの化け物め、通り掛かりに“刀を寄越せ”と俺を見下ろして脅かしてきて、気付いたらこの玄能を残して鑿の方はポッカリと無くなってたよ…」

 僕たちと同じ状況だ…近付かれた途端、次の瞬間には道具が無くなっている…


 《う〜ん…もしかすると牛鬼丸は、とりあえず刃が付いてるものを手当たり次第に奪ってるのかな〜?問題はどういう感じで奪ってるのか、だけど…》

 もう一つ気になるのは、奪われた道具の行方…でもこれは粗方見当がついてる。

「奪われた物の行方ですが、僕に心当たりがあります…たぶん、背中に背負っている金属缶です。あそこから水桜の気配を感じました。」

 《なるほど〜そこなのか〜、それはおそらく缶の中に圧縮された空間があって、そこに四次元ポケットみたいに道具を入れてる感じかな〜?結界術の応用かもね。》


 すると緞炉さんは、右手でぷらぷらと玄能を振りながら語り出す。

「まあなんだ…女房は去年死んで、そんで墓が荒らされちまってなぁ…これは思い出の品であり形見でもある…って言いてぇとこなんだが、ちょっと違ぇんだよ。」

「こいつぁ俺の“誇り”なんだ…」

「家を建て、屋敷を建て、城を直して…もう50年。瀧松組の棟梁として、俺はどんな依頼だって任せてもらってきた。夕斎様もそう、筆頭様方もそう…甲府のみんなだってそう…俺の腕と、この槌とあの鑿を頼ってきてくれたんだ。」

「もう使えなくったってよぉ…俺の“誇り”であり命そのものなんだ…だから姫様、桜華様、頼めやしねぇか…鑿を取り戻してはくれやせんか…?この通りだ…!」

 そう言って緞炉さんは少し体を起こすと、僕たちに向かって目一杯頭を下げ、声を絞り出すよう懇願してきた。


 すると蜜柑が真剣な顔つきをして立ち上がる。

「…桜華くん、蜜樹さん。私、緞炉さんの鑿を取り戻したいです。」

 《おやおや姫様、一応訊いておくけど〜…どうして?》

「人が生きるのには“誇り”が必要だと思うからです。」

 蜜柑は胸を張り、ハキハキと続ける。

「現実的なことを言ってしまえば…今回の怪魔の討伐達成のために、緞炉さんの鑿を万全な状態で保存する必要はありません。玄能や鑿なんて無くたって、緞炉さんの生命は死にはしません。

「…でも、緞炉さんの“魂”は生きていけないと思います。思い出の鑿という“誇り”を失ってしまうから。」

「私だって…姫なのですから、いくら聖剣に選ばれた身とはいえ、戦いに赴かず御殿の中で守られていてもよいのです。…でも、それでは私の“魂”は死んでしまう。私には、火麟を手に御庭番として戦っているという“誇り”があるからです。」

「私は御庭番として、人の“魂”を生かすために、人の“誇り”を守りたいんです!…だから、私は緞炉さんの“誇り”を取り戻してあげたい…!」


 一通り言い終えて「どうでしょうか…?」と眉を八の字にする蜜柑に対し、僕は微笑んでみせる。

「僕も同じことを考えていましたよ、蜜柑。怪魔を倒すこと、緞炉さんの鑿を取り戻すこと、どっちもやりましょう。僕がおばあさんのミサンガを取り戻そうとしたみたいに。それに僕たちだって…聖剣を取り戻さなきゃいけません。」

 蜜柑は僕の両手を握って目を輝かせる。

「桜華くん…!ありがとうございます!」


 聖剣と一緒に鑿を取り戻すと決まったは良いものの…問題はどうやって取り戻すか。

 《ん〜、あれがもし結界術の応用だとすれば…結界の外郭は缶そのもののはずなんだよね。つまりは缶を破壊すれば、圧縮空間も解かれて…聖剣や鑿も返ってくると思うよ〜ん♡》

「牛鬼丸が背負っている缶…僕が見たところでは、相当頑丈そうでした。牛鬼丸に抵抗されることも考えると、無理やり力づくで壊すのは得策じゃなさそうです。」

「聖剣のない私たちはソウルで戦うしかありません…ソウルだけでもできること…う〜ん…」


 ──────


 ─2031年3月4日 10:55頃─


 〔飯豊橋 橋上〕


 筵の発生から1時間が経とうとする中。


「おのれ小癪なマネを〜!卑怯だぞ御庭番共!正々堂々と戦わぬかぁっ!」


 橋上の牛鬼丸は、とうとう草木の拘束を振り解き、怒って薙刀を上にぶんぶんと振り回す。

 そのまま南詰へ向かおうとする牛鬼丸の前に、立ち塞がる二つの影。


「ようやく現れたか!いざ尋常に…と言いたいところだが、聖剣なき貴様らに打つ手は無い!諦めて我が薙刀の錆となれ!」


「蜜柑、作戦通りにいきますよ。」

「はい!準備はできています!」

 《それじゃあ、いってみよ〜!》


 二つの影は地を蹴り、星空を背に宙を舞い、牛鬼丸へ飛び掛かる。


 これより始まるは、二人の若き御庭番による、痛快無比なる逆襲劇!


 〔つづく〕


 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

〈tips:ソウル〉

【ソウルのステータス表】

 各ソウルには能力値を示すパラメータがある。


 ソウルの能力値は以下の8項目で評価される。

 パワー-ソウルの出す破壊力

 魔力-ソウルの持つ魔力量

 スピード-能力発動や攻撃の速度

 防御力-攻撃に対する耐久性

 射程-式神もしくは能力の届くリーチ

 持久力-能力発動を維持できるスタミナ

 精密性-能力操作の精度や式神の巧緻性

 成長性-成長に伴う能力進化の期待値


 評価値はA~Eの5段階。

 A-超ツヨイ

 B-ツヨイ

 C-フツー

 D-ニガテ

 E-超ニガテ


 例)硯桜華の「水龍奏術」のパラメータ

【soul name】水龍奏術(すいりゅうそうじゅつ)

【body name】(すずり) 桜華(おうか)

 パワー-A

 魔力-A

 スピード-A

 防御力-D

 射程-B

 持久力-C

 精密性-C

 成長性-A

 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

ここまで読んでくださりありがとうございます!

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今後ともよろしくお願いいたします(o_ _)o))

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こんにちは、拝見をいたしました。幕藩体制の続く日本、そして怪魔や龍の子やら聖剣やらの不思議な力もある世界観、そしてどことなく昔のような今のような時代背景とでもいえばいいのでしょうか、そのバランスが素敵…
牛鬼丸の攻撃から咄嗟に姫さまを守ってかわす桜華くんカッコいいです〜\(//∇//)\ お父さまがいのちを賭して護ろうとして起こした嵐がそんな事になるなんて。 でもちゃんと国民には伝わってて、だから…
剣だったり鑿だったり、持ち主の誇りや覚悟や思い出の象徴とも言える物を奪う相手との戦闘。テーマが伝わって来て良いですね…! 話が進むほど甲府を守る人達がどれだけ慕われてるかバシバシ伝わる…
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