二十六話 共闘
長いこと休暇してました(-_-;)
とりあえずこれからがんばります(^-^)/
アスタが前に走り出すと同時に俺は一気に屋根の上に登る。
屋根の上にいる仮面を被った敵はナイフを投げてくるが、そんなもの簡単にかわせる。
「手数が減りゃあ大したことねぇな!引き込めぇ!」
ぐっと手を握ると、三人の仮面は三人の中心に引き込まれて勢いよく頭をぶつけ合い、そのままふらふらと倒れた。
「次!」
屋根から屋根に飛びうつり、俺は屋根の上にいる仮面の敵をまた同じように風で中心に向かって吹き込ませる。
「たっぷり借りは返させてもらうぜ!」
また互いにぶつかり合わせて敵を気絶させた俺は地上に飛び降りた。
「アスタ生きてるか!」
「心配ご無用!」
仮面達の攻撃をすらすらかわしながら、拳、肘、膝、足で流れるように敵を倒す。
連と同じ格闘スタイルだが、連のような力強さが感じない。
いや感じないんじゃない、無駄な動きがないからこそアスタが力を加えてないように感じるんだ。
相手の動きや力を利用しているんだ。
連が剛ならアスタは柔といったところか。
そんなことを感じながらも、確実に減っていく敵を倒していく。
相手もアスタが加わったことで戦況が不利になったのを感じたのか、覇気が薄くなったように感じた。
先程までの休む間隙さえ与えない波状攻撃も人数が少なくなった今では成立しない。
しかも任せられた攻撃のタイミングが染み込んでいるのだろう、攻撃事態が大したことがない。
(残り二人か、少ないし決めるか……)
一旦バックステップで距離を広げた。
「旋風束縛陣!×2+空破撃!」
動きを止めて、韋駄天と空破撃で一気に決めた。
ふぅ~っと息を吐いて、からアスタの方に向くとちょうど仮面達は体に爆弾を巻いていることをアスタに見せ、突撃していった。
(ま、まさか!)
「アスタ逃げろ!そいつら自爆する気だぞ!」
ドオン!
「アスタぁぁぁ!」
仮面の男達は爆発し、辺りは爆風と爆発で砕けた地面の破片が飛んで来る
「そんな……アスタ……」
「勝手に殺すな!」
「へ?」
声がした方向を見ると、アスタは空に浮いていた、いや立っていた。
「まさか、浮遊霊に…」
「バカ言うな!俺の魔道具の力だ」
アスタはまるで階段を降りるように空から歩いて来るアスタ
ただ俺は口をあんぐりしたままだった。
「俺の魔道具、フリーランだこの靴とグローブで空気を固めることが可能になるんだ、まあ範囲は限られてがな、だからさっきの爆発は空に足場を作って回避したってことだ」
「そうなんだ……便利な魔道具だな」
「だろ」
魔道具をオフにしたのか、アスタの靴とグローブは光って通常通りに戻った。
「さてこいつらはどうするかな?」
辺りには仮面達がゴロゴロ横たわっている。
別に殺したわけじゃないからまあ何人かを吊るせば何か得られるだろう。
「んじゃあとりあえず騎士団に連れて帰るか」
アスタと俺で一人ずつ連れて行こうとした時、倒れている仮面達の体が次々に光っていったのだった。
俺とアスタは危険を感じとり、ほぼ同時に上空に上がった時に仮面達の体は次々と爆発していき、仮面達は全員爆発で原型をとどめずして消えていった。
「酷いな………」
「ああ、後味悪いぜ」
「そんなこと言いつつ目をそらさないなんて凄いな、なんだかずいぶん年老いてるように見えるぜ」
アスタの言葉に俺は気にすることなくゆっくりと路地の出口へと進みながら一言だけ呟いた。
「慣れてるだけだ……」
「慣れてるって、浅村お前……何者何だよ………」
読んでくださった方々様、ありがとうございます。
これからは投稿スピードを一気に加速します。