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十九話 衝撃の再開

「嘘だろ………」


今自分が見た光景が信じれず、俺は否定の言葉しかでなかった


そして


「凛!!」


「ちょっとまったぁ!」


「ぶほっ!!」


俺は凛に抱きつこうとしたのだが


横から入ってきたセシリアさんに阻まれる


そしてそのままガッチリと捕まれ、凛に近づくことができない


「ちょ、おい、離してくれ!!」


「待つのはあなたよ、王家の娘に何するつもり!!」


「王家の娘だ?ふざけるなあれは凛だ、白羽 凛なんだよ!!」


必死に暴れるが、セシリアの拘束は解けない


あまり腕っぷしが良くない体型なのに、俺が出れないのは、何か秘密があるのだろうか


まあ、そんなことはさておき、俺はついには風を発し、セシリアさん吹き飛ばそうとした


しかしその時


「いい加減にしろ!!」


ドカ!!


横からアスタの拳が入る


「ぐっ………何すんだよアスタ!!」


「それはこっちのセリフだ!!まずは落ち着けよ!!」


セシリアかわり、アスタが俺を押し倒し、そのままガッチリとおさえる。


これでは動けない



「くっ、ふざけるな……風よ!!」


体から風を発し、アスタを天井まで吹き飛ばす。


「痛って………浅村てめぇ!!」


バリン!!


アスタは俺に飛びかかり、俺達二人は窓ガラスを割り、そのまま外に出る


「上等じゃねぇか、こうなりゃとことんやってやるよ」

「今の俺は容赦しねぇから、逃げるなら今のうちだぜ」


スッと木刀を構える


「新顔が………なめるなぁ!!」


互いが走りだし、中央でぶつかる瞬間



「「いい加減にしろ(なさい)!!」」


「「へ!?」」


二人を止める声がしたとたん、横から風と氷の鷹が飛んでき、アスタと俺に直撃した










「「…………」」


黙ったままの二人はもちろん俺とアスタ


それも正座をした状態で、目の前に明らかに怒っている6人と顔は笑っているが、一番威圧感と恐怖のオーラを纏った女性が一人



「何でこうなったか分かってますよね」


「………はい、すいません」


「そんなにすぐ謝るんだったら、しないでくださいね、だいたい……」


そう言って後ろを向いて降りたセシリアさんは俺達二人にいい始めた。


「くっ、お前のせいだぞ浅村」


「な!?アスタが突っかかるから悪いんだろ!!」


セシリアさんに聞こえない程度のボソボソで喋っていた俺達だが


「そこぉ!!喋らないで」


「「はい!!」」


びしっと固まり、そのまま正座の状態のままセシリアさん達の説教は2時間におよんだ




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