柔らかな死を乗り越えて
「それでは、ツキト様は何も知らずに私が管理する空間まで飛ばされてしまった、ということなのですか」
俺は女神達の1柱であるカルリラ様とお茶を飲んでいた。
その際に、像の前で祈りを捧げ、目を開けたらこの場所に居たことを説明すると、カルリラ様は少し驚いているようだった。
「まぁ……。まさか偶然でこんなところに来てしまうなんて。……この場所は私に与えられた神の居城、神殿の様なものだと思ってください。本来ならば私の許可がなければ立ち入れ無い場所なのです」
神殿?
俺はちらりと辺りを見渡すが、古い家具や、パチパチと音を出して燃えている暖炉位しか無い部屋を見て、どう見ても神様が住むような場所では無いと感じてしまう。
神殿というには、少し寂しいですね。もっと華やかな場所でもいいのではないですか?
「私は人々のすぐ近くに居ると言われている女神、『輪廻のカルリラ』。彼らと同じような生活をしなければそれは嘘というものでしょう」
カルリラ様は少し自慢げに胸を張っている。
ちょっとドヤ顔気味だ。
成る程、とても立派なお考えですね。素晴らしいと思います。
このハーブティーもとても美味しいです。
俺は思ったことをそのまま口に出した。
するとカルリラ様は「うっ……」と、少し気まずそうな顔をした。
「……すいません。少し嘘をつきました。本当は仰々しい神殿が嫌なだけなのです。あんなところでは農業もできませんから、リリア様に我が儘を言って、私好みに変えてしまったのです。……さっきのは忘れてくださいね?」
そう言うと、カルリラ様は少し顔を赤くして微笑む。
気取らないかわいい方だ。
あー……、もう、もうだよ。語彙力が溶けるかわいさ。
……………。
………ふふふ、危ない危ない。
落ち着け。
落ち着くのだ。
先輩から言われたはずだ。
女神へのセクハラは重罪であると!
あの狂信者を思い出せ、あんな変態になってはいけない。
……けれども目の前のカルリラ様の可愛らしいこと可愛らしいこと。
今まで少女、と表現していたが実際に目の前に居る彼女は大人と少女の境の様な容姿をしていた。身長は並ぶと俺の肩の線にカルリラ様の目線が来る位だ。理想的!
態度や言動は落ち着いており、最初は緊張してたが、一緒の空間に居るだけで何故か自然と心が安らいぐ。清楚!
しかしだ、一番目を引いたのがその服装だった。
PVや石像では丈夫そうな上着にロングスカートを履いた様な服装だったが、今は丈の長い薄手の服に上着を羽織っているだけだ。身体のラインも今まで見てきた服装よりも分かりやすく、しかも、胸元が少し開いていて非常に危ない。
そして、目の前にあるハーブティーは心を落ち着かせる、眠る前に飲むような物だ。
つまり今のカルリラ様は寝間着姿だと思われる。
俺が何をが何を言いたいかわからない? ははは。わかってるくせに。
カルリラ様は、今、男を惑わすエロい姿をしているのだよ!
……いかん、これはいけない。
理性をフルに働かせ正気を保たなければいけない。
カルリラ様とお喋りができるなんて、奇跡でも起きなければできない事だ。俺の欲望を満たすためだけにこの時間を消費してはいけない。
わかった、このゲーム、女神様との距離が近すぎるんだ。
こういうのはもっとストーリーの佳境に持ってくるべきだと俺は思うのだが。いや、むしろPVがあれくらいしか残っていなかったのだから女神様を推してくるのは当たり前の事であって……。
つまりは女神様に興味を抱くことは何らおかしいことでは無く……、おっぱい……。
「どうしました? 何か困り事ですか?」
「のわぁ! すいません! 考え事していました!」
気が付くとカルリラ様が心配そうな顔をしてこちらの顔を覗き混んでいた。
心配している顔も素敵です。
「もしかして、私のイメージが崩れてしまったーとか、そういうことでしょうか? ……申し訳ありません。私はリリア様みたいに、キャラ? というのを作るのが苦手でして……、女神として威厳を持ちたいとは思うんですけれど……」
むしろカルリラ様が悩んでいる様だった。
いえ、そのままでお願いします。
きっと信者一同それを望んでいるはずです。むしろカルリラ様はこのままがイメージ通り過ぎて、今からキャラを変えられても困ります。
「えっ? ……えっ、と、そうなのですか? それでは私は私のままで良いのでしょうか? でもなぁ……」
カルリラ様は何処か恥ずかしそうにもじもじと体を動かしていた。この場所にはあまり人が来ないようなので、このような事を言われるのは慣れていないのだろう。
しかし、照れてる姿も良き物だ……。
良いんですよ、ありのままのカルリラ様を皆求めているのです。私もそんなカルリラ様の信者になるためにここまで来たのですから。
そう言うと、カルリラ様は驚いた様に目を丸くして、その手を俺の頬へと伸ばした。
俺はいきなりの事に動揺してしまうが、そんな事はお構い無しと、彼女は自分の顔を俺に近付ける。
そして、そのまま俺の目をじっと見つめて来た。
これは、まさか、あれですか!?
私の信徒にしてあげます、からの、デコチューってやつですか!?
カルリラ様ァ!
「……本当。貴方はまだどの女神様にも祈りを捧げてなかったのですね。信仰の縁が無くともここまで来れるなんて……。本当ならここに来る権利なんて全く無いはずなのに……」
そう口にしながらもカルリラ様はずっと俺の目を見つめてくる。
ああ、カルリラ様、近いです。
……ああ! いけません。いけません、カルリラ様! 徐々にお顔が近付いて来ていらっしゃいますよ!? このままでは、お口が! 口が!あっ、近、ああ! もうちょい! もうちょっと!
「……! きゃっ! ごめんなさいっ! ……!?」
俺の考えが伝わったのか、カルリラ様は若干悲鳴に近い声をあげて俺を突き飛ばした。
ああ、良いなぁ。
こういう男に慣れていない女の子って感じの反応大好き。
ところで、何で俺は、俺を突き飛ばすカルリラ様を、第三者の目で見ているんだろうか?
不思議に思っていると、俺の体は突き飛ばされた衝撃で、壁に向かって回転しながら飛んでいく。
それよりも、頬に手を当てたまま付き飛ばしたので、始めに首がおかしな方向に曲がっていた。
俺の体は壁にめり込むと、いつもの様に弾けてミンチになり、部屋を鮮血で染め上げた。
その後、目の前にウィンドウが現れる。
『貴方は『輪廻のカルリラ』に首を刈られてミンチになった……』
……やったぁ。
カルリラ様に殺されちゃったぜー。
痛みすら感じさせないなんて優しいなー。
「……え!? ……あっ! そんな! ツキト様、大丈夫ですか!?」
いえ、大丈夫ではありませんが、生き返してくださると、とても助かります。
このウィンドウが出ている間に復活できればペナルティ無いそうなんで……、はい、急いでいただければ、なお助かります。
「わわわ、わかりました! 今すぐ復活させていただきます!」
カルリラ様はあわてて俺の残骸に近づくと、俺の肉塊を持ち上げた。リリア様の復活は魔法ですぐに復活できたのだが、今回は違うのだろうか?
俺が考えを巡らせていると、カルリラ様は俺だった物をその腕でそっと抱き締めた。
その姿に俺は衝撃が走る。
なんと! カルリラ様はキスじゃなくて、ハグのサービスをしてくれるのか! やったぁ!
俺だった肉塊は光ながら人の形を取り戻していく。
その光景を見ていると、俺の視点は肉体の方へと戻った。
どうやら復活はできたみたいだが、本当に喜ばしいことはそんな事では無い。なんと、復活した俺の顔はカルリラ様の柔らかな乳房の上にあったのだ。
そして、その腕に抱かれている状態の俺は、他ならぬカルリラ様自身によってその胸の中へと導かれている。ああ柔らかい……。
死ねば天国に行けるという話は本当だったのか……。
……駄目だ! 下心を出してはいけない。
カルリラ様は善意で俺を生き返らせようとしてくださっているのだ。
本来ならば矮小な人間である俺の事など、神にとってはアリの命と変わり無いのだから、ここまでする必要など無い。
だから、この幸せは必要最低限にしておいたほうがいいな。何せ後が怖い……。
少しすると、手足を動かせるようになった。ここまで治れば後はもう問題は無いだろう。無駄に恥ずかしい思いをさせる必要もない。
カルリラ様、ありがとうございました。
私はもう大丈夫ですので、どうか抱擁をといてください。
俺はカルリラ様を見上げて、彼女の胸の中でそう言った。
顔を動かしたのはわざとではない。相手の顔を見て話をするには必要な動作だった。決して感触を楽しんでいたわけでは無い。
……あれ?
また第三者の視点になっているぞ?
「きゃあ!? いきなり動かないでください! くすぐったい、で、す……!?」
急に胸の中で動かれて驚かれたのだろう。
俺はカルリラ様の腕に強く抱き締められた。ひゃっほい。
俺の頭蓋はその柔らかな締め付けにより破裂し、脳漿でカルリラ様を汚してしまった。
その後、身体のほうもいつもの様に破裂してしまい、カルリラ様は俺一色に染る。
『貴方は『輪廻のカルリラ』に首を刈られてミンチになった……』
お決まりのメッセージウィンドウも表記された。
なんだろう?
もしかして、この子わざとやっているのかな? そんなに俺におっぱいを触らせたいのかな?
二回目のおっぱいタイムを経由し、俺とカルリラ様は元の席に戻っていた。
……その、すいません急に動いたりして。
「いえ……、良いのです……。こちらこそ二回も死なせてしまいましたから……」
因みに、カルリラ様の服は俺の血糊でびしょびしょだ。
故に服が体に張り付き、くっきりと身体のラインを表していた。
本当にありがとうございます。
中々に大きいそれを、先程まで堪能していたのかと思うと、謎の多幸感が押し寄せてくる。
生きててよかった、死んでたけど。
その思いを胸の中に感じながら、気にしないでほしいという旨をカルリラ様に伝えると、彼女はとても申し訳なさそうな顔をする。
「そんな……。貴方はそれで良いのかも知れませんが、それでは私の気が収まりません……。どんな事でも良いのです、何か御詫びを言っていただければ……」
今何でもするって言いました!?
俺は願っても無い申し出に驚いて、勢い良く立ち上がる。
先輩曰く、この世界におけるセクハラめいた行動は、合意の元、かつ営利目的では無い、ということなら罪に問われる事は無いらしい。
そして、たった今、合意は得られた! さらに営利目的でもない! 勝ったな!
……いやいや、待て待て。
俺の目的はカルリラ様とのスローライフだった筈だ。
なら、もういっそのこと、ここで一緒に生活してくださいと頼めばいい。
今日から女神様と一緒にスローライフができるのだ。
こんなに早く目標が叶うなんて思ってもいなかった。
「あっ! ええっと……、なんでも、とは言いましたが、……その、えっちな事は……ちょっと……」
カルリラ様はお顔を真っ赤にしていらっしゃれる。
ふふふ……。
自分が言ってしまった事の重大さに、今気づいたようだ。
くっくっく……。
大丈夫ですとも、私がそんな事を言うような人間に見えますか?
私の願いは……。
『お前はワシのようにはなるなよ』
口を開こうとした瞬間、何故かあのジジィの顔が浮かんでしまった。そう言えば、あいつは目標を叶えてしまったばかりに自分の道を見失った人間だった。
そして俺は今、当初の目的を果たそうとしている。
それは悪いことではない、何故ならば次の目標を定めれば今まで通りに戻るだけの話なのだから。
しかし、今の俺はその『次の目標』がわからない。
スローライフと言っても、ゲームなのだからイベントが起きなければつまらない。
そうなれば、心が離れてしまうのは時間の問題だ。
このままではあのジジィと同じになってしまう様な気がする。
そして、ここで願いを叶えてもらうことは先輩の好意を踏みにじる事と同じだ。
短い間とはいえ、世話になっていることには変わりはない。
それに、もし願いが叶ったとしても、それは俺の力で叶えた訳ではない、それにどんな価値があるというのだろうか?
…………。
はぁ……、もう……。
仕方ない、結局俺はこういう意気地の無い人間か。
俺は耳まで真っ赤になった顔を両手で隠し、うつむいているカルリラ様に向け声をかける。
カルリラ様、俺の願いですが……。
「ああ、あ、あの、わ、私はそういう経験をしないで神になったので、でき、できれば、優しく……」
俺を貴女の信者にしてください。
「あと、湯浴みを、先に……、て……。 今、なんと……?」
俺がここに来た理由は貴女の信者になるためです。
決して、貴女の身を汚すために訪れた訳ではありません。
俺はカルリラ様に信者と認められたのならば、おとなしくここから失礼させていただきます。
ですから、どうか、この俺を貴方の信者にしてください。
そんな意気地の無い言葉を告げる。
カルリラ様は涙目になりながら、キョロキョロと視線を泳がしていたが、どうやら落ち着いた様で、一度深呼吸をした後に、
「……わかりました。貴方の願いを聞きましょう」
俺の手を握った。
綺麗な手だった、白くて、細い、女性の手だ。
「けれども」
しかし、そこで俺は異変に気付く。
握られたその手は恐ろしい程に冷たく、まるで、━━━━死人の手の様だと感じた。
「私の話を良く聞いてください。……私は自らを人々のすぐ隣にいる神だと申し上げましたが、それは、私が農業や生活を司る神だからという訳ではありません。……私は『輪廻』を司る神、分かりやすく言うのならば、私は死を司る神なのです」
握られた手に目が行っていたので気が付かなかったが、いつの間にかカルリラ様は黒いフードとローブを身につけていた。
そして、フードの下からは、何もかもを吸い込んでしまうような真っ暗な眼孔が、じっと俺を見つめている。
「私の顔が見えましたか……? 私の信者となったならば、常に私が隣にいるでしょう……。それでも、構わないと言うのですね?」
俺はじっと見つめてくる顔を正面から見据えていた。
これが本来の姿なのだろう。
黒いローブを纏い、死臭を纏わせたこの姿こそが『輪廻のカルリラ』なのだ。万物の輪廻転生を司る神、それが死神という存在でないというのなら、何だと言うのか。
俺はぞわぞわと震える心をおちつかせながら、カルリラ様の問いに答える。
「もちろんです、顔が赤いままの死神様。今日からよろしくお願いします」
笑ってそう言ってやった。
すると、彼女は手を離すと、また顔を隠してしまう。
そう言えば先程、神の威厳云々と言っていたのを思いだした。もしかしたら彼女も少しは見栄を張りたかったのかもしれない。
しかし、しょうがないのだ。
顔がまだ赤いままだったのは事実だもの。
「貴方は……」
?
「ツキト様はずるい人です……。私がこんなにも頑張っているのに、そうやって茶化すのですもの……」
そう言ってフードを脱いだ彼女の顔は元の通りに戻っていた。
少し赤く染まった頬と、むすっとしたその顔は少女のようで可愛らしい。
「これをやれば皆驚いてくれるのに……。わかりました、そこまで言うのなら契約を始めます」
カルリラ様はもう一度俺の手を両の手で握ると、それを自分の頬へと導く。
そして、彼女はゆっくりと目を閉じて、口を開いた。
「……貴方が進む道を見失ったのならば、私は正しい道を示しましょう。常に貴方の側にいることを、この契約に誓います」
一瞬だけ、ぼんやりとした光が体を包んだ。
光が治まった後は、不思議と胸の中が暖かくなった様な気がする。
カルリラ様は目を開けると、最初に出会った時と同じように、俺に向かって優しく微笑んでくれた。
「もう、行ってしまわれるのですね?」
契約が済んだ後、部屋を少し掃除して、俺は帰ることにした。
カルリラ様は着替えており、律儀にも出口までランプを持って見送りに来てくれていた。
すいません、人を待たせておりますので。
かなり長い時間をかけてしまった。
連絡をするのを忘れてしまっていたから、先輩はきっとカンカンだろう。
さて、なんて言い訳をしたものか。
「運が良ければ、また夢の中でここに来ることができます。その時はゆっくりとお話をしましょう?」
はい、またお茶を頂けたら嬉しいです。
それでは……。
「……そうだ。パスファからのプレゼントは受け取りましたか?」
プレゼント?
パスファとは女神の一柱である『自由のパスファ』の事だろう。
けれども『プレゼント』という言葉を聞いたことは……、ある。
あのキャラメイクの時だ。
最後の最後、もう聞き飽きたあの声が「プレゼントを用意した」と言っていた。
「まぁ……、あの子ったら。ツキト様……、冒険者様達がこの世界に来るにあたり、導き手を担ったのはパスファです。あの子は皆が公平であるようにと、個々にプレゼントを用意したと申していました」
あのキャラメイクのあの声はパスファだったのか。流石、旅の女神様と言うだけの事はある。冒険者の導きもお手の物ということか。
けれども、俺はその『プレゼント』についての記述を、その時以外に見たことも聞いたこともない。
もしかしたら、攻略掲示板には何らかの情報があるのかも知れないが……。
すいません、少しわからないですね。
「そうですか……。それではヒントを差し上げましょう!」
カルリラ様はまた自慢気に胸を張る。
……ふふふ、生意気な胸だ。またの機会を待つとしよう。
「ヒントは「公平」です。皆様、全員が手に入れる手段を頂いているはずですよ?」
……ああ、なるほど。
わかりました、元の場所に戻ったのなら『プレゼント』を貰えるか試してみますね。
「ふふっ、また入らして下さいね? ……お待ちしておりますから」
俺は最後まで彼女の笑顔に見とれながら、ドアを開いた。
目眩がした後、目の前が一瞬目の前が暗くなる。
気が付くと目の前にはカルリラ様、……の石像が佇んでいた。
あの世界に行く前と同じ光景だ。
「……ツキト君?」
先輩の声が聞こえた。
その方向に振り向くと何故か不思議そうにしている。
「いきなりログアウトしてどうしたのさ? 何かあった? ログインもいきなりだったけど」
俺は教会の天井を見上げた。
石像に祈る前と同じように、穴が開いてボロボロになった天井からは光が差し込み、教会内を明るく照らしていた。
どうやら、さっきから時間はあまり変わらず、俺は少しの間ログアウトしていた様に見えていた様だ。
「さ、信者になったら、さっさと探索しして調理器具を見つけるよ? 僕らの冒険は『サアリド』についてからが本番なんだから」
先輩は教会の奥にへと入って行った。
その姿を見送り、俺はウィンドウを操作してステータスを開く。
『・信仰
輪廻のカルリラ』
その文字を確認して俺はほっとした。
先程の体験は実際にあったことなのだと、改めて実感できる。
俺は安心してウィンドウを……………ん?
『善行値 -28』
…………うっそだろおい。
セーフじゃなかった。
しっかり、がっつりセクハラ認定されてた。
こうして、俺のカルリラ様への信仰と、贖罪の日々が始まるのだった。
・信仰
女神を信仰することにより、ステータスやスキルにボーナスがもらえる。信仰を深めていけば更にスキルやアイテムを貰う事ができる。ぼくとしてはパスファが人気だよ! オススメ!
・おっぱい
爆乳も、巨乳も、美乳も、ナイチチも、ちっパイも、雄っぱいも━━━━。皆違って皆いい。いろんな趣味の人がいる。
・セクハラ
あー、これは駄目だね。カルリラには悪いけど、完全に変態やろーだよ、こいつ。面白いからわたしの信者にしてやろう。楽しみだね。