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酒を飲んだ後は大人しくしてください byペットショップメンバー一同

 さて、言い訳をさせてもらおう。

 俺の信仰先が3つに増えていた件についてだが……。


 決して他の女神達に惚れ込んだからでは無い。浮気では無いのだ。


 例えカルリラ様に刺されたとしてもその事実は変わらない。

 スゲー痛かったけど。



 この話はクラン『ペットショップ』が設立した時まで遡る……。



 その当時には、既にケルティや鍛冶士のサンゾーさんも加入しており、『魔女への鉄槌』から派生したクランとして、土台ができ上がっていた。


 設立時にはパーティーも開かれ、様々な料理やアルコールがテーブルに並び、大いに盛りがったのだが……。

 酔っ払った先輩が一言、


「にゃんかさー、僕のことなめてる奴が居るらしいからにゃあ、ちょっと実力見せてやるにゃー! ツキトくん相手になってー!」


 PvPのお誘いをしてきたのだ。

 明らかに酔っぱらっている先輩。普段ならこんなことは思っていても言わないだろう。

 俺も、この時点で酔った先輩を制止すれば良いものの、


「っしゃあー! 受けてたちますぜー! 外行きましょ! 外!」


 酔っていたので、なにも考えずに承諾した。


 俺と先輩はギャラリーを引き連れサアリド周辺の草原地帯に向かった。

 到着した後、サンゾーさん立ち会いのもと俺達は向かい合う。

 このときにでも、ギャラリーの誰かが止めれば良かったのだが、


「みーちゃん、頑張ってー! 」


「アタシ、みー先輩に5万! 勝ったお金でお酒飲むー!」


「あわわわわわ……、喧嘩はよくないわぁ……、よくないのよぉ……。でも喧嘩する程仲がいいっていうし……あ、私ツキトくんに2万でぇ」


「ドラゴムぅ!?」


 悲しいことに、その場に素面のPLは誰も居なかった。


「ヒック……、ええがぁ? 二人共ええなぁ……? いぐぞー……始めぇぇぇい!」


 合図と共に、先輩は空一面を埋め尽くすかのように魔方陣を形成。

 その後、魔方陣から無数の隕石が降り注いだ。


 上級魔法『メテオフォール』。


 敵、味方、自分自身を巻き込む超大技である。


 これにより、辺りにいた賑やかしはほぼ消滅。ドラゴムさんと、その毛皮に潜り込めた数名が助かった。


 阿鼻叫喚の地獄を作り出した先輩は、余裕な顔をして俺に向き合う。

 どうやって降り注ぐ隕石から逃れたのかは、見ることが出来なかった。


 俺はメテオにより四散したが、『カルリラの再契約』により、即座に復活。

 間髪入れず先輩に切りかかり━━━━、その首をはね飛ばした。


 最終的に勝てばいいのだ、勝負の世界は厳しい。




「にゃー! 一回死んだぁーーー!!」




 ……そう、厳しい。


 何故か先輩は、五体満足の状態で俺の目の前に現れた。


 ぞっと、背筋に冷たいものが走る。


 俺は先輩が居た場所を確認する。

 確かにそこには血溜まりがあった、しかしながら、PLが死んだ際に必ず残る残骸、それが無い。


 先輩はパスファ信者だが、『パスファの密約』が使えるほど信仰を積んで無いはずなので、時を止めて助かった訳じゃない。


 何かの魔法を使っていたのか?

 そもそも、首をはねた状態で魔法が使えるのだろうか?


 理解が追い付かず混乱してしまい、先輩の声で我に帰った事を覚えている。


「お返しだぁ! 『マジック・レーザー』!!」


 視点が変わり、俺の目の前に居る先輩から、眩い光と共に、極太の光線が発射される光景が見えた。


 このゲームの魔法は自動追尾能力を持ち、狙われたら避けることが出来ない。


 光線は俺の上半身を吹き飛ばし、遥か空の彼方まで延びていく。


 この瞬間、俺の敗北が決定した。


 その後は、聞いた話なので、何処までが事実かはわからないが、酔っ払った先輩はさらに暴走し、広範囲魔法を連発。


 数回の『メテオ・フォール』により、残っていた賑やかし全員を虐殺。バフとデバフ、各種属性魔法を駆使し、最後に残ったドラゴムさんをも葬り、草原……もとい荒野に血の海を作り上げ、サアリドの一部を消滅させ、その後寝落ち。


 リーダーとしての実力と、恐怖をメンバー全員に刻み付け、クラン『ペットショップ』はこねこの元に始動したのだった……。




 この一件により俺は考えを改めた。


 先輩の魔法は俺が思っていた以上に強烈で、その『プレゼント』もこの戦闘だけでは推測できないものだった。


 今まで一緒にプレイしていた筈なのに、ここまで差が出るものかと驚愕した。同時に自分の無力さを知ってしまった。


 のんびりとしたスローライフを目指すのなら、別にこのままでも良いのだろう。だが、何が起きるかわからないこの世界で、このままで大丈夫なのだろうか?


 当初の目標のスローライフを守るためにはどうすればいい?


 ……簡単な話だ。


 強くなればいい。


 ならば戦闘スキルを伸ばし、『プレゼント』の効果を強化するのが一番早い。


 そこで俺はカルリラ様の許可を頂き、更に『自由のパスファ』と『無双のキキョウ』の信徒になったのだ。


 再度言うが、決して浮気とかそういうものではない。


 捧げる物が3倍に増えたが、やることが多くなり、結果的には充実しているといっても良い。

 言うてもこのゲームを始めてそんなに経ってもいない。

 やれることは何でもやるべきなのだ。




 その結果が街の一区画を破壊し、街の衛兵さんに怒られるという結果になっているわけですが……。


「また『ペットショップ』の仕業ですか……。勘弁してくださいよ、本当! 最近の冒険者さん達は少し過激が過ぎます! そもそもですね……」


 若いお兄さんの衛兵の前に、俺とチップ、着替え直したケルティが正座をしていた。

 原作の『リリア』では街をいくら破壊しても罪には問われなかったそうだが、このゲームでは、犯罪とまではいかないが注意はされるらしい。


 まぁ当然っちゃ、当然か……。


 あーだこーだ言っている衛兵の話を、右から左へと流しながら、俺は瓦礫の山を見た。

 そこには修行中の魔術師組数名と、それに指示を出す先輩とドラゴムさんの姿が見えた。


「よーしっ! それじゃあこれから耐久強化訓練を行う! 瓦礫が無くなるまで掘りまくれーっ!」


 先輩が小さな前足を上げ、楽しそうに指示を出す。


 『耐久』はHPや防御を上げる重要なステータスである。

 それを鍛えるのには、スキルの『採掘』で壁なり地面なりを、掘りまくるのが一番効率がいいのだが……。

 終わりがなく、同じ作業を延々と強いられる。つまり苦行なのだ……。


「ドラゴムぅ……。助けてぇ……」


「だ~め。頑張ってぇ、ふふふ……」


 ゼスプが情けない声で助けを求めたが、ドラゴムさんは笑顔と優しい声で、それを拒否した。

 仲がいいなぁ。


「うぅ~、りんりんは歌って踊る魔術師アイドルなのにぃ……、なんでこんな目にぃ~……」


 小人のアイドル、りんりんが愚痴を垂れながら鶴橋を降っている。


「修行部屋よりまし……修行部屋よりまし……修行部屋よりまし……修行部屋より……」


 その横では、死んだような濁った目をしている狐のアークが、前足で瓦礫を掘りまくっていた。

 素手だというのに中々の速さで瓦礫の山を崩していく。


「えっさ、ほいさ、……」


「はい、申し訳ありません。こちらは通行できませんので……」


「『ペットショップ』が作業中です。ご協力をお願いします……」


 淡々と作業を進めているのは、メイド服を着た、ツインテールの少女の姿をしたPL、ヒビキだ。

 何故か同じような姿のキャラクターが数名、邪魔な瓦礫を運んだり道の交通整理をしているが気にしてはいけない。


「魔術師に必要な修行なのでござろうか……、絶対いらないと思うのでござるが……、いるのかぁ……」


 SAN値が減る見た目の、エロゲで見かけるような触手の塊、タビノスケが鶴橋を絡めとりながら天を仰いでいる。尚、ビジュアル的に危ないところにはモザイクがかかっている。Rー18設定にすると、これがとれるらしい。


 皆、先程チャットを返してくれた魔術師組だ。目が死んでるのも居るが、元気そうで何より。

 俺も一度通った道だ、頑張ってくれ。



 日が傾き、瓦礫の撤去も終わった頃、説教は終わり、俺たちは解放された。

 道の脇では魔術師組が疲れはてて倒れているが、ドラゴムさんが面倒を見ているので、気にせずに先輩に今までの出来事を説明する。


 サブクエストを受けたこと、チップの活躍を含め、何処まで『プレゼント』を使ったのか、《ウルグガルド》を何の情報も得ずに仕留めたことまで、全て。


 事実のみを簡潔に伝えると、先輩は難しい顔をした。


「ん~、チップの能力は、恐らくばれて居ないと思うけれど、ケルティの能力は使って欲しく無かったね。本気のあれは目立つから……これから先狙われなきゃいいけど……」


「はははー、ごめんねみーちゃん。流石にこのままじゃ勝てないと思って……」


 先輩。

 そこはケルティの言うとおりです。

 《ウルグガルド》は俺達と比べ遥かに高いレベルでした。

 『プレゼント』をフルに使わなければ勝てない相手だったと思います。


「うん、それはその通りだと思う。ごめんよ、別に責めてる訳じゃないんだ。格好いい映像になってイメージアップにもなったと思うし、むしろ良かったかもね。ありがとう」


 確かに。これでクランの人気も上がればいいが……。


「ま、サブクエストの情報を取り逃したのは痛いよなぁ……。せめて一人ぐらい残しておけばよかった」


 チップが眉間に皺を寄せ、なにかおかしいことを言っている。


 まったく、お前は本当に駄犬だな。

 その件はここに先輩が来た時点で、ほぼ解決しただろう?


 ……簡単に言えば、死んだやつに聞けば良い。


「あん? どういうことだよ? 死人に口無しって言うだろうに。どうやって死んだ奴から情報を……あ」


 そう言うことだ。

 生き返してしまえばいいのさ。


 という訳で、先輩!

 美食ギルドの誰にでも良いので蘇生呪文を……!


「あ、ごめん。さっきの修行で使いきっちゃた」


 ……あれま。


 このゲームにおける魔法は、ストックを溜め込み使用するものとなっている。


 例えば、先輩が多用する魔法『ショックアロー』の魔法書があるとする。

 これを時間をかけて読むことで、『ショックアロー』の魔法を覚えることができるのだが、この際、おおよそ5回分のストックを貰える。……あ、俺の場合ね?


 けれども、例え魔法を覚えたとしても、ストックが切れてしまうと使うことができなくなしまう。

 再度使うには魔法書を読むか、ランダムに魔法を覚える事のできるスクロールを読むしかない。


 そんなわけで、先輩は蘇生呪文『パーフェクト・リターン』の呪文のストックが無くなってしまったので、俺の計画は破綻した。


 ……さっき、ということは、魔術師組は死んでも修行させられたのか。哀れな……。


「確か『パーフェクト・リターン』って結構レアな魔法だよね? どうしよう……、あれの魔法書って店売りしないし……」


 ケルティはほどけた髪を結びながらそう言った。

 流石前作プレイヤー、その辺の情報は抜かり無いな。


 ああー……、どうします?

 このままサブクエストを放置するのも寝覚めが悪いですし、できれば解決したいんですけど……。


「んんー。仕方ないからゼスプを頼ろうか。ドラゴム~! ゼスプ連れてきて~」


「え」


 え。


 先輩の言葉にチップが目を見開いて驚いている。


 いや、俺も驚いたけどさ。

 呼ぶならヒビキのほうが良いと思っていた。

 アイツの『プレゼント』の人海戦術でなら情報収集も容易いだろう。


「はーい、お待たせ。持ってきたわよ」


 ドラゴムさんがゼスプを背中に乗せてやって来た。

 ゼスプは息も絶え絶えといった様子……いや違う。コイツ、ドラゴムさんに抱きついてモフってやがる。


 このダメダメな様子を見る限り、俺にはこんなセクハラもふ魔族が、役に立つとは思えない。

 あと、俺もモフりたい。


「ありがとう、ドラゴム! ……さて、皆、ここから先、ゼスプのプレゼントを使うけど、これから先は他言無用ね、おーけー?」


 あ、はい。

 俺の返事の後にこの場にいる全員が続く。


「よしっ……。じゃあゼスプ、蘇生魔法ちょーだい?」


「もふもふ……もふ……え……? ……サー、イエッサー! 『魔女への鉄槌』起動!」


 ゼスプは慌てて、いつも持っている魔法書を取り出した。

 すると、勝手にページが開いていく。


 ピタリと、白紙のページで止まると、そこに大量の文章が現れた。

 その現れた文章に先輩が目を通すと、ぼんやりと先輩のの体にぼんやりとした光が灯る。


 この現象には覚えがある。

 どうやら、何かの魔法を修得したらしい。

 そして、この出来事からゼスプの『プレゼント』の能力が予想できた。


 ……まさか、どんな魔法書にでも変わる魔法書……ですか?


「そんな感じ。何でもって訳じゃないけど、ほぼ全部できるね。他のPLの能力とは比べ物にならない便利さだよ」


 なん、だと……!?

 ゼスプの癖に役にたっている……?

 見直したぞ、セクハラもふ魔族。


「すっご……、魔術師の理想のアイテムだ。……勿論、それだけじゃないんだよねぇ? みーちゃん?」


 ケルティがニマニマとしながら先輩に問い掛ける。

 確かに、今まで見てきた『プレゼント』は二つ以上のユニークな能力を持っているのが多い。

 もう一つヤバい能力があっても不思議では無いが……。


「もう一つはねー……、速攻で口止めしたレベルのヤバさです。これが他クランにバレたら速攻狙われます。なのでぇ……これ以上は言えません!」


 えー。


「そんなー」


 俺とケルティは口を尖らせた。

 秘密というのは気になるものだ。

 勿体ぶられると知りたくなってしまう。

 仕方がないので、後でゼスプ君を懐柔して聞き出してしまおう。


「はいっ! この話はおしまい。今回の目的は美食ギルドの誰かを生き返らせる事でしょ? ぱっぱとやっちゃうよ!」


 そう言うと先輩は魔方陣を展開する。

 すると先輩の前にウィンドウが現れた。そこには大量の名前が書かれてある。

 一番上には《ウルグガルド》の名前があった。

 これが生き返らせる事のできる、NPCの一覧なのだろう。


「ん~、誰を生き返らせようかな~……」


 先輩は迷っているようだ。


 確かに。

 ギルド長であろう《ウルグガルド》生き返らせれば、全ての情報を手に入れる事ができるだろうが、また抵抗されたらたまったものではない。


 ここはナンバー2位を見定めて……。


「ま、《ウルグガルド》でいいよね?」


「「え」」


 え。


 展開していた魔方陣が更に膨張し弾けた。

 すると目の前に巨大なシェルエットが作られて行き……。

 《ウルグガルド》が目の前に現れた。


「っく!」


 ケルティはとっさにローブを翼に変換した。……ああ、グッバイ、マイローブ。


 俺とドラゴムさんも構える。

 チップも『プレゼント』を起動状態にして、銃を構えたが、何かに気付き、声を上げた。


「待てっ! ……? なんか、こいつ、思いっきり弱体化してるんだけど……、取り巻きより少し強い位になってる……」


 なんだって?

 現れた《ウルグガルド》を良く見ると、身長は5メートル程になっており、先程の威圧感は消えていた。


 ……ほう?


「こ、ここは……? !!! ひ、ひぃいぃいいい!? またお前らでおじゃるか!? しかも増えてるでおじゃる! こーさん! こーさんでおじゃるう! こーさっ……、にょおおおおおおおおおおお!?」


 俺とケルティの行動は速かった。


 《ウルグガルド》が俺達を確認した瞬間、ケルティは俺より速く動くと、その両足を切断した。


 変換した部位が翼だけでも俺より速いとは驚いたが、俺は狙いを足から両の手首に変え、大鎌を振るう。

 誰かが制止を呼び掛けたような気もしたが、声をかけられたときには動作は終了していた。


 《ウルグガルド》は自由を奪われ、不様に地に伏し、どすんと地面を震わせる。

 見る間に呼吸が荒くなり、もう余裕が無いのがわかった。


 おうチップ、こいつ後どのぐらいで死ぬ? もう少し痛め付けたいが、殺すわけにもいかないからな。


「後200ってところだ。お前らの攻撃で一気に3000位削れてるぞ。……手加減位しろよな」


 そう言いながら、チップは不機嫌そうに銃をしまった。

 どうやら一撃入れたかったようだ。すまんな。


「さて、《ウルグガルド》くん」


「ひっっひぃ……!」


 先輩が巨人の目の前に降り立ち、無邪気な笑顔を見せ、


「根掘り葉掘り、聞かせてもらおうか? 報酬は君の命にしよう。答えは、イエスしか受け付けないけど……いいね?」


 悪魔のような取引を持ちかけた。


・酒

 飲むと酔っぱらう。質が悪いものを飲むと嘔吐してしまい、飢餓の状態になる。この状態で更に吐くとHPをごっそり持ってかれるので注意。……何回か経験済み。


・魔法

 必中の攻撃ではあるが、威力が無い。使えば使うほど魔法のレベルは上がるが、近接攻撃に比べると、威力が伸びにくい。しかし、避ける事ができないというのは大きな利点である。


・蘇生

 死んでしまったPLやNPCを復活させる事ができる。NPCは放っておいても、3日程でカルリラにより蘇生してもらえる。とある場合を除き……。


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