表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【雨は雪のように。】

作者:社畜:born人
『じーちゃん、どうかしたの?』

『雪人…歌…歌ってくれんか…?』

『え…?』


俺は正直、大して歌はうまくなかったし、何より、音楽という概念に一切興味がなかった。

そんなある日、じーちゃんが病に侵されて寝込んでるのを見守ってる時に俺は鼻歌を歌っていた。

それが良かったのか、その鼻歌に歌詞を付けて歌うことを懇願してきた。

その日を境に、じーちゃんは俺を見つけると歌を歌わせてきた。

そんな日常が次第に慣れ始め、俺がじーちゃんに歌を歌うことが俺の楽しみであり、俺の生きがいとなっていった。
そんな時…突然に悲劇は起きた。

じーちゃんの病が急変して、この世から…家族から…俺からじーちゃんを奪っていった。

生きる希望を失った俺に友人である《湊 蓮磨》は、「おっちゃんだけじゃなくて、皆のために歌えばいい。」

そう言って、歌い手になることを勧めてきた。

だが、俺が歌っていたのはじいちゃんだけのためだから…俺はそれを拒んだ。

何度も何度も頼まれて…渋々だが歌わずに済む作曲を担当として2人でユニットを作った。

これはそんな俺達、そんな俺の物語にしたような日常の話だ。
-寒空の下から-
2016/09/11 22:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ