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神鳥使いと呼ばれた男  作者: TUN
第七章 悠久の想い ~忘れられた者への鎮魂歌~
446/531

444話 振り絞る勇気①(別視点)

更新めっちゃ遅くなってすみませぬ。

 

 ◇◇◇




 正午――。

 午後の始まりを告げる鐘の音が、数回に渡ってセルベルティアの街に響き渡る。風に乗った鳥達が鐘の周囲を飛び、群れを成して街中に広がっていく。


「(話し声……。誰かな?)」


 商業区域の一角にある宿屋の二階にて、陽の指す窓辺から聞こえてくる微かな話し声がセシリィの作業の手を止めさせた。

 手元には精製した薬の包みがいくつか残っており、片付けもあと少しで終わる最中の出来事であった。


「(兵隊さん? 何か探してるみたいだけど……)」


 作業の邪魔にならぬように一本に束ねた髪の毛を揺らしながら、ひょっこりと窓から外をセシリィが覗くと宿屋の裏手に流れている水路の向こう側で二人の兵士が話し合っているようだった。

 声はただ普通に生活しているだけなら些細な日常の音の一つとして聞き流していたくらいに微かなもの。しかし、殆ど物音も立てずに自室で薬の調合や小道具の調整を行っていたセシリィの集中力は、その小さな音を逃さなかった。

 これは普通の音と違うというのも一因としてある。


 セシリィは不用意に自分の視線に気が付かれてしまわないよう、すぐに外から見えないように咄嗟に身を隠す。

 これは自分の立場を理解し、極力人の目に触れないようにするための心掛けである。人の目に触れられなければ存在を認知されないということになるため、余計な脅威から身を護るためには必要なことであった。


 そしてそっと窓際から覗きこみ、聞き耳を立てつつ、聞こえない部分は心を視てセシリィは会話の内容を傍受し始める。

 フリードに対してはもう一切心を視ないと決めているセシリィだが、それ以外の人物へはそのような考えをまだ持てずにいる。


『そっちはどうだった?』

『いや東門の方は無駄足だったよ。今日は行商人しか門をくぐってないってさ』

『マジか~。こっちもそんなもんだ。猟兵達が出入りした程度だってよ』

『毎度毎度どうやって人目を忍んでるんだろうな。『白面』殿あんなに目立つのに……。てことは街の外には出てないっぽいか』


 二人の会話が脳に直接伝わり、瞬時にセシリィの頭部に声が響き渡っていく。


「(『白面』……? 面……もしかして、アイズさんのこと?)」


 面というワードにとある人物の連想をどうしてもしてしまうセシリィ。

 アイズのあの強烈な見た目の印象は非常に大きく、アイズという人物の存在感を一言で表すというならそれに尽きるだろう。


『まあいいさ。さっさと反対側の奴等の方も確認してみないとな』

『だな。まあ行ってたとしても外に出すようなことはしないと思うけどね』

『ハハ、確かに』


 二人の兵士はそこまで話すと、二人並んで水路沿いに歩き去っていく。


「(なんで探してるんだろ? もしかして何かバレちゃったとか?)」


 その姿が見えなくなるまで背中を追ったセシリィであったが、それ以上の情報は得ることもできず、自分の中にモヤモヤを抱える結果となった。


 セシリィもフリードとアイズ達がこれから行おうとしている作戦の内容は理解している。その当事者たる者達についての話題の可能性があるならば、作戦に支障をきたしかねない懸念は不安でしかない。

 思わぬタイミングで心乱されてしまい、セシリィは窓の脇の壁に背を預けつつ放心していた。


「――うえぇえええん」

「……? 誰か泣いてる……?」


 そんな時だった。

 今度は何だと、セシリィは耳に意識を集中する。


 今度聞こえてきたのは、恐らく小さな男の子の泣き声だった。微かな声だったが突発的なことに心臓が跳ねたセシリィは咄嗟に再び窓から外を眺めながら声のする方を探ってみるも、その姿を中々見つけることができなかった。

 声は断続的にだが続いている。どうやら建物に隠れた死角にいるらしく、ここからそう遠くない場所にいるのだけは間違いないらしい。


「っ……!」


 大方辺りをつけた辺りにセシリィは目を向けると、迷わずに動こうとする自分を一度自制して踏み留まった。


『セシリィ、ちょっと出てくるから留守番よろしくぅ~』

『うん』

『昼には戻るよ。それまでゆっくりやりたいことやってくれ~』

『はーい』

 

 フリードとの今朝のやり取りを思い出すセシリィ。

 一人での行動は危険。それはフリードとお互いに共通して認識していることである。


 またフリードに心配を掛けてしまわないかという不安。それに先程見た兵士もその不安を煽る一因となっていた。

 ここでもしも繰り出して自分が事態をもっとややこしくしてしまうと考えると、セシリィはそれだけは絶対に避けなければいけないとしか思えなかった。


 それにもう正午を知らせる鐘は鳴っている。

 もう少しでフリードは戻って来るのだ。そのためここは帰りを一旦待つべきかとセシリィの中で判断が迷う。


「(……少しだけ……。少しの間なら大丈夫、だよね……?)」


 だが悲痛な声は今まさに助けを求めている。

 心は視えずとも声の訴える悲しみと辛さの感情はセシリィの身に刺さり、放置するという考えは度し難いものがあったのも事実。感情を直に知れる天使にとって、誰かの痛みは自分の痛みのようなものであった。声の大小など関係ない。


 セシリィは部屋を出ると、人と鉢合わせしないことを祈りながら慎重に廊下を進む。

 声が聞こえるならいいが、何も声を発しない相手は視界に映らないと心が読めないのだ。無言の人なら十分に鉢合わせする可能性があった。


「(っ……)」


 ゴクリと、その可憐な見た目に反してセシリィが鈍く喉を鳴らした。

 ただ当たり前のように廊下が軋むだけの音が、今は非常に大きく目立つようで仕方がない。自分の存在感を限りなく消しているつもりが、その存在を大きく主張しているようでならない錯覚に陥りそうになる。

 今まで普通に過ごしていた空間でさえ、フリードがいなければ即座に恐ろしい場所に早変わりしたも同然のように感じていた。


 既に冷や汗をかきつつ二階から一階へと下りたセシリィ。一応昨日一昨日とお世話になっている宿屋の店主が入口のカウンターに鎮座していたが、既に顔なじみのため軽く会釈するとすんなりと入口のドアノブまでこぎつくことができた。


 問題はここからだ。


「(誰もいませんように……)」


 一人で部屋に待機するのは初めての事ではないが、たった一人で外に出歩くのは初めてのことだった。

 その軽いはずの扉を開ける際の重さたるや想像以上であり、フリードのいない外の世界はまるでそこかしこから誰かに監視されているような気を覚えそうに感じる程だった。

 白昼の日照りが自分を照射しているようで恨めしい。まさに天使である自分を見つけてくれと言わんばかりの照り付けだった。


 何もかもが重い――その重圧に一瞬尻込みしたセシリィだったが、鉛を引きずるように声のした方に向かって足早に歩みを進める。

 なるべく早く、人目に触れないようにと。


「(――いた)」

「うぅ……」


 幾つか建物の陰を通り過ぎた後、泣き声の大きさが急に鮮明になると、セシリィは恐る恐る建物の陰から様子を伺った。

 すると、予想通り路地裏で地べたにうつ伏せになりながら泣き顔を作る小さな男の子を見つけたのだった。


「どうかしたの?」


 周囲を見渡し安全が確保されているのを確認すると、飛び出すように即座にセシリィは男の子の元へと駆け寄った。

 男の子がうつ伏せのため全容が見えず、泣いている原因の大元が確認ができなかったものの、大方原因は分かっていたのでまず確認から入ったようだ。屈んで姿勢を落とし、なるべく顔を近づけて男の子へと問いかける。


「あ、足……」

「転んじゃったのか。痛かったよね……」

「(コクコク)」

「ケガしてるところ見せて? 前を向いて座れるかな?」


 痛みで上手く説明ができないのを察し、代わりにセシリィが答えると痛みを堪えながら男の子は頷く。

 男の子の身体を支えながら体勢をゆっくりと変えてもらうと、体育座りをして楽になった男の子の膝からはそれなりの量の血が膝に塗れつつ脛へと流れていく。これには少々セシリィも面食らってしまった。


「(結構酷いな……)」


 多少抉ったような傷口は恐らく、転んで地面と接触した際に運悪く小石等が重なってしまったのだろう。本来なら浅くて済むはずの傷が余計に大きくなってしまったのではとセシリィは推測した。

 別段周囲に大きく突起した物体はないし、地面が隆起している部分もない。それに加え男の子が転んでいるのは裏路地の道の真ん中ということもある。それ以外の原因は特定できる要素がなかった。


「痛いよぅ……!」

「動かないで。これくらいの傷だったら治るはずだから……ね?」


 消毒も兼ねて水で傷口を洗いたいところなのがセシリィの本音だ。しかし、生憎と近くに綺麗な水場はない。

 宿屋に一度戻って水をもらうという選択肢もあったが、セシリィも男の子を抱えられるほど大きくはないし、なにより目立つ行為は気にしてしまうところ。それは出来る限り避けたかった。


「うっ……!」

「(さっき作った傷薬……使わないよりはマシかな。持ってきておいて良かった)」


 そのため、念のために部屋から持ち出していた先程作ったばかりの傷薬の入った包みをセシリィは服から取り出し、その丁寧に縛られた紐を解いた。

 傷薬は塗る用のものであったが、まだできたばかりのため乾燥はしておらず瑞々しい光沢を放っている。包みから解放されて姿を見せた緑色をした色合いはまさに良薬を連想させ、だが多少鼻に触る独特の匂いは逆に忌避感を思わせる。

 薬ならではのこの相反した印象は男の子も感じ取ったのだろう。傷薬を見るや否や、ジッと凝視し始めてしまう。


「これ塗り薬なの。少し染みるかもしれないけど、我慢できる?」

「……う、うん。頑張る……」

「ん、流石男の子だね」


 多少言い回しは変えているが、かつて自分も怪我をした時によく父や母にそう言われたのをセシリィは今思い返していた。

 なんで普段の会話と違ってゆっくり、それも優しく論すようにあのような言い方をしたのか……。今ならそれがよく分かるようだった。


 尤も、故郷にいた頃はこんな傷薬は使わずとも治してもらえていたりはするのだが。


「いつっ……!?」

「頑張って。すぐ終わるから」


 傷薬を十分に小指で掬ったセシリィが男の子の傷に薬を付け、延ばすように広げる。すると男の子はその刺激に目を瞑り、小刻みに身体を震わせた。

 痛くない治療など早々ないものであるため仕方のないことだが、この時ばかりはセシリィはフリードが使う回復魔法や父と母のような術を羨ましく思うしかなかった。

 あれは痛みを感じることなく傷を癒せる、すごいものなのだと純粋に思えたからである。


「――はい、終わり。……まだ痛む?」

「う、うん……」


 自分の未熟さに力不足を感じながら、薬を伸ばし終えたところでセシリィが聞いた。しかしどうやらまだ痛みがかなりあるのか男の子の表情は優れていないようであった。

 傷薬には多少の鎮痛効果も入っているし、なにより即効性だ。血の流れは止まり傷口も薬で埋まっている以上、それでいて痛みが然程変わらないのであれば何かがおかしいと思えたのだ。


「(もしかしたら内側も傷ついているのかな? 骨にヒビとか入ってたら厄介だな)」


 そんな憶測がセシリィの脳裏をよぎり、少し焦りが出る。

 治療はこれですんなりと終わると思っていたのだ。


 命に全く別状はなさそうとはいえ、もしも内側に怪我を抱えているとしたらこの痛みはそれなりに辛いものである。

 あの内側から燃えるように熱く響いてくる、じんわりと容赦なく叩きつけられる痛みの辛さをセシリィはこの前身をもって知っているのだ。その状態にもしこの子が陥っていると思うと、少しでも緩和できるよう何かしなければという考えがまず働いてしまう。

 この子のためになるように……それだけがセシリィの頭の中を埋め尽くしていた。


「ちょっと、ジッとしててね」

「ふぇ?」


 セシリィは男の子から見えぬように、顔を地面へと向けて小さくだが言葉を紡いだ。いきなりの行動に男の子はついていけない。

 傷を癒すには遠く及ばない、それでいて自分にできることといったらセシリィにはこれくらいしか手段が思いつかなかった。

 ほんの一瞬だけ、辺りに光の輝きが僅かに瞬いた。


「あ、あれ? 痛く……ない……。お姉ちゃん何したの?」


 言葉を紡いだ後は、既に効果が目に見えて顕れ始めていたようだ。男の子の容体は快活へと転換し、目尻に涙は溜まっていたがその表情は驚きに包まれていた。

 痛みで立ち上がれなかったはずがすっくと立ちあがり、自分の怪我をした膝小僧を見つめて放心している。


「ん、痛みを失くすおまじない。効いたみたいで良かった」

「おまじない?」

「うん。……ま、何かしたわけじゃないんだけどね。君がちゃんと痛みを堪えて頑張ったお蔭だよ」

「う~ん……よく分かんない」


 まだおまじないと言っても意味がちゃんと通じるか分からない子どもだ。セシリィの言葉に頭を抱えて困惑する様子に、怪しまれる心配は要らなさそうだとセシリィは思うのだった。


「でもちゃんと家に帰ったらお医者さんに怪我は診てもらうんだよ? じゃないとまた痛くなっちゃうからね」

「分かった! ありがとうお姉ちゃん!」


 人差し指を立てながら男の子の頭をひと撫でするセシリィ。こちらもまだ幼いながらそれは母性に溢れ、立場的には姉のような立ち位置に等しく映る。

 素性も知らない相手であったが優しくされ、最後の振る舞いで一層警戒心の解けた男の子はセシリィに満面の笑みを浮かべてお礼を言うのだった。


 今セシリィが男の子に施したのは、一定時間の間痛みを軽減する法術である。

 怪我そのものが治ったのではなく、あくまでも感じないだけ。効果が切れれば直に痛みは再発してしまうためその場しのぎの応急処置にすぎない。

 ただこの場を取りあえず乗り切るだけであれば十分であり、これ以上の治療はセシリィにはできない領域だ。心残りはあるが後は親御さんに任せれば問題ないと、そう決断してのことだった。


 これが大人相手であれば確実に怪しまれていたことだろう。まだ小さな子どもだからこそ有耶無耶にできたようなものである。

 痛みが突然消え去ったのが不思議な力と思われる可能性も低い。セシリィは一応計算してこれが一番の最適解であると判断したのである。


「一人でお家帰れる?」

「うん!」

「そっか。真っすぐ帰るんだよ? 今度は転ばないように気を付けてね」

「はーい! どうもありがとねー!」

「……ふぅ」


 元気になった男の子が勢いよく走り出すのを若干心配になりながら、ひらひらと手を振って見送るセシリィだったが、その姿が曲がり角で見えなくなったのを機に取り繕っていた自分自身に疲れがどっと押し寄せるのを堪えきれなかった。

 危ない綱渡りをしたことは自覚しているのだ。とにかく上手く対処できてよかったと心から思うしかなく、大した時間が経ったわけでもないのに少しだけ休憩したい程に困憊したようだった。

 これでもし一人で帰れないと言われたら困り果てていたところだった。


「……あの子も、私のこと知ったら酷いことしてくるのかな……」


 建物を背に体重を掛けるセシリィは、ボソッとそう呟いた。

 今あの男の子が自分に敵意を抱かなかったのは、自分の本当の姿を知らないからだ。知れば襲われた時の人達同様の感情を抱くようになるのだと思うと、自分のこの行動は自殺行為だっただけではと自問自答したくなる。


 何が正しくて、何が間違っているのか。セシリィは自分の中にある誰かを助けたいと思う気持ちも、それが本当に正しいのかがここにきて分からなくなりそうになってしまう。


 何をしても良い結果だけを求めることなんてできない。必ず見過ごせない何かが邪魔をしてしまう。

 その疑問は考えれば考える程になんだかやるせず、悲しい気分にしかなれなかった。


「(でも、助けられて良かったのは本当。お兄ちゃんも……私の事助けてくれた時、こんな感じだったのかなぁ?)」


 立場は違うが、フリードも自分を助けて拒絶されるかもしれない立場だったと言える。実際は何も知らなかったわけだが、フリードの性格なら誰が相手でもまず助けていたであろうことは容易に分かる。少なくともこれまでのフリードを見てきてセシリィはそう確信している。

 まずは自分の中にある衝動を大切にしている点は同じだ。セシリィはそう考えると少しだけ心が晴れるような気持ちになる。

 実際自分は誰かを助けることができたことがなにより嬉しかったし、今の自分の行いが相手に打算を求めて行ったことじゃないのが重要なのだと、そう思うのだった。


 ただそれ以上に、フリードと一緒の考えかもしれないというのがセシリィの中では大きかったりもする。


「(とにかく! あんまりゆっくりしてると危ない。急いで戻ろう――)」


 セシリィは少しだけ楽になった気持ちで、重いように感じている身体を正す。

 フリードに今の出来事は敢えて言わない方がいいのかもしれないと考えていたりもしたが、やはり正直に言っておくべきだと覚悟しながら。




「――お嬢さん、ちょっと聞いてもいいだろうか?」




 ――意思は定まった直後だった。

 そこへ、急に声を掛けられたりなんてしなければ自分の問題行動はまだマシになるはずだったのだ。


「っ……は、はい。なんです、か……?」


 恐る恐る振り返り、動かそうとした足が竦む。弛緩ではなく硬直して動けない状態は違う意味でセシリィの平常心を奪い去る。

 背後に立っていたのは、自分よりも大きな影だ。その影に普通以上の威圧を感じるには十分だった。


 一人のセシリィの前に、初めて接触してくる大人が現れた。


※6/28追記

次回更新は明後日です。

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