281話 二体の番人
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どうやらギルドはかなり広大な敷地と巨大さを誇る建造物であったらしく、工業地帯からはかなり離れた位置に存在していたらしい。近づいても近づいている気がせず、まるで学院の時のものと似ていると言えた。恐らく、敷地内はバスで移動したいようなレベルなのだろう。
今は街路樹に囲まれつつも、それなりに道の整備された石林道をひた歩いている。
やや地形の起伏が激しいのは地殻変動が活発であることによる影響か……まだ整備されて間もないような箇所に不自然に走るヒビを見るに、いつか大きな被害が起こりそうな気がしなくもない。
……が、昔からずっと存在できているのだからそれは杞憂かもしれないが。
「誰かいる……?」
暫く道を進むと、道の両脇に1人ずつ……2人の人影が視界に映り込み始めた。
歩く速度はそのままに注視しながら距離を縮めていくと、どうやらそれは人型の人形であったらしい。――いや、機械兵とでも言うべきか。この世界の場合だと、魔道具兵という言い方が最適解かもしれないが。
人間が甲冑を身に纏ったようなゴツゴツしたデザインは中々に威圧的な貫禄を持っている。生半可な攻撃は全て跳ね返されそうなもので、門番達は傷一つ見受けられないフルアーマーに身を包み、艶やかな光沢を放っている。
どちらも同じ見た目だが手に抱えている武器がそれぞれ違うようで、左方にはアレク君が使っていた斧とは少し違うが、身の丈程はあるハルバードを持った人形が。もう一方の方は盾と片手用の剣を携えた状態で仁王立ちしている。
どちらの武器も武器としての変わった部分は見受けられず、一般的な型をしているようだ。
確実に全容が掴める距離にまでなると、脇から道の中央へと移動し、俺らの前に仁王立ちをして立ちはだかり始めてしまう。どうやら魔道具の類であるのは間違いなさそうである。
察するに門番みたいなものだろうか?
「コレヨリ先、強キ者、認メラレシ者ガ集ウ場所ナリ」
「我ラ番人、汝ラニ要求スル。証ヲ見せよ……若シクハ力ヲ示セ」
機械的な声で、俺らに要求をする門番達。番人だと言ってたが似たようなものなので門番でいいや。
予想通り、門番的な存在であったらしい。音声のある魔道具をみたことは初めてであったので若干の驚きこそあったものの、この地であれば不可能でもないと気が付いてすぐに納得した。
「力を示せだぁ? 面倒くせぇ」
ジークが気だるげに愚痴を零すが、全くその通りと言う他ない。正直力なんぞ見せるだけ無駄なことは、この場の誰もが思うことである。
でも、こんな仕掛けがあるとは聞いてなかったんだけどな……。
「ヒナギさん、これって一体……?」
「いえ、私も存じ上げません。以前訪れた時は設置されていませんでした。ここ数年の間に設置された新設備のようですね」
前情報としてあれこれ聞いていたために、今こんな展開になっていることには疑問を持ったわけだが、既に古い情報であったのでは仕方のないことだろう。
新しいものをセキュリティに取り入れているのはむしろ良いことと言える。
……まぁ面倒くせぇとも思ってますけどね。
「どうしましょうか?」
「どうするもなにも、さっさと力見せればいいんじゃないですか?」
ヒナギさんが全員に判断を仰ぐと、ポポは門番達の言ったことをそのままやってしまえばいいと言う。……というかそれ以外にどうしろと?
ふむ、それならば私が先導切ってやりましょうかねぇ。
「それじゃトップバッターのカミシロさんがここは行かせてもらいますか」
「でしたら、私もお手伝い致します」
「え?」
一人門番達の前に躍り出たと思ったところで、ここでヒナギさんが助太刀してくれる申し出が入る。別に助太刀がいるとは思えない状況であったため、何事かと目を丸くしていると……。
「ギルドとて意味もなく門番を置くとは思えません。Sランクの見極めも兼ねている可能性もありますし……きっと何かしらの意味と事情があるのではないかと思います。それに、この程度も突破できなければこの先戦い抜くなんてできるはずもありません」
とのことらしい。
「真面目だねぇヒナギちゃん」
シュトルムが苦笑いで本音を吐露しているが……うむ、全くだ。
だがそれがいい。これぞヒナギさんの真骨頂ですな。
「……そうですね。じゃあヒナギさんは左のお願いします。俺は右のを……うん?」
確かに、こんな意味もなく門番達がいるはずもない。ヒナギさんの言い分はごもっともだと納得し、肩をグルグル回してほぐしながら俺とヒナギさんが一番前に出ると、門番達はここは通さんと意思を固く示してくる。しかし、少しだけヒナギさんが俺よりも前に脚を踏み出した時、門番はササッと何故か道を開いてしまった。
俺はこれに、少々違和感を感じた。
んん~? なんだこれ。
「…………」
俺がヒナギさんの前に立つ……門番達は立ち塞がる。ヒナギさんよりも下がる……門番達は道を空ける。これを何度か繰り返し、門番達の行動がシステムの異常ではない事実だと認識する。
どうやら、俺がヒナギさんよりも前に出ると門番達は道を閉ざすらしい。なんじゃそら。
俺の行動に対する門番達の変化に皆も気が付いたようで、少しずつ確認のための行動に移ったようだ。
女性陣だけが、男性陣よりも先に門番達へと近づき……そして門番達に見送られる形で防衛ラインを易々と突破した。
「「?」」
「美人ハ通ス」
「「「 ハァッ!?」」」
まずはヒナギさんが通過し、続いてアンリさんが俺よりも前に出て歩いていく。二人ともすんなり通過できたことに拍子抜けしており、やはりシステムの不具合かと首をかしげたのも束の間……別段そういうわけでもなかったのは間違いないらしい。男三人は門番達の言い分に当然文句の一つでもをあげたくなっても仕方ないだろう。
そしてセシルさんも通ろうとすると、そこで門番は再び門を塞いできたが――。
「美……少女モ通ス」
「「「ハァアアアアッ!?」」」
またまた男性陣の不満が口から零れる。
セシルさんは美人と言うよりかは美少女に分類すると判断したらしく、何事もなかったのように顔パスである。
「む……美人が良かったな……」
男共の不服な顔を軽く流し、セシルさんが眉を細めて評価に対しての不満を露にする。
いや、貴女は見た目的には美少女の方がしっくりきますけどね。だってパーティで一番背が低いじゃないですか。顔も童顔だし。
流石にイーリス以外ではまだ頭から下までをローブに身を包んだままのセシルさんだが、それでも見た目に少しの変化が今は出ている。
天使の羽を隠すためにローブはそのままだが、備え付けてあるフードで顔を隠すようなことはなくなった。サラサラで綺麗な金髪の髪をたなびかせ、シミ一つないご尊顔を解放している。
セシルさんの周囲には、淡いポワポワした光の玉が俺には見える。
うん、これはまごうことなき美少女ですわ。
ヒナギさんはキラキラ星が輝いているように見え、アンリさんに至っては神々しい光が眩しくて見えましぇん。……いや、見えないわけじゃないけど。
ポポとナナは覚醒状態が言わずもがな眩しい姿である。そしてシュトルムも【精霊師】の力で精霊を身に纏うことで様々な色を灯すことができ、ジークは【刃器一体】でオーラを纏うことができる。
何、このパーティ眩しすぎ……全員発光できる力をお持ちとか、まるで深海生物みたいですねぇ。
――あれ? 俺だけ何もなくね? 仲間はずれはしょぼん……。
「私達もいいの、かな……?」
「愛デルベキ対象ハ通ス。可愛イハ正義」
「「「……」」」
セシルさんの肩に乗っていたポポとナナもセットという形で通過したが、その答えはまぁ今の状況が物語っているようなものだった。
はいはい、さいですか。可愛けりゃなんでもいいのね、アホらし。
「其方達ハ力ヲ示せ。サスレバ道ハ開カレン」
つまり、男性は通す価値なし。通りたかったら言われたことやれと……そういうことかい。
残された俺らは門番達に冷めた目を向けながら身体を動かす準備を各自取り、ふざけた判断基準を設定されている門番達に目にもの見せてやろうと考えた。
シュトルムは一応は常時腰にぶら下げている、普段はあまり使わない剣の柄に手を掛け、ジークに関しては両手に青白いオーラを纏い【刃器一体】を展開する始末。門番達に対するウザさをふんだんに込めているようだ。門番達の設計者の顔が見てみたいものである。
ん? 私ですか? 勿論エスペランサーさん使いますけど……それが何か?
「オ手並ミ拝見トイコウカ……」
門番は関節がどうやら人間の動きにかなり近い動作まで可能なようだ。さっきまでは甲冑として動き、立ち尽くしている姿であったが、今はふんぞり返って上から目線でデカい態度をしている。
ただ、上から目線に見えるのは俺の目線が低いことで見下されているような感覚も影響しているんだろうが。
「ウゼェなコイツ」
「門番の役目も果たせてないくせにな」
「ぶっ壊そうぜ?」
「「言われずとも」」
ハハハ……壊そ。
俺達の意見は決まった。
俺とヒナギさんがSランクという地位に就いていることもあり、パーティの代表として相対しようとしたわけだが……その考えは既に崩壊した。
門番達を使い物にならなくしたら騒ぎにはなりそうである。しかし、どのみち面倒事をここで起こそうが元々招集日に起こすつもりなのでこんなのは誤差の範囲だ。むしろ、これがいい方向へと転じる可能性も否定しきれない。
……ま、つまりはやってもやらなくてもどっちでもいいということだ。今回の場合は我々の苛立ちを優先させていただこう。
ハルバードを肩に担ぎ、盾と片手剣を携えた門番達が臨戦態勢に入った。構えらしい構えをこちらは取っていないが、だから何だという話である。
「ユクゾ――!」
掛け声と共に片手剣を持った門番は俺へと標的を定めたらしい。片手剣装備らしく軽快なステップとフットワークを活かし、とても魔道具とは思えない人間らしい動きを見せて俺に急接近してくる。
「ガラ空キダ――ッ!?」
「……」
門番が俺をどういう風に見ていたのかはさておき。
人体の急所、心臓の部分に寸分の狂いなく突き付けられた剣を俺は白羽取りで受け止めるのではなく、剣の側面を掌分の差をつけて両手で挟み込むようにし、へし折った。
所謂テコの原理を利用した形だ。この程度の速さなど見切ることは容易い。エスペランサーを使うまでもなく、動体視力の確認には丁度いい練習台みたいなレベルだったようだ。
そのまま武器を失った体に盾の上から蹴りを叩き込み、脇に広がる茂みへと吹き飛ばす。
その拍子に盾が割れたらしく、門番が地面を転がる間に破片が周囲へと飛散して散らばった。
うん、超控えめに考えてもこうなると思ってました。
「兄者!?」
二体の内一体を一瞬で使い物にならなくしてしまったわけだが、普通の人なら判断するまでに多少は時間が掛かったことだろう。だが、流石は魔道具と言えようか。思考回路、認識の早さはやはり人とは別物で、呆ける素振りもなく物事を判断したようだ。
たださ……いやいや、そいつ兄貴なのかよ!? そういう設定盛り込んでる所に俺はビックリしてるわ。
無機物であるのに人のような心を持っている造りはエスペランサ―に少し似ている。
「我ノコトハ、気ニスルナ弟ヨ……!」
まさか、無機物にも兄弟愛はあったというのか……。
地面に無残に転がる門番の体が所々で魔力が可視化しているのは、まるで機械が損傷によって放電しているのと酷使していた。
俺がやった手前変なものだが、実に痛々しい姿である。
その姿を晒しながらも自分のことは気にするなという言い方が非常に人間っぽい気がした俺は、その姿に少し感情を揺さぶられたものの――。
「ソウサセテモラウ」
結局は揺さぶられただけでしたぁ。弟であるハルバード君が非情な返答をしたので一気に白けました。
どうやらただの兄die愛だったみたいです。なんでしょうこの茶番劇。
「我ハ兄者ノ様ニハイカヌゾ……!」
「あ? お前なんぞ片手で十分だコラ」
まだ動き出すことすらしていなかった弟さんの方は、無言になった兄を放置してジークへと標的を定めたらしい。何故距離的に最も近い俺に標的を定めなかったのかは不明であるが、まぁこの戦いの終着点が変わることは無いのでどうでもいいことだ。心配するだけ無駄だし、俺は傍観することにしよう。
「ソノ余裕ガドコマデ続クカ見物ダナ」
「言ってろポンコツ、さっさと片付けてやるよ」
どちらも無駄に強キャラ感を醸し出すような発言をしているが、一般論から言わせてもらうと正直死亡フラグにしか聞こえてこない。
ただ、ジークの場合死亡フラグ発言というものは、文字通り相手にとっての死亡フラグを強制的に立たせるだけであるんでしょうけどね。これ程死亡フラグが成り立たなさそうな奴も珍しいと思う。
……なんにせよ、弟さんはご愁傷様です。
「『ブースター』起動! コレハ見切レナカロウ!」
ノシノシと鈍重な動きでジークとの距離を少しずつ詰めていた弟さんだが、俺の横を通り過ぎた辺りでそれまでの動きとは見紛う動きを見せた。
弟さんの背中辺りが開き、排出口が出現。そこから膨大な熱気を伴った爆発が引き起こされ、その推進力を利用して突撃の力を強めた予測できぬ緩急を実現させた。
遅いイメージを受け付けた状態を始めに見せることで、相手の予測を裏切る戦法は卑劣だが有効と言える。重量のある武器の欠点でもある機動力の低下。機動力を損なうという欠点を不意打ちに運用するやり方は、小細工の素人である俺からすれば称賛したいところである。
「あ? 鈍すぎるわ」
「ヌッ!? 素手デ!?」
でもそんな小細工がジークに通じるわけなかろうに。
コイツの異常なまでの反射神経を舐めたらアカン。多分弟さんじゃゼロ距離でも攻撃は与えられませんぜ? 最早反射神経とかじゃなくて第六感って気もするくらいだもの。
ジークは迫りくるハルバードの重い一撃を、オーラを纏っている手の甲でぺしっと弾くようにあしらう。流石に素手で矛先に触れるのは危なかったのであろう。手で弾いた音とは思えない、金属がぶつかり合うような音が響いた。
傍から見ていると異様な光景で、ハルバードがまるで紙でできていたのではないかとさえ思えてしまうが、金属音が決してそうではないことを語っている。
弟さんの、決まれば綺麗に水平に残像が残るはずだったハルバードの軌道は逸らされ、その反動で弟さんの体も仰け反る様に態勢が崩れる。
ちなみに、対するジークは何の反動もなく片手をズボンに突っ込んだままであるが、その足元の地面に若干ヒビが走っている辺り、軽そうに見えて相当な力をその身で受け止めていたことは予想される。
「俺も忘れて貰っちゃ困るんだが?」
「ッ!」
弟さんが武器を辛うじて手放さなかったことが悪い方向に働いてしまったようだ。
仰け反ってできた隙を突くように、すかさずシュトルムがジークと弟さんの間に割って入り、構えていた剣を一閃……がら空きとなった弟さんの胴体に強い斬撃を与える。
先程まで新品のように綺麗だった弟さんの胴体には、抉られたような斬り跡がパックリと出来上がっていた。
ハイ、新品が中古品になった瞬間です。
別にシュトルムが出る幕もなかったはずだが、ずっと無視されていたことが癪に触ったのかもしれない。無視されるのは中々に精神的ダメージが大きいしね。
「……こんなところか? いや、もうちょい上手くいけた、か……?」
シュトルムは今の自分の動きを自己評価するように一度動きを止め、独り言を小さく呟く。そして弟さんが地面に投げうった時の音でそちらに意識を向けると、少し難しい顔をしながら弟さんを見つめているようだが……シュトルムの握っている剣に迸る緑の光。これは『属性付与』の風だろうか?
白い筋が刀身に渦巻いている見た目がなんとも子供心をくすぐってくる。
風属性には電気系統の魔法もあることから、それで魔道具をショートさせたみたいな思考を一瞬思い浮かべた俺だが、そもそも魔道具は魔力で稼働するものであるから別に電気に弱いというわけではない。しかし、風属性は貫通性能や切断性能を引き上げる効果があるため、斬撃の威力を底上げした形だろうか? いやはや、『属性付与』の正しい使い方の講座を受けた気分だ。
シュトルムは知識量が豊富だし、今後は見ただけで相手の苦手とする属性を即座に判断して利用していけると思われる。シュトルムも精霊の力で俺同様に今は全属性を扱えるし、相手大して有利な条件でほぼ必ず戦えるというのは大きなアドバンテージがあるのは非常に大きい。
よく万能は器用貧乏になりがちとか言われてるけど……いやいや、普通に強ぇわ。
だって相手の弱点を突く攻撃がほぼ確実にできるんだよ? セコイって言われるレベルで脅威だわ。
これでCランク? シュトルムはもうランク詐欺ですね。それを言ったらセシルさんとアンリさんもだろうけど。
それにしても……この前見た時よりもずっと強いな、シュトルム。まだまだブランクはあるんだろうが、大分感覚を取り戻してきているのは間違いなさそうだ。
今しがたシュトルムがジークと弟さんの間に割って入ったあの身のこなしは、完全に身体能力だけによる動きだった。これまではあり得なかったシュトルムの俊敏かつ大胆な動きは、呪いから解放され、そしてステータスが急上昇したことで取り戻した本来の姿でもある。
とても今まで後衛に身を置いていた者とは思えない前衛要素全開の姿は、シュトルムからは想像もつかなかったものだが……正直実際に見てみると似合っていなくもない。
昔はすごいやんちゃしてましたという話があったのもしっくりくる。
「力を示すのはこんなもんでいいんじゃね? もうアイツら動けなさそうだしな」
「そうだな。……オイ、これで満足か?」
さてさて、じゃあ取りあえずここは通させてもらいますねー。
「強キ……者達……」
「弟マデヲモ退ケルトハ、恐レ……イル……」
「おう! これで文句ないだろ?」
門番達は最早音声を出力することで精一杯なのか、ギシギシとぎこちない動作しか出来ないようだ。そんな彼らに、俺らは最初こちらがやられたことの仕返しとして、見下すように腕を組んで並ぶ。
提示された条件は満たした。俺らの鬱憤も晴らした。どちらもwin‐winな結果は疑いようもない。
どうだ! 俺達の中に弱い奴はいないって分かっただろう?
ディフェンス二人で3トップを止められるわけなかろう。さっさと道を開けんかい。
これで問題はない……俺達はそう確信していたんだ。
ウゥウウウウウウウウ――!
だが突如鳴り響くサイレンに、その期待は裏切られる。
全大陸共通の緊急事態を知らせるこの音は学院でも聞いたことがある…………あ(察し)。
「強スギル者ハ通セナイ! コレヨリ『迎撃モード』ヲ発令スル!」
「「「ふざけんなあああぁっ!」」」
ちくしょう、塵になるまで粉々にしときゃよかった……!
次回更新は1週間は先です。
※6/4追記 本日投稿します。




