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神鳥使いと呼ばれた男  作者: TUN
断章 それぞれの決意
264/531

262話 雑用係じゃありません

 ◆◆◆




『安心の園』で荷物を降ろし、一息をついた後……。


「あ、ツカサさん達じゃないですか!? お久しぶりです……!」

「どうも、マッチさん」

「お久しぶりです」


 やけに閑散としたギルド内に、いつもの喧騒は無い。俺達の会話は、貸し切ったパーティ会場に声を澄み渡らせる勢いで木霊している。


 俺はヒナギさんと共に、ギルドへと訪れていた。現在我がパーティは3つに分かれて別行動中であり、各々でやるべきことをこなしている状況である。

 ジークは言わずもがなミーシャさんのスイーツを堪能している真っ最中。それ以外の面子はアンリさんとナナが早速魔法の特訓に励むと言い出したことで、一緒についていくとのことだそうだ。今は草原に出て模擬戦を繰り広げている事であろう。

 アンリさん達は前日に魔法の特訓をしていた影響で、本日はジークによる手ほどきがある予定だったそうだが、ジークは今行動不能中の身であるのでどうしようもない。仕方なく2日続けて魔法の特訓をすることになってしまったが、シュトルムやセシルさんも相当な手練れであるので、アンリさんが困ることは今の段階では特にないはずだと思われる。もしかしたらどちらも並行してやっている可能性もあるが……それは流石にキツイか。


 一応シュトルムも自身の力の把握がまだまだ必要と言っていたことも一緒についていく理由だそうで、メインはやはりナナによる魔法の特訓じゃないかな。現場を見ないと何とも言えないけど。




 さて、それはともかく。


「聞きましたよ、イーリスで信じられない規模で災害があったと」

「あぁ、やっぱり聞いてますか……」

「情報は確かに広がっているみたいですね」


 グランドルギルドの受付にて、筋肉筆頭のマッチさんから俺達がイーリスより帰還したこと、そしてそこで起こったことについて大変心配したような反応を見せている。

 俺とヒナギさんは自分達は平気だということを伝える意図も含め、慌てることなく落ち着いた反応を返すだけだが。


「お、思ったよりも問題なさそうですね……。取りあえず安心しました」


 俺とヒナギさんがいつも通りの態度なので、そこから安堵を覚えたのだろう。マッチさんはホッと一息つくと、少々頼りなさげに見えた姿を改めて背筋をしゃんと伸ばす。


 まぁ俺達も実際はそんなことないんですけどね。特に俺とヒナギさんは割と本気で死に掛けてますから。


「……コホンッ! えー、長旅からのお帰りのところ申し訳ないのですが、お二人にギルドマスターから伝達がございます。現在ギルドマスターが不在であるため、私が代理人としてお二人にお伝えさせていただきたいのですが……よろしいでしょうか?」

「ギルドマスターからの……」

「……なんでしょう?」

「まずはこちらの書面を見てもらえますか?」


 ヒナギさんが、真剣な眼差しで息を呑む。俺も同じだ。それまでとは一転し、マッチさんが仕事モードへと切り替わったからだ。

 また、ギルドマスターからの伝達、書面。この2つが意味することの重要性の正体……それが分かっていたということもある。


「お二人にギルド上層部より、Sランク招集命令が下されています。そちらの書面は全ギルドに伝達された詳細を記した正式な書面です。必ず全ての記載に目を通しておくようにしてください」

「「……」」


 無言でマッチさんが差し出す書面に手を伸ばし、受け取る俺とヒナギさん。

 別にマッチさんの対応に対して不満があるわけではない。ただ、内心で少し複雑な心境となっているために、失礼ながらそんな態度に自然となってしまっているだけである。


 書面に目を通しつつ、ヒナギさんからの声に俺は対応していく。


「カミシロ様の仰った通りみたいですね」

「そうみたいですね。……ったく、今頃かよ……」


 来たか……来るの遅ぇんだよなぁ。


 思わず、俺は悪態をついて若干の苛立ちを覚えた。それにマッチさんがビクリと反応してしまったのは、素直に申し訳ないと思ったが。

 俺が苛立った理由は、ラグナの件から既にSランク招集をするべきという判断をギルドマスターへと伝え、元Aランク冒険者である学院長、そして現グランドルのギルドマスター両名の署員をした嘆願書を送りつけていた事実があったからである。


 俺が招集を早く来いと思ってからどれくらい経った? ……遅すぎる。確かに以前まではギルド上層部には、俺個人の実績がないから話を通しにくいという線を考えたことはあったが、災厄の詳細が殆ど不明な異常性から判断した上でのこの遅さである。

 とうにラグナの調査は終えたと、イーリスに赴く前に俺はギルドマスターから直接聞いているのだ。そして、その結果は大半が原因不明であるということも。

 何故すぐに動かない? ギルドにも事情があるのかもしれないが、ぶっちゃけ知ったことではない。


 くどくなるが遅すぎる、俺が感じるのはそれだけだ。

 結局の所、セルベルティアが動いてくれてようやく重い腰を上げたってところだろうな……。異世界人であると世界に知れ渡って、ようやく件のことを見過ごせないと判断した可能性もある。

 もしくは……ギルドの上層部に『ノヴァ』の関係者がいたりとかか? それも可能性としては0ではない。もしそうならば情報をその場でもみ消し、世界中の危機意識を逸らさせるようなこともできそうだな。


 『ノヴァ』に対して先手を取れない焦りもあり、悩みに悩んでしまいたいところではある。しかし、だからと言って俺がギルドに来た目的がそれによって変わることは……結局のところ無いのだが。今の悩みがもし正しかったとしても、俺の考えていることは変わらないのだから。


 一通り書面に目を通し、俺はマッチさんに向かって口を開く。


「――マッチさん、俺からもギルドマスターに伝言したいことあるんで、伝えて貰ってもいいですか?」

「え?」

「Sランクの立場、いや……異世界人としての立場からも、あの人に伝えておくことがあるんで」

「っ!? それって……」

「これまでハッキリさせてきませんでしたが、噂通りってことです」

「……や、やはり……噂は本当だったんですね……」


 マッチさんがハッと目を見開いて俺をマジマジと見る。この人にしては随分と珍しい反応だ。初めて会った時とも違う。

 俺が異世界人疑惑を掛けられた時、この人も当時ギルドにいた。その時確かにジークが俺を異世界人だと言っていたことも聞いているはずである。あの日から、俺は多くの人物から好奇の眼差しを向けられることになったのだから。

 でも、この人は違った。ランバルトさんがここへ来た時も、それ以降俺がちょっとしたいつもの依頼で伺っても、この人はなんら変わらない態度で俺と接していた。

 それはつまり、この人の優しさだろう。仕事柄曖昧なことを簡単には言えないのかもしれないが、例えそうであっても、裏の取れない信憑性のない情報を信じないのは、この人が慎重な人である証拠だ。興味本位で迂闊に口を割らせたりせず、ハッキリと明確になっている事実だけを伝えてくれる。


 だから本当に申し訳なくは思っているんだ、内緒にしていたことに。

 この人もまた、俺の信用したいと思える人の1人だろう、最早……。


「……えぇ、ではお聞きします。ご用件をどうぞ」

「はい。実はですね、招集「ん? っ……お主!? 帰っていたのか!」……あ、ギルドマスター……いたんですか……?」

「あ、あぁ……少々野暮用で出ていたのだが……」


 俺への認識を改めてすぐさま仕事モードになったそんなマッチさんに、いざ改めて伝えようとしたところで、まさかの本人の登場によりその必要性はなくなってしまう。ギルドの入り口に突っ立ってこちらを見る、ナイスガイを見てしまっては。

 お互いに半分固まった状態のまま、短いやり取りを交わす。


 ちょっとちょっと、ギルマスって外出してただけなんかい。折角キリッとマッチさんに覚悟を決めたお願いをしようとしたつもりだったのに……すごい恥ずいんですけど。

 せ、せめてあと5分遅かったらこんなことには……こっちの問題には遅くて全然OKなのよ? もっと遅い出勤で構いませんぜ。


 どうせまたギルドマスターは休日で不在だろうと思っていたのだが、本日は出勤日であったらしい。とんだ赤っ恥を体験した気分である。


「イーリスでの騒動、大変だったそうだな? セルベルティアより此度の出来事全てが世界に伝達させられ緊張が走ったものだが……」

「それはまぁ、なんとか収拾つきましたよ……本当になんとかですけど」

「行方不明であったクリスティーナ姫も無事とお聞きしたが、聞くところによるとお主が関与していたそうだな?」

「え、そうだったんですか?」

「はい。実はそうなんですよ」


 マッチさんが大層驚いている。


 うん? 情報伝わってないのか……? ギルドマスターは知ってるのに。

 まぁ……いいか別に。すぐに聞きゃいいし。


「なんだかそこらがどんな具合に広まってるのか聞きたいですし――ちょいと時間いいですか?」

「……分かった」


 ここで話すのもどうも憚れる。俺は天井を指さし、何を言いたいかをギルドマスターへと伝える。

 ギルドマスター部屋へと場所を移し、早速本題へ入りたい。




 ◆◆◆




「――お主、本気で言ってるのか?」

「本気ですよ。そうしないとやってられない状況なんで……。止めたいならどうぞ、止められても止まるつもりなんてないですけどね」

「むぅ……」


 少々長引いてしまった話の末に、ギルドマスターは難しい顔で考え込んだ。俺とヒナギさんは言いたいことは言えた満足感を抑えつつ、この意思は曲げないことを主張する姿勢を崩さない。


 ギルドマスターには迷惑をかけることになってしまうが、今言ったことが俺の望みだ。不必要なものを切り落としたいだけのことである。


「アルガント様、同じ立場で経験をした私であるからこそ……カミシロ様の仰ることは間違っていないと言い切れます。少々極端で、その……難しい部分もあるかとは思います。ですが、ギルドマスターである貴方なら前者は勿論、今後の私達のことを聞いたのなら、後者に至ってもご理解できないことはないと思うのですが……」

「それは……な。私にも分かっているとも。だが、それでも後者は見過ごせんがな。しかし……ハァ、帰ってきて早々にこんなことを聞くとは思わなかったぞ。取りあえず、まさかそちらの方まで史上最速になりそうだとはな……」

「それ程でも」

「今のは皮肉だ馬鹿者。だったらせめて顔だけでも申し訳なさそうにしてくれ」

「……あい」


 そう睨まないでくださいな。俺とアンタの仲じゃないですか、これくらいは許してください。


 ドカッと重荷が圧し掛かってしまったのか、ギルドマスターの座るソファーがやや軋んだ音を立たせている。

 ギルドマスターの呆れたような睨みに、俺は力無く返事をした。まぁ結構茶化してるようなものだが。


 だがこれからやることに後悔なんてないし、ギルドマスターにある意味最も迷惑を掛けてしまうことも分かってはいる。ただ、それでも後には退けないだけだ。悪くも思ってはいる。


「――まぁよい、お主の力を知っている以上、力づくで止めることなどどうせ出来はしないのだからな。こうして話してくれているのは、お主が私を信用してなのか、もしくは自身のモラルに則っているからと取らせてもらう」

「あ、ハイ」


 前者ですよ前者。後者も勿論あるけど、両方合わせてお得なことは間違いありませんぜ。


「なんにせよ、ギルドの長として失言になるが……前者に関してはお主達はその方が良いのかもしれんな。お主が異世界人と分かった以上、その影響力は計り知れん。ギルドも今お主が言ったことを蔑ろにはしないだろう。私が知る限りでも異世界人を信仰している雰囲気を匂わす者はいるし、伝達の力強さはこれまで以上と思われる」

「でしょう? 案外異世界人ってものの存在がこの世界の人達に浸透してて助かりましたよ。これd「とは言っても、やはり難しい部分は残るだろうがな。多少腐ってはいても、一応ギルドも世界規模の組織だ。体裁を重んじ、お主に対して反感を買った者によってお主の思う通りになるとは限らん。少なくとも別の面倒なことになるのは必至だぞ?」


 俺の声を遮り、ギルドマスターは厳しめの口調で黙らせてきた。少なくとも俺が今までギルドマスターと接してきた中では聞いたこともないような声であり、隣でヒナギさんまでもが目を丸くしているのが驚きだった。

 この面倒事とはつまり、ギルドの反感を買うことによる障害のことを言っているのだと思われる。

 しかし、それは俺に対する最後の確認のようにも取れ、一見無謀で考えもなさそうなことに忠告をしてくれている制止を含めたものである。それだからか、今ギルドマスターが漂わせる雰囲気に怖気づいたりするようなことなんてなかった。むしろその睨みに、俺はホッとした気分にすらなれた。


 まぁ、そうだろうな……どっちの意味で言ってんのかは知らんけど。


「……でしょうね」

「以前お主には言ったな、もっと他人に厳しくても良いのではないかと。覚えているか?」

「えぇ、言われましたね」


 俺とヒナギさんの後ろ……つまりは壁側であるが、ギルドマスターは遠い目をしてそちらを見つめながら懐かしいことを言った。俺も聞き覚えのある会話に、素直に頷いた。


「あの時はお主が自分の地位に対して甘すぎる考えを持つのをどうかと思って、忠告の意味で言った。お主のSランク昇格は確かにいきなりの躍進ではあったし、周りに振り回されていたこともあって単純に受け入れてしまっていたからな……ハッキリ言って経験がお主は圧倒的に少ないことを危惧していたのだ。……今更になるが、正直私はお主のSランク昇格には全く賛成ではなかった。戦闘の実力はあっても、冒険者はそれだけではやっていけぬことを嫌と言う程に知っているし、そういう者を見てきているからな。お主の教養が高いと言ったことは事実だが、それでも不安は拭いきれなかった。だからお主がSランクを嫌った反応をしたのを見た時、遠回しにSランクの昇格を蹴って欲しくなってお主を尊重すると言ったが……やはり直接言葉にしなければ駄目なのだな。通じるかもしれんものも通じん……」

「……」

「――済まぬ、私の不甲斐なさは今は関係ないな。一旦話を戻すぞ。冒険者に、人殺しや闇の業界への関わりを始めとした、心の陰とも呼べる部分で接すべき経験は必要不可欠。しかし……お主はそれが育つことはおろか、経験することもほぼなく最も上の段階の地位に就いてしまった。世界は想像以上に汚い中に成り立つ……本来冒険者はそれを知ると共にランクを上げていき、覚悟と経験を伴ったうえで成長していかせるという、ギルドなりの裏の意図があるにもかかわらずだ」


 突然、ギルドマスターは長く悟らせるような語りを始めた。どうやら少しずつ声量が増しているようで、想いのふんだんに込もった説得に似ている。

 考えるのではなく、純粋に思ったことを言っているからこそ、詰まることもなくスラスラと口からでていくのだろう。これはギルドマスターの心の叫びとも言えようか。何やら、自身の後悔も含まれているような気がする。


「……?」


 ヒナギさんが首をやや傾げ、この事態に困惑した様子を見せている。まぁ分からんでもない、突拍子もないギルドマスターの豹変ぶりなのだから。

 多分もう少しで終わる予感するんで、一緒に見守ってましょうや。


 ギルドマスターの話は続く。


「しかしギルド本部はそんなことすら蔑ろにしてお主を推薦させ、駆り立てた。……Sランクへの急な昇格の事例こそ初めてではあるが、似たようなことで今までに何人もの惜しい人材を失ったことが私はある。肉体ではなく心が耐えきれず、身を腐らせていった者達をな……!」


 なんでしょう、一見ドミニクのことを言っているみたいに聞こえるのは俺だけか? 実際は違うんだけど。

 そしてこのままでは俺もそうなると……。俺の周りにも大勢いる同類に似た何かへと堕ちることを、止めようとしてくれているのか……アンタ。なんでだよ……オイ……!


「だからこそ、似た境遇に立たされたお主を失うかもしれない可能性のあることは避けたかったのだ。急な環境の変化が人を変えてしまうように、地位もまた人を変えてしまう。お主はこの地位に就いても変わることが今までなかったから安心しきっていたというのに……! お主は冒険者である前に、1人の人間だ。そこに異世界人であるかどうかは最早関係ない。――お主は善人だ……間違いなく。この眼を持ち、見ているからこそ尚更分かる、分かってしまう。例え止められなかろうが……善人が悪人に……心の腐った奴に堕ちるかもしれないと分かって……止めずにはいられん自分がここにいるのも確かなのだ」


 ここまで言って、ギルドマスターと俺は目が合った。

 目を見ていると、『聖眼』を使っていなくとも異様なプレッシャーを感じてしまう。まるで俺の目の内側、ギルドマスターは己の力のみで俺の心まで見透かしているような……そんな錯覚である――だけである。本当に。


 ここまで熱いギルドマスターは初めて見たぜ……こっちは冷めきってますけども。


「今のを言ったうえで再度問うぞ。……これまでお主をそれなりに見ている者として聞くが、そんなお主が本当にさっき言ったことをできるのか?  普段から人に嫌われることすら嫌うお主が、本当に――」







「――この街の住民の依頼を暫く休むなど……本当に出来るのか!?」

「出来るに決まってんでしょ!? さっきからどんだけ壮大な話してんだよアンタ、心腐ってんのアンタだろーがっ!」




 ここまで来たら叫んでツッコむ以外にないだろう。後者の部分だけでここまで言われるとは思いもしなかった。というか、ここまで必死になるとは思わなかった。


 なぁにこの世の終わりみたいな顔して言ってんだよ。

 そんな下らないことを力説されても困るんですけどー。正直何事だよとツッコみたくて仕方なかったぞギルドマスターよ。


 今後パーティ内の強化を図りたいので、暫く依頼の休暇を貰いたいと申し出たらこれである。

 暫くイーリスに身を置いていた俺がやっと帰ってきて、察するに溜まっていた仕事の捌け口のように俺を見ていたのだろう。しかし、帰った途端にこれまで続けて来た仕事を放棄したいみたいなことを聞いたものだから、仕事の放棄=悪人と俺をみなしたに違いない。いい迷惑である。




 俺、雑用係じゃねーから! だったら全員に義務付けしろや!

 あと『聖眼』の無駄遣いも程々にしろ! 魔眼の持ち腐れもいいトコだこれじゃ。


次回更新は月曜です。

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