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神鳥使いと呼ばれた男  作者: TUN
第五章 忍び寄る分岐点 ~イーリス動乱~
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259話 争いの兆し(別視点)

これほど会話だけが長い話は初めてでした。

 ◇◇◇




 『宴』同時刻、アニム大陸秘境にて……。


「いっただっきま~す!」


 フリードはやけに大きな声で、食前の挨拶をした。


「……お、これうめぇ。何の肉?」

「それは確か地竜の肉だったっけかな?」

「へぇ? この前食った奴とはまた違うのな。ドラゴンの肉って結構味に違いがあるのか……」


 夕刻も間近となった時間帯、フリード達陣営はその頃早めの夕食を取ることにしたのか、現在食事中の様子である。男2人の手には手頃な棒に、これまた手頃な大きさに切られた肉が刺され、焚火で炙ったそれを会話を交えながら口へと運んでいる。

 焚火が木をパチパチと弾けさせては煙が天に昇っていき、空を黒色に汚している。ただ、夕闇に近いこの時間帯ではそこまで汚している印象はない。むしろ、太陽の本日最後の日差しが差す中ではこの光景は映えていると言えるかもしれない。

 昼と夜に比べて見る時間の非情に少ない、黄昏時。その景色が今この場にいる3人の時間を格別なものとしていたのは間違いない。

 会話は弾む。


「そーそー。地竜は凄い柔らかいのが特徴で、火竜とかだと舌で溶けるみたいな感じに、違いって結構あんだよな。水竜なんかは瑞々しくて歯ごたえが最高だぞ?」

「そいつは食ってみたいな。でもその口ぶりだと、フリードさんは全属性のドラゴンの肉を喰ったことあんのか?」

「闇竜と光竜は食ったことないなぁ……でもそれ以外はある」

「そうなのか。そんな人そうそういないだろうな」

「俺もそう思うわ」


 自分の食したことのあるものが大概なものだと自覚しているフリードは、アレクの言葉に苦笑しそのまま肉を頬張った。

 棒だけが手持無沙汰となると――。


「貴方様、次のが焼けていますのでどうぞ。アレクも強くなりたいならいっぱい食いなよ」

「「ありがとうナターシャ(さん)」」


 ナターシャは新たに焼けた肉を、2人へと差し出すのだった。フリードとアレクはそれを流れるように受け取り、まだ満たされぬ胃袋を満たすべくまた口へと運んでいく。

 今のナターシャの姿は、まるで育ち盛りで手の掛かる子のお守りをする母親みたいであった。少々厳つい見た目ではあるものの、母性はその身に確かに存在するようだ。せっせと2人を自ら率先して気遣い、施しを与えていく。これが3人の間柄でもあった。


 夜風の吹き始めは食欲を誘う匂いを包み、暗くなった辺り一帯へと運ばれていく。当然、肉の匂いは夜行性で闇夜に紛れている獰猛な獣達をいつになく刺激し、気づけばフリード達の周りには多くの獣が目を光らせてしまっている程である。木々の中に無数の光る眼と、不自然な地響き。それは多くの獣達がいることを示していた。

 しかし、フリード達もそんなことは分かっているし、気づいている。Sランク相当のモンスター達に囲まれているなぁと、3人共のんきにそんなことを頭の片隅では考えていながら食事を続けている。

 災厄に匹敵するレベルの存在が徘徊するこの場所では自殺行為そのものである行為、それを理解していながら気にも留めていないのは……この3人が異常たる証であった。


 事実、襲ってくれと言わんばかりの中であっても、一匹たりとも襲ってはこない。それは、無意識に3人が放つ存在感が、獣達とは別格の存在であることを分かってしまっているためだ。

 だが、触れてはならぬ相手と分かっても食欲は抑えきれないのだろう。身体の本能を揺さぶるこの堪らなく香ばしい匂いには抗えず、悠々自適に過ごす3人を指を銜えて見つめ、その場にいるのだった。




「――ご馳走様でした。さて、腹も膨れたところでミーティングといきますか」

「そうですね、そうしましょうか」

「あぁ」


 やがて食事を終え、焼くものの無くなった焚火だけが燻り続ける頃になると、フリードは膨れた腹を摩りながら2人へと声を掛けた。2人も異論は無いようであり、そのままの流れで今度は何かしらのミーティングへと移行していく。


 フリードはやたらと大袈裟に腕組みし、口を開く。


「イーリスはなんとか一先ずは安心って感じになったわけだが、2人のお蔭でセルベルティアの被害は限りなく抑えられたし、グランドルも誰も気づくことなく事を済ませたから騒ぎにすらなってない。……始めに言わせてくれ、2人共ありがとう。正直俺が一番やらかしてるってのに、2人のしてくれたことはほぼ完璧だった。……頼りになりすぎて俺は頭が上がりません」

「オイオイ、急に頭下げられても困るんだが……」

「貴方様、顔をお上げください」


 イーリスとセルベルティア、そしてグランドル。これらの地で引き起こされた悲劇を裏から介入していたこの3人であるが、フリードは今回の件が一応の成功であることに喜び、そして協力者である2人に感謝をしたいようだった。腕を組んでいた手を膝につき、石に腰掛けた体勢で頭を下げる。


「ん、言いたいことは分かってる。だけど形だけでも必要だと思ったんだ。今後も2人には世話になるつもりだし……こき使うつもりだからな」


 ――が、フリードはなにやらあまり本気で言っていないようにも思えてしまうが。


「オイ、なんか台無しじゃないか? 頭上がらない割に言ってることは随分と達者だな?」

「言っただろ、形だけだって。大きいナリして小さいことに一々口を挟むんじゃありません」

「……」


 フリードが180度態度を変えてくる姿に、アレクは自分は間違ったことを言っただろうかと、そう考えていた。

 だが、フリードがそういうことを冗談や気まぐれで言う人物であることを知っていたため、ここは敢えて口応えせずに黙り込むことにしたようだ。これ以上更に面倒なことになるのを避ける。


「して、今後はどうされるご予定なのでしょうか?」


 アレクのフォローなのか、それとも本題に入りたいからなのか。ナターシャはフリードへと話を進めるように催促する。


「それなんだが……近い内に多分Sランク招集がかかると思うんだよな……」

「多分?」

「そう……今回は如何せん『影』が死んだりしてるから状況がちょっと違うし。……まぁ、ラグナの件でギルドには既に声を掛けてるはずだから、今回のこれまでにない大規模災厄を聞いたら招集はほぼあるはずだとは思う。流石にギルドも悠長にはしてられないだろうし」


 やや難しい顔をしながらフリードは微妙な返答をする。本来の予定が狂ってしまったような、そんな具合に。


「……まぁ、少なくとも『連剣』の人に接触することと、あともう一つ以外はちょっと様子見が無難かな? アルはともかく、下手に動きすぎてクーに勘付かれやしないか怖いってのもあるからなぁ」

「はい? 従順ないい子とお聞きしていますけど……まだ会わないのですか?」

「うん、今会うとか無理無理。クーは従順、確かにそれはそう……なんだが……」


 ポツリと出てきたクーという人物のことに、嫌悪感は示してはいない。むしろ好感度は高そうな印象をフリードは見せている。……が、その顔を次第に曇らせ、何か別の事に困った様子を見せる。


「何か会えない理由があんのか?」


 それを感じ取ったアレクは、何か深い理由があるのだと思って真剣に聞いてみると――。


「……とっても切実な理由なんだけどさ、アイツ、超デカいんだよな……」

「「は?」」


 溜息をつきながらどこか遠くを見ながら、フリードはそんなことを言うのだった。

 アレクとナターシャは、それまでのフリードが見せていた困り顔がやけに真剣であったことから身構えてしまっていたのだが、その中身がしっかり聞けば聞く程に意味の分からない理由と分かってしまい、間抜けな声が漏れてしまう。

 だが、フリードは2人の反応に対して真面目に更に言うのだった。


「いや、これでもマジで言ってるんだぞ。だって巨大化したポポとナナの数倍デカいんだ、そんなの目立ってしょうがないじゃん? 今はまだこっそり動かなきゃいけない時期なのに……。あとそれに神獣だぞ神獣、そんな奴が近くにいてみ? 天変地異は勿論だけどまた面倒くさいことになることまっしぐら……お・わ・か・り? お兄さんこれ以上の面倒事はもう懲り懲りよ」

「いや、わ・か・ら・ん」

「……つーわけで、だk「勝手に納得したつもりになるなよ」……へーへー、そう睨むなっての……ちょー怖いからやめちくり」


 一回はフリードの歩調に合わせた返答したが、流石におふざけが過ぎたのだろう。先程からおちょくられてばかりで反論したい気持ちを抑えていたアレクは、軽くフリードに一括する。ただ、フリードは余裕しゃくしゃくでそれをまた茶化してしまったが。


「アレク、抑えな」


 相手をすると疲れ、対応の面倒くさい人物。例えフリードがそのような人物であってもナターシャはフリードの味方なのか、アレクを宥める。アレクはアレクで別に注意される程ではない態度であるが、ナターシャはフリードに敬意を示している節が見られるためにそのような行動に出ているようだった。


「流石ナターシャン、頼りになるわぁ~」

「貴方様、少し羽目を外しすぎです。貴方様でなければぶちのめしてますよ?」

「うっ……あい、以後気を付けます」


 ナターシャを普段は呼ばない愛称みたいに呼称したフリードであるが、ナターシャはそれは許容範囲外であるのかジロリと睨み返すと、やや気圧されたらしい。少しだけであるが、フリードの態度は軟化する。


 しかし――。


「……スマン、でもさ……こうしてちょこちょこ馬鹿なことでも考えてないとさぁ…………!」

「「っ!?」」

「――こうして、暴走したくなっちまうんだよ。何もかもぶっ壊したいって……自分が自分でいられなくなりそうになる……!」


 突如、フリードの全身からどす黒く濁った煙のようなオーラが滲み出た。オーラは近くにいたアレクとナターシャを襲い、更に範囲を広げて周囲一帯へと解放されていく。オーラに直接的な攻撃力はないが、有無を言わさぬ力の大きさに皮膚がまずは悲鳴を上げ、全身に針が刺す痛みが走っている感覚を覚えさせる。

 アレクとナターシャは、自分達には強靭な精神力がある自負がある。これは誇張でも過言でもない紛れの無い事実だ。でなければそもそも『ノヴァ』と相対できるだけの力を身に着けることは出来ていないのだから。

 だが、その2人でさえ一瞬にして黙り込み、口を開くことすらさせてもらえなくなるほどのオーラである。当然2人以外ではまともではいられなくなることは必至だ。その証拠に未だ周囲にいた獣達は誇りも尊厳もなにもかもを捨て、一目散にその場から逃げていく有様だ。一刻も早くこの場から離れなければならない、本能が無意識に語り掛ける欲求に身を任せ、3人以外に生き物のいない空間が一瞬にして作り上げられる。

 それ程のおぞましさすら覚える怨嗟の塊が、たった一人の存在から……フリードから一瞬にして滲み出たのだ。




 次第にオーラは収まっていき、フリードは食事の時と変わらない状態へと何事もなかったかのように戻ると一言――。


「ってわけで、大目に見てちょ」


 自分が手の掛かる奴であることを承知で、だがそれを理解してくれと頼み込むように、2人に言うのだった。


「わ、分かった……」

「……はい」


 今ここにいる3人は一般とは格の違う領域に立つ存在だ。だが、その中でも更に一際格が違い、立っている次元が違うレベルに至るフリードに対しては、屈服する姿勢をする以外の選択がないと思い込まされてしまうのも無理はない。上には上がいるのだ。

 フリードが言ったことの意味、そしてその気持ちを知っている2人は、何も言えなかった。


「で、でも、アレクの言うことは確かにごもっともです。ウチも、神獣程の戦力があるなら手を借りる以外にないとは思います」

「…………これから理由話すからさ、まぁじっくり聞いてくれると助かる。それから今後の動きも実は決めてあるから、それもちゃんと頭に入れてくれ」


 ありがとうなと、先の自分の心境を汲み取ってくれたことに感謝をフリードは述べた後、詳しい話を続けた。




 ◆◆◆




「「……」」

「――とまぁ、そういうわけ。この前ので勘付かれてるかもしんないけど、今会うと間違いなくアウトになっちゃうってわけよ。だからこの前は正直俺内心ヒヤヒヤしてたんだからな? リアルに死ぬかと思った」

「命の綱渡りしといてよく平然としてられるな……」

「伊達に修羅場は潜り抜けてきてないからな、そういうのはなんか慣れちゃったんだよなぁ。……ま、今の俺達があるのがその証拠で、このまま勘違いさせることで今を保てばギリギリなんとかなるってこった。……えっと、話変わるけどさ、つまり結構俺の知る事実とは変わってきてる所はあるんだが、大きすぎるその部分を変える訳にはいかないってことだけ分かってくれりゃいいや……」


 フリードから、詳しい詳細が2人へと話された。アレクとナターシャは案外まともすぎる理由を聞き、それなら仕方のないことかと思うに至ったようだ。何度も頷きながら説明の正当性を確かめ、納得した様子を見せている。


「でも、まさか貴方様ご本人が関与しているとは…………正直予想外でした。これまでの歴史が身近に感じてしまいますね」

「だよなぁ。俺も学院で聞いて知ってる分驚きだった……。ここまでくるとこれからやろうとしていることも普通みたいに思えてくるな」

「あ、驚いた? 歴史を作っちゃった奴が、歴史変えようとしてるってんだからおかしな話だもんな? ただ、ナターシャが言ったことはもう間違いになるんだけどな。この時間軸は俺のじゃない……アイツの時間軸だ。正確にはアイツが今の歴史を作ることになる……」

「しかし、そうなると今の話に出たその娘は……報われない、のですね……」

「いや、報われるさ。報って見せる……必ず。あの娘がいないなんてことはあり得ない。何が何でも結び付けてやるさ」


『ノヴァ』に対しては執念という憎悪を持つフリードであるが、今浮かべている表情からはそれとは違う何かを感じさせる。確固たる信念と責務に追われているかのような……複雑な覚悟だ。


 数秒間フリードは黙り込むと、意を決したように重い腰を上げて立ち上がった。まだ座ったままである2人を見下ろす形で語り掛けていく。


「……2人共、次やることが第二の関門になる。正直第一の関門と違ってこっちは完璧に成功させなきゃマズイ……。今を確立しなきゃいけないからな」

「そこは結構前から言ってた通りに……だな。ハイハイ、世界を救うのも大変だな」

「ん? 何言ってんだ? 俺……世界なんて救うつもりないけど?」

「は?」

「あり? 言ってなかったっけ?」

「いや、壮大な話の流れとそれに伴う準備の数、あとはフリードさんの役目がヤバいって聞いてたからなんとなくそう思ってたんだが……違ったのか?」

「あぁ、でもその辺察せる辺り流石だなぁアレクは。そっかそっか、アレクは学院長を守れるならどうでもいいって言ってたもんなぁ」

「その点に関しては出来た子かもしれないね、アンタも」

「からかうのはやめてくれ。俺はそれでしかまともにあの人に恩義を返せないんだ。……で、どういうことなんだ?」

「いや、だってそうじゃん。たかが俺達だけで世界が救えるわけないだろ……世の中そんなに甘くないし物語みたいな展開は妄想だけにしといてくれや。それに俺は自分の未来を変えたいってだけで、それ以外なんてどーでもいいと思ってるし」

「オイ、フリードさん……アンタ一体何を見据えてるんだ……? やってることがよく……」

「……決まってるだろ? 俺が幸せな未来へと変える、それだけだよ。結果的にそれが世界を救うかもしれないってことになるだけさ……要はついで。だから世界を救う気持ちは特にないし、俺が救いたいのは……皆だけだ」

「ここにきてまた変な事を……」

「仕方ないだろう? ぶっちゃけ俺に関わったことのある以外の奴らなんてどうでもいいんだ。俺は神様じゃないし、助ける義理も余裕もない。……どれだけ誹りを受けようと俺は切り捨てるよ。そんなに手ぇ回してられっかっての」

「貴方様がそう判断せざるを得ないのなら……そうなのでしょうね。心苦しいことですが……」

「俺にそれだけの力がもしあるならやってただろうな。――だが、トキは俺に自由に生きろと言った。あの時は方便だったんだろうけど、それに間違いはないだろう。だから俺は自由にやらせてもらう、その答えが今俺がやろうとしていることだ。……悪く思わないでくれ」

「はい……」


 フリードの苦汁とも言える判断に、ナターシャは顔を暗くしながらも小さく頷いた。これからしようとしていることは快く思うことはできないが、従わずにはいられない。いや、それ以前にこの道以外の行動を選択することができないことが分かってしまい、精神的に辛い気分になってしまったようだった。


「――んじゃ、話は終わりな? ……抵抗される前に事を済ませるぞ。アレク、ナターシャ……辛いだろうけど心を鬼にしろ。殺す気持ちでようやく縋りつけると思っても良いくらいなはずだ」

「分かりました」

「てかしないと今言ったように俺も此処にいられなくなるんだから、やらないわけにはいかないだろ」

「まぁ、そうなんだけどな。……とにかくなんとしてでも完遂させろ。最強の保険は掛けてあるから心配する必要はない、精一杯やってきてくれ」

「「了解」」


 やることは決まり、フリードの考えを2人は実行する覚悟を決めた様だ。アレクは元より、ナターシャも暗い顔は捨てて気持ちを切り替え、鋭い眼差しで返答する。


「んじゃ、俺も動かないとな」

「え、貴方様も? ……今度はどちらへ?」

「んー? ちょっと『ノヴァ』達に宣戦布告をしに行こうと思ってさ……」

「「なっ!?」」


 なんてことはない、まるで友人との用事を済ませるような言い方でフリードは言う。


 凄絶な戦いは……既に目前まで迫りつつあった。


次回更新は土曜です。

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