私はパンナコッタ
無趣味の僕は、趣味を増やすために!!
農園を始めてみようと思い立ったのです!!
「よし!とりあえず…庭掃除だ!!」
僕んちの庭は荒れ放題。
前に、母親がガーデニングをやっていたが、
飽きたらしく、無法地帯に。
「う…」
虫がわんさか出てきた。
僕は虫が苦手である。
「僕は…めげないぞ…!!」
そう、心に決めたんだ!
自分で作った野菜を、
自分で料理し、
自分で食す!!
「僕…頑張る…!!」
庭掃除を終え、ついに耕すときが来た…!!!!
僕はホームセンターで買ってきた、クワを持ち、
いざ!!!!参る!!!!
「せーの!!!!」
カチーーーーン!!!!
『いぃ!!!!痛ぇぇえええ!!!!』
土に向けクワを振り下ろすと何かが叫んだ。
「え…?な、なに?」
僕は土を、掘り返した、すると、
『ぶっ!!!ぶへぁっ!!!!お主!?な、何者!?』
「いや…え…!?土から人!?」
『いや、私は、地中人のパンナコッタです』
「はい??」
『地~中~人~の、パンナコッタです』
「地中人??」
『アナタ、地中人ミタコトナインデスカ?』
「ないですけど。てか、頭から血が出てますよ」
『あらま。お医者様を呼んでもらえます?』
「わかりました、お医者様とお巡りさん呼んできます」
『あーーー!お巡りさんは呼ばないでーー!…って、あらま、行っちゃったよ…』
10分後…
「あ、お巡りさん、こっちです!あれ…いなくなってる…」
パンナコッタは消えていた。