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小便器のランウェイ、降りれば。

男人(おんびと)の履く下着には必ずと言っていいほど、ちょうど局部を出し入れできそうな”穴”がある。

小学生の頃たまに社会に準ずりたくなった時、固く閉じた窓を二層降ろしてみる。

言われた。

「ほんとにつかうやついるんだ」

きっと、人生で初めてのマナーに出会った日のことである。


_________________________


皆さんはマナーと聞いてどのようなことを思い浮かべるだろうか。

食器の正しい置き方、使い方だろうか。

目上の人と自分との位置関係だろうか。

他人を慮るおもてなしの心だろうか。



ちんぽ穴にちんぽを通すことである。


ティーカップの持ち手に指を通してはいけないように、

作ったものの善意を冒涜することこそマナーだと言うのなら、

ちんぽ穴にちんぽを通すことは決していけないことなのだろうか?


マナーを作ったものは自分が気持ち悪いものを見たくないから作ったのだと考える。

だがそのマナーこそ気持ち悪いと思う人もいるだろう。


この世界から争いが無くならないように

個々が気持ち悪いと思うものはどうしても存在する。

我々は全てを尊ぶことこそ真のマナーではないかと考える。

ちんぽ穴にちんぽを通して。




【小便器のランウェイ、降りれば。】

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