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第37話「今こそ決める時」

 石塚家で奈々ちゃんと妹の舞さんからお風呂中にえっちな事をされそうになった僕は、そこから脱走していると急に前からパトカーがやってきて僕の目の前で何故か停車した。


 僕が少し不思議そうな表情でで見ていると そこから真央さんがパトカーから降りてきて話しかけられる。


「あ、将史くんすごくしんどそうにしてるけど、何か事件に巻きこまれそうになったの?」


 僕は苦笑いをしなから小声で真央さんに返事する。  


「ちょっと、同じ従業員の石塚さんの自宅に行っていたらちょっと妹さんからも好かれてしまった感じなんです。それで気づけばお風呂場でえっちな感じになりかけて逃げてきました‥」


 真央さんに小声で返事をすると、パトカーの車のドアが開いて僕にこう言ってくれた。


「とりあえず乗って心配しなくてもつかまえたりなんてしないよ。ただ内容が内容だから他の人にきかれていたら困ると思うから、安全のためにね。身上保護的な‥」


 僕は真央さんに返事をしながら、ゆっくりとパトカーの中に乗っていく。


 「‥そうなんだね。パトカーなんて乗る事ないからびっくりした。てっきりつかまるのかと思って不安になったよ」


 そしてパトカーの中で真央さんと2人で近くを移動していきながら真央さんが僕にこう言ってくれる。


 「つかまえたりなんでしないって。確か石塚さんの妹って14才だよね?そりゃ将史くんがその妹さんにえっちな事をしちゃったなら話は変わってくるけど。逆にされそうになって、妹さんからもと言うことは姉妹揃ってと言うことだよね?」


 真央さんに尋ねられた質問に対して僕は少し苦笑いで答える。



「そう言うことだね。ちょっと僕の理性が失わそうになったかな。正直なところ‥」



すると真央さんが、軽く数回うなづいて考えてくれてから僕にこう言ってくれる。


「それは大変だよね。あたしも知ってる通り、姉がいるけど、妹姉一緒に同じ男の人を好きになってしまうと、どうしてもその両方の性欲が高まりやすくなってしまうからね。あと桜から聞いたんだけど、将史くんは、仕事場からすごく遠いんだよね?それならあたしたちの家に引っこしてきてそのまま住んだらどうかな?もちろんえっちな意味じゃないよ」


その話を聞いて僕は、うれしそうな表情をしてしまいながらも気持ちを落ちつかせてから返事をする。



 「そうなんだ。えっ、引っこしてきて住むって完全に同居って言う形になってしまうんだけど‥」


 僕がそう言うと真央さんが少しにやっとした表情をしながらこう話す。


「同意って事になるよね。もちろんこれは、将史くんが最終的に決める事だから。誰と付き合って変な話になってしまうけど、おたがいの同意がある上で、18才以上同士の関係で誰とえっちをするかは将史くんので自由だから。ただあたしは桜の事を考えると、是非あたしたちの家に同居してくれたほうが嬉しいかな。やっぱり今のメイドカフェさくらがあるのは将史くんのおかげだと思ってる。それに再開して1週間ほどで桜はやっとこれからと言う時にもし、将史くんが従業員としての今の関係から男女の関係に進むことが出来たとするのなら、桜の人生は一気に変わる上にあたしもうれしいかな。なんて個人的な事を話しちゃってごめん‥」


 真央さんの話を聞いて僕は、少し考えてから返事をしていく。


「僕が桜と付き合う事で、桜はよろこんでくれるのかな。まぁ確かに色んな従業員って言ってもみんな女性だから、それで色んな人と関わる事出来ている状態で、そろそろ誰と付き合うのか決めたほうが良いのかな」


 僕が真央さんにまじめな表情で話をしていくと、真央さんがさらににっこりした表情をしだからこう言う。

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