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第23話「アレルギーテスト!?」

 新年度会は無事に終えたものの、桜との関係が、小春さんのトイレ事件により悪化してしまい、困っていた。


 そしたらしおちゃんが助けてくれて、2人でしおちゃんのお城の中に入っていき、しおちゃんの部屋に訪問させてもらっている。


 そしてしおちゃんを優しく抱きしめてくれながら、優しくこう言ってくれる。


 「桜の事が気になるのは分かるけど大丈夫だよ。将史くんは、小春ちゃんの酔いを覚まそうとしたことが思わぬ流れになってしまっただけだから。ここにはうちがいる。でも正直、ちょっとだけうちもあの状態を見て心の中がモヤモヤは、してるかな?やっぱり将史くんと小春ちゃんも男と女だし、うちと将史くんも同じだからね‥」





 その話を聞いて僕は苦笑いをしなから返事する。


「でもそう考えると男と女の関わり方ってほんと、難しいよね‥。」


  僕がそう言うとしおちゃんが、はずかしそうにしながらこう言ってくる。


「そりゃ難しっしょ!うちななんて将史くん以外、今でも男嫌いでアレルギー持ちなのに‥」


「と言うことは今もしおちゃん、身体のどこかにアレルギー出てるんだよね?」


  しおちゃんに質問すると、いきなり上着とズボンを脱いで肌着と下着の状態で堂々と身体を見せてきな

がら、明るそうな声で言った。


 「アレルギー!?どっか今、出てるかな‥。ちょっとじっくり見てくれない!?別にゆっくりで良いから‥。」


 僕は顔を真っ赤にしながら少しだけ見て、しおちゃんに返事をする。


「で、出てないみたいだね。見せてくれてありがとう!す、すごくキレイな身体だよね」


 するとしおちゃんが、すごくうれしそうに話しながら、今度は肌着も脱いでブラまで外していく。


「ほんまに!?そう言ってくれてありがとう!うち、今はまだ営業再開してないから、少しアレルギーの飲み薬、辞めてるんだ。でもほんとにアレルギーがないかなんてやっぱ、細かく見てもらわないと出てないって言えないからね。これでどうかな?小さなアレルギー的なものでも見える?」


 僕はすごくはずかしそうにしか返事をしながら目線をゆっくりと反らしていく。


「そうなんだね!だ、大丈夫だよ。ぜんぜんアレルギー出てないから」


 するとしおちゃんが、目線を僕が反らしているのに気づいてしまい、こう言ってくる。


 「なにを目線、反らしちゃってるんだよ!よし、ちょうど今日色々あったし、将史くんも桜のことで気にしててしんどいだろうから。どうせ今夜はうちに泊まるんだがら、今からうちの背中を洗ってよ!」


 僕は今の話を聞いてヤバイ流れになりそうと思い、逃げようか考えながら返事する。


「背中を洗うってまさか二人でお風呂に入るって事だよね!?それは色々とちょっとね‥」


するとしおちゃんが、早くも僕がこの場から逃走しようと考えていることを見抜かれてしまう。


 僕の右手を強くつかみながら、左手で部屋のカギを暗証番号を素早く入力してロックをかけてからこう言ってくる。


 「逃げようとしても無理だよ!この上城家のシステムは、すごいからね!それに本当に将史くんに対してアレルギーが出ないかは、二人でお風呂に入らないと分からないでしょ?別にえっちをするわけじゃないんだから良いでしょ?」


 その話を聞いて僕は断ろうと思っていたが、桜の家にいけない都合上、断るわけにもいかないと思っている。


 その上2人で入りたい気持ちもあったため、すごくはずかしそうにしながら、しおちゃんに返事する。


「うん。僕で良かったらぜんぜん良いけど、甘えてしまうかもしれないよ‥。もちろんしおちゃんも僕にぜんぜん甘えて良いけどね!」

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