第21話「酔っぱらい女子!?」
新年度会の途中に奈々ちゃんが、僕に1本の食べかけボラトを食べさせてしまったため、近くにいた桜と汐花が真っ赤におこり出してしまい、女同士のバトルになりかけた。
しかし僕がみんなに謝ることで事件は解決した。
と思いきや、今度はクールなキャラの立川さんの顔が赤くなっていて、フラつき気味だったので、少し声をかけてみることにした。
「小春さん、なんかフラついてる感じだけど、どうしたんですか?」
僕がそう言うと、見わぬの出来事が始まっていて、小春さんがトイレまで行ったのは良かったが、何故かドアを閉めずにズボンを下におろし始めた。
これには急いで僕がトイレのドアを閉めようとしたが、可愛らしい表情をしながら小春が僕に言ってくる。
「将史くん、ち、ちょっと今から気持ちイイことしよう!?今、私すっごく気持ちイイから」
この言葉を聞いてすごくヤバイ事になると分かったため、僕は桜に大きな声で慌てた口調でこう言う。
「桜、ごめんだけど今すぐ、お水を持ってきて!!完全に酔ってるから!」
すると桜が返事をしなから紙コップに500ミリリットルくらいの冷水を入れて持ってきてくれた。
「ちょうどテーブルにあったからこれを早くあんたが小春に飲ませて!」
「桜、ありがとう。分かった。今、小春さんに飲ませていくわ」
僕はそう言ってから小春さんのお口を軽く開けさせてもらいながら小春さんにこう言う。
「小春さんのちょっとごめんね。冷たいお水をお口の中に入れさせてもらうね‥」
するとそのお水が少しだけシャツに垂れてしまう。
この時の席から立ったままであったたため、桜が急いでペーパータオルを持ってこようとした時には、小春さんのピンク色のショーツにもお水がしっかりとかかってしまう。
さらに事態が悪化してしまい、小春さんがなんだか嬉しそうにしながらこう言う。
「あんっ。なんかすごくさっきよりも良い感じになってきたんだけど‥しかも将史くんに見られてる。この感覚‥」
その言葉を聞いて桜が急激に怒りを滲ませながらキツイ口調でこう言ってから、トイレのドアを閉めていく。
「あ、あんた。あたいに水を持ってくるように言ったのは、これが目的だったんだね!変態、ド変態!もう知らないからあんたのことは!」
僕は小春さんの酔いをさまさせる目的で必死だったことを桜に話す間がなくて、小春さんが今度は、シャツを脱いで、肌着姿で、トイレのドアを素早く閉める。
さらに顔を赤くしながら嬉しそうにこう言ってくる。
「さてと。少し前までは、汐花ちゃんと2人でトイレの中だったみたいだけど、今は私と二人きり!どう?このパンツは?」
「どうって僕にきかれても困るんだけど‥。すごく可愛いくてよく似合ってるとは思うよ」
僕はすごく恥ずかしそうにしながらそう言うと、小春さんが急に半分くらい下着を下におろしてから返事をする。
「本当に?ありがとう! 将史くんに言ってもらえたら最高だわ。私、いつもは本当の自分を隠してるから、アルコール入ったりするとビールでも、たまに気が大きくなってんだよね‥。おまけに性欲もすごく溜まってるよ‥」
今の姿を見て、見えてはいないものが、かすかに見えてしまっているため、僕は顔をすごく赤くしながら後を向いてから話しかけていく。
「こ、小春さん。言いたい気持ちは分かるけど、下着は脱ぎかけないで、ちゃんと履いて!お願いだから。」
僕がそう言うと小春さんは、堂々と大きめの声でこう言ってくる。
「それは出来ない。だって今、一気に大量の水分を飲んだから話しているうちに急におしっこが出たら困るもん。あっ、そろそろ出ちゃうかも‥」




