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第13話「不思議なロック!?」

 再会することが厳しく、仲直りはもっと難しい状態にあった僕と上城さんの関係。


 しかし少しずつ上城さんとの心の距離を近づけていき、気づけばお互い抱き合うところまで進展していた。


その後しおちゃんは、契約更改書にサインして正式に5年契約と言う大型契約が決定した。


 それからしおちゃんと連絡先の交換のやりとりも行い、僕は歩いて桜の家まで戻っていく。


 しおちゃんとの事を桜に話すと、桜がなぜか少しおこってくる。


 「あんた、汐花からキスまでしてもらったってマジで!?今すぐにあたいに謝って。他の女としかもよりによって汐花とそういう関係になるなんてあり得ない!」



 僕は、桜に必死に謝りながら少し不思議そうな表情をしなからこう言う。


 「桜、ごめんなさい。僕もまさか急にそんな流れになるなんて思っていなかったし、ビックリしたよ。なんで桜がそこまで怒ってるの?別に僕たち付き合ってるわけじゃないのに‥ 」  


 すると桜がさらに怒りを露わにしながら大きな声で返事をしてくる。


 「確かに思わぬ出来事ってことは分かるけど、なんかイラッときてしまうの! あんたはあたいがここにいるんだから恋愛感情は、他の従業員に持ったら絶対ダメでしょ?次から他の従業員からキスされそうになったら必ず断ること、分かった!?」


 桜の話を聞いて僕はやや苦笑いをしながらこう言う。


「うん、分かった。これからは本当に気をつけるね。本当にこんなことになるなんて思ってなかったから‥」


 その言葉を聞いて桜が顔を真っ赤にさせながら上の服と肌着まで脱いで上半身の姿を見せてきながら堂々と返事をしてくる。


 「本当に気をつけてよ!ほら、あたいのえっちな姿をゆっくり見ときなさい! 今はあんたとあたい同じ家に住んでるのだから特にだよ!」


 「ち、ちょっと桜、こんなえっちでかわいい姿をじっとなんて見てたら、僕が我慢できなくなって、おかしくなってしまうから‥」


 僕も顔を真っ赤にしながら、桜にそう言ってから後ろの方を向こうとすると、今度は桜が何故かスカートをゆっくりと脱いでしまい、ショーツ1枚だけの姿になってしまう。


その上で僕にこう言ってくる。


「それならもっとえっちな気持ちにさせてあげる。なんならこれも脱ごうか?あたいは他の女には絶対負けないよ。だってあたいは、ご主人様を幸せな気持ちにさせてあげることが第一の仕事としてるから」


 桜の仕事に対する話をきいて僕は、抑え込んできた桜への愛情が段々と芽生え始めてしまう。


 そしてこう言いながら桜をゆっくりとベットに寝かせていく。


 「桜が変なことばっかり言うから、僕の方がおかしくなってきてしまったじゃないか!桜と出合ってまだ2日だけど、話し合う度に好きになってる。それに桜は、僕のことを心配してくれるところもすごく好きです!」


告白みたいなことを思わず、顔を真っ赤の状態で言ってしまった僕に対して、桜はすごくはずかしそうにしながらこう言った。  


 さらにそのまま押し倒し気味の状態で長めのキスをしてくれる。


 「言っておくとあたいは、仕事としてやってるだけで、あんたに恋愛感情なんてないから!でも他の従業員に変な感情を抱いてしまわないように、あたいが今からえっちなロックをかけるから‥」


それから左右のほっぺたにも桜が3回ずつキスをしてくれてから、最後に唇に長すぎるキスをしてくれる。

 

 そして僕は、すごく顔を真っ赤にした状態で、小声でこう言いながら、密かに桜のお腹と左右の太ももと唇に優しくキスをした。


「桜、これはえっちすぎるって。僕、今まで女の子からこんなことされたことないから。めちゃくちゃえっちな気分になってるじゃない!今度は僕が桜をえっちな気分にさせてあげますからね!」

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