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第10話「あたいで良ければどうぞ」

誤字などありましたら暖かく見守って頂けると、すごく助かります。

よろしくおねがいしますm(__)m

 下半身が見えてはいけないところが、しっかりと見えていて、さらに僕は顔を赤くしなから桜に大きめの声で返事する。


 「縛るって。あーっ。服着たって言ったじゃないか!早く下着とかもはいてください!」


 すると慌てて桜さんは、新しい下着をはいてから堂々と話しかけてくる。


 「だって服を着てとかしか言ってなかったじゃん!それにあんたがメイド長になって、他の従業員に恋愛感情を抱いてしまって、まさかのえっちなことでもしてしまったら大問題になるでしょ?だから、そうならないために女長である、あたいがこう言うことをしてるってわけ。これで良いかな?まだ何が足りないような気がするけど‥」


 僕は近くにあった水玉模様のスカートを渡してあげなから、はずかしそうにしながらこう言う。


 「いやいや、服を着てって言ったらこう言う時全部の意味だから。それに僕が他の従業員にえっちなことなんてしないから。僕、言っておくけど、もてないから。桜のせいでさっきのが、目にやきついてしまったじゃないか!あとこれね」


 そしてそのスカートをはき終わってから、脱いだ下着や服などを僕に渡しながらこう言った。


「あんたは意外モテるよ。特にこれからは‥。だからえっちな気持ちが、徐々にたまってきたりして、他の従業員を好きになりそうになったら必ずあたいに報告すること。これまでメイト長は、第1代目は、あたいの父で、2代目があたいだったから、性的な問題は特に考えなくて良かったけどね。でも第3代目であるあんたは、こう言ったところに十分に気をつけないといけないわけだから。それでさっきみたいなことをするのもあたいの仕事だから。間違っても恋愛感情があるとは勘違いしないでよね!あとこれ洗たく」


 その話を聞いて僕は、さらに顔を赤くしなから桜にこう言う。


「えっちな気持ちならすでにけっこうあるんだけど、さっきの桜のせいで…。あとこの洗濯物、ものすごく生温かいし‥」


すると桜が、ものすごく顔を真っ赤にしなから大きな声でこう言った。


「な、何が生温かよ、このド変態野郎が!さっさと洗たくカゴに入れてきて!あんたってそんなにえっちなんだね。別にそんなにえちな気持ちがたまってきてるなら、子供が出来たりしない程度であれば、いつでもお好きにどうぞ。あたいで良ければ!その代わり1回あたり毎月の給料から1,000円の仕事料はちゃんともらうから。」


 僕は今ので、桜にさらに恋愛感情を抱きそうになってしまい、それを必死に隠しながら、少しずつ落ち着かせていく。


 その上に冷静な状態になってから本人に返事をする。


「い、良いの?ありがとう。それじゃまたその時に、よろしくね、桜」


 色々ありながらもおたがいに初めてのキスをし合った僕と桜。


 これにより精神なつかれが少しとれた僕は、次の日東京に来て2日目、朝から上城さんのところに行くため桜と朝食を食べて出かける準備をしていると、桜が上城さんの家の住所を書いてくれた用紙を渡してくれる。

「あんた、これが上城さんの家の住所の紙だから、無くさないようにね!それと何かあったらすぐにあたいの電話番号に必ず連絡すること。報告.連絡.相談。この3つは欠かせないからね!」


「分かりました。書いてくれてありがとうございます。桜」


 僕が嬉しそうにしながらそう言うと、桜が僕の手を強く握りしめながらこういった上で、もう1枚の用意を渡してくれる。



 「まぁ、あたいはあんたの味方だから。あっ、これも渡しといてくれないかな?契約更改書。契約年数と年給は、あんたが決めて所定の用紙にペンで書いといて。1年契約の96万円からだったら大丈夫だから。


「ありがとう、そう言ってくれて、桜に言われるとすすごく嬉しいよ。それじゃ上城さんの家まで行ってくるわ」


 僕は、桜に笑顔でそう言ってから、ついにもの凄く男ぎらいである上城さんので自宅まで歩いて向かっていく。


 上城さんの心は、これからどのように変わっていくのか、それは次回明らかになるだろう。

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