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もしも最強の無法者が銀髪碧眼幼女になったら  作者: 東山ルイ
第八幕 君は本当にルーシ・レイノルズ?

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らしいが多い復活らしい

終わる終わる詐欺はまたもや詐欺で終わりました!! もう文字数が多いからとか言わずに100万字超えるくらいの大作つくってやりたいです!! SEASON3 CHAPTER1『君は本当にルーシ・レイノルズ?』開始じゃああああ!!

*ラストワンは消しました。今後の展開と齟齬が生まれてしまうためです、ご了承ください

 まず、大前提としておれは幼女になってしまったらしい。髪の毛は銀色で目は青い幼女に。


 異世界転生1年とすこし。積み上げてきたものも多かったはずだが、とある戦闘に敗れたことでそれもほとんど台無しになってしまったらしい。


 ただし父親はこの国の大統領を務めているらしいし、転生した場所は『魔術と技術の国』と呼ばれるほど発展しているらしいので、案外転生する前の要領で一般生活ができるらしい。


 それでも足りないものもある。まずは杖がない。あれがないと歩けないらしい。


 らしいが多い? そりゃ記憶がまったく残っていないからな。本名も思い出せないし、転生する前いた世界の記憶もおぼろげだ。


 だが、ひとつ覚えていることがある。おれはこの世界でも前の世界でもこう名乗っていた。『ルーシ』と。


 まあ、それだけ覚えていれば大丈夫だろう。なにをすべきなのかは分かっている。


 *


「やあ、ルーシ」


 ほら見ろ。やはりおれはルーシって名乗っていたんだ。でも病室に入ってきた少年の名前は思い出せんぞ? 妙に女顔で、香水かなにか知らないが、甘い匂いのするやや髪の長い少年。


「誰?」


 その感傷に浸るような表情で花を変えていた少年は、信じがたいものを見てしまったかのような表情で倒れ込んだ。


「え、え……」

「質問をしているんだ。君は誰だ、と」

「看護師さん!! ついに、ついにルーシが目を覚ましましたよ!!」


「あ?」


 即座に看護師たちが部屋へ入ってきて、ルーシの身体を触ってきた。どうせ歩行障害以外に問題なんてないだろうに。


「眠り姫が目を覚ますとは……」

「あのスライム娘による治療では数週間しか動けなかったのに……」

「やはり医学でも解明し切れないのだな、人類の偉大さは……」


 頭になにかを貼られる。マイクロSDカードほどのなにかを3枚ほど。

 ルーシは露骨に怪訝な顔になってみるが、看護師たち、果には医者も無反応だった。


「準備完了だ。まず、名前と年齢から訊いていこうか」


 3枚のチップが微弱な電流を流してくる。だからなんだって話だが。


「名前? ルーシだ」

「年齢は?」

「知らんな。死んだときは18歳だったはずだが、いまとなれば10歳の幼女ってところだろ?」


 さすがに年齢くらいは覚えている。というか、電流流されてすこし記憶回路が復活しているような気がする。


「属している学園は?」

「学園? おれが学校なんて行くかよ。アホらしい」

「なるほど……転生時の記憶は若干残っているが、それ以外はまるで残っていないのだな」医者らしき男は最前の少年を指差し、「あの子は君の同級生だ。名前をアーク・ロイヤル。ここまで訊いても分からないかね?」


 アーク・ロイヤル? ……駄目だ。まったく出てこねェ。

 ルーシは首を横に振った。


「では逆に……覚えていることを話してみてくれ」

「守秘義務をしっかり履行してくれよ? そこの……アーク・ロイヤルも」

「……。うん」


 ルーシはつらつらと語り始める。謎のチップの電流のおかげか、前世の記憶はだいぶ取り戻せた。


閲覧いただきありがとうございます!!

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