27. なんか妹が仲間になったけど、その前に新しい従魔とご対面の回
―鏡月が新規の子と契約しに行った後、なづなは…―
あのバカにぃ。知ってるなら最初っからそう呼べし。
はぁ。この状態で話しかけるのかぁ。不安だなぁ…
「あ、あのー……」
「あ、貴方が主くんの妹さんかぁ。可愛いね!!!」
「ふぇ!?!?そ、そんな、恐れ多いですぅ……」
「この娘はどうしたんじゃ??」
「鏡月の妹さんらしいですよ??なんか、変態に付きまとわれてるらしくて。」
「ほう。これは仲良くせんとな。よろしく頼むぞ。天帝。」
「あ、よろしくおね……って、えぇ!?なんでバレたの!?」
「あ、言ってはいけなかったかのう??かかっ!!」
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「あんなこと言ってみたけど、まさか本当に和津奈だとはなぁー。」
「ん?どうなさいましたか??」
「いいや、こっちの話さ。」
にしても外見からは想像できないほど広いな。
TDLくらいか??
「さぁ、着きましたよー。」
「おぉ。これはすごいな、綺麗な部屋だ。」
「そうでしょうそうでしょう!!なんてったって神聖な場所なのですから!!!」
まるで協会であるかという見た目の内装の中心には、幻想的な魔法陣が床や天井に描かれていた。
「ささ、床の魔法陣の中心にお立ちください。」
「あぁ。それで、これからどうすればいいんだ??」
「まず、契約書をお持ちかと思うので、それを手に持ってもらって、そのあとは私が合図をするまで魔力を魔法陣に込め続けてください。」
「りょーかい。……っと、これか。エリ、魔力を込めるけどいいか??」
「はい!!お願いします!!!」
おーし。魔力放出を足からやればいいからっと。
「ふぅ……。はぁっ!!!!」
「え??きゃあっ!!!!!!!」
鏡月が魔力を込め始めた途端、部屋一帯の魔素が鏡月の魔力と反応し、暴れ始めた。
「き、鏡月様!!!魔力を!!!放出をお止め下さい!!」
「え?もういいの???わかった。……ふぅ。今ので1割満たないくらいか。そこまで使わなかったな。」
「はぁ。はぁ。と、とりあえず、全行程終わりましたので、あと少ししたら現れるかと思います。」
「りょーかい。あと、これどうぞ。さっきのお詫びだ。これ飲んで、少し休んでて。」
「え??って、えぇ!?こ、こんないいもの、いいんですか??ありがとうございます!」
「いいっていいって。」
でも、あんなレア度低いやつもらってあんな喜ぶのか??
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『上級ポーション』
レア度 : 2 品質 : 6
効果
HP回復(全HPの3割)
疲労回復
MPリジェネ(1秒おきに0.7%を60秒間)
名前の通りのポーションだが、品質が通常よりも高いため、効果も段違いに高い。
鏡月はこれを低いとか言ってる。ズレてるね!!
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「ん?なんだ???」
魔法陣が光りだしたぞ。これ蒼天のことを〔サモン〕させた時と同じだな。あれ?そういえば〔サモン〕って、1度召喚したものを呼び出せないよな??なんでだろう。あとで問い合わせてみよう。
「あ、これやばいですね。」
「なにがだ??」
「この光の強さはかなり強めです。まぁ頑張ってください??」
「そのクエスチョンマークはなんだよ……」
「あ!!出ます!!」
「え??グアァァ!!!!目がぁ!!!!!」
目が焼かれるぅ!!!!!
……ふぅ。これくらいにしてと。
「……グルゥ。」
「なんだコイツ…って!?もふもふー!!!」
もふもふキタァー!!!!!
「な、ななな……」
「はぁ〜もふもふだぁー!!って、なぁ、どうし「なんでこんな化け物が産まれてくるんですか!!!」たんだ……って、なんだようるさいなぁ。そんなバケモンでも無いだろ。」
「いいえ、この体の色と光の強さ。何よりあの存在感たる魔力量!!!明らかに伝説の生物ですよ!!!」
「そうなのか??お前。」
「……グガァ。」
「へぇー。お前も災難だな。そんで、種族何?」
「……グルルル。ガァル。」
「なるほど、俺と同類なんだ。嬉しいぞー♪」
「……グルゥ。」
「な、なんで会話出来てるんですか……」
「あ?あー、そういうスキルを持ってるからだな。」
「なるほど……凄すぎますよ……」
「まぁ、そんなこといいから、こいつの登録頼めるか??従魔として登録して欲しい。」
「グルゥ。グルルル。」
「え?やだよ。お前は従魔。契約獣にしてみろ。今いる仲間にこき使われるに決まってる。お前は俺のそばでいいの。」
「……グガァ。」
「よろしい。」
「で、では、元の場所に戻りましょうか。」
「あー戻る前に。お前は今日から『月夜』って名前だからな。よろしく頼むぞ。」
「グルゥ!!」
ふぅ。なんとか終わったか。でも、このタイミングでまさかもふもふゲットとは!!我ながら幸運に恵まれているなぁ〜♪♬︎
―――to be continued―――




