1. プロローグ
初投稿です!!
なんか自分が好きな話が書きたくなったので、
衝動書きしました。
若干甘くなってる部分も出てくるかもしれないので、徐々に上手く書けるように頑張ります!
では、本編をどうぞ!
20××年 7月19日
「月冴ー、TWIやろうぜ」
「TWI?? なにそのTWI○Eみたいな名前のやつ」
俺は、月冴こと、柳源司 月冴というものだが、こいつ、三日月 和哉から最新VRゲームを進められている最中だ。
「なんでそーなんだよ!!まさか、このVRゲームを知らないってのか!?」
「いや、知ってるよ、<The World of Infinity>ってやつでしょ??」
この<The World of Infinity>というゲームは、ココ最近人気が急上昇したVRMMORPGの最新作で、過去最高のグラフィックと無限に近いほどの自由度が売りになっている。
なんで知っているかと言うと、和哉がβテスターに当選したのがまさにこのゲームであり、それがきっかけで色々と調べたからだ。
「なんだよ知ってんのかよ!! …まぁ、知ってるなら好都合。この前βテストが終わって、そろそろ製品版が開始されるんだけどさ、βテスターとしての特典で、機材セット2つ貰ったからひとつお前にあげるよ。その代わ「その代わりに一緒に製品版からやってくれないか、と言うやつかね?」……そうだよ。」
「被せられたからって怒んなよ?な?……まぁどーせ今日から夏休み期間だし、進路も確定だから、やってもい「ほんとか!!」……ほんとだって」
「よっしゃぁぁ「ただし!!」……ん?」
「夏休みの課題は10日間で終わらせてね、これが約束できるのならやってあげよう」
「ふっ、そんなの朝飯前だ!!」
何故こんな約束をするかというと、和哉は、容姿端麗スポーツ万能なんだけど、勉学に関してはマジでやばい。語彙力すり減るほどやばい。
尚且つ、かなりのゲーマーのため、この約束を誓わない限りは安心できない(主に卒業出来るか)。
ん?俺はどうだって??それじゃあ、少し俺について紹介しよっかな。
俺は、護身術の体得を理由に、空手や少林寺拳法、ジークンドーといった、いろんな武術を体得してる。あとはまぁ、もふもふが好きです。
和哉と比べるなら、スポーツはあいつより余裕で勝るけど、俺の容姿は普通。勉学はまぁ、あいつの家庭教師やるくらいは出来ているよ。
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「じゃあ、この後お前ん家に機材持ってくから、3日後だからな!絶対に忘れるなよ!!」
「分かったから前向いて歩いて。邪魔になってる。」
無事(?)終業式が終わり、これから夏休み。
まぁ、宿題は帰ってから全力出せば3日間で終わらせれるから、製品版スタートには間に合うな。
よし、課題を本気で終わらす!
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ふぅ、ようやく終わった。
あの後、和哉からしっかりと機材を受け取った。
そして今は日付が変わって7月22日、つまり、今日が製品版スタートの日なのだ。無事課題を終わらせた俺は、キャラ作成に入るところだ。
ちなみに和哉はひとつも手をつけていないらしいって。まじ約束破ったらタダじゃ置かん。
「兄ちゃん、その機材何??」
「んー?おぉ、和津奈か、これ和哉から貰ったんだよ」
このいきなりでてきた子は、俺の双子の妹で、柳源司 和津奈という。
案の定顔は似ていないが、妹は普通に可愛い。
この前も普通に歩いていたらスカウトマンに声をかけられていたほどだ。
尚、超のつくゲームオタクである。今回は少し買い負けたらしい。
「え、羨ましいちょーだい。」
「ちょいまち妹や。これは俺のだからあげません。」
「むぅ、兄ちゃんのケチ。」
「第二陣からの参加もできるんだから、それまで待ってればいいだろ??今のうちに予約してこい。」
「なるほど、行ってくる!」
すたたーっと足早に戻って行った妹を見送りつつ、説明書を読む。
「なになに? こちらのバイザーを装着した上で、ベッドなどに横たわり《オープン・ワールド》と言ってください、とな。なるほど、音声認識なのか。」
俺は、いかんせんVRというものをやってきたことが無い。理由は単純、そんな時間はなかったからだ。
しかし、高3になり、進路が確定している今、やらないという選択肢はないのだよ諸君。
とりあえず説明書を見る限り、身体に影響とかはなさそうだ。
というわけで、早速参りましょうか。
「《オープン・ワールド》!!」
―――to be continued―――
いかがだったでしょうか?
最近のVRMMOが、個人的にシリアス多くね?って感じてしまったので、つい勢いで書きました!
後悔はしていません。
頑張って長続きさせますので、感想コメント・ブックマーク等どんどんよろしくお願いします!