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忘れられた子犬  作者: 夢花
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寂しい家Ⅱ

お兄ちゃんと私の部屋は二階にあるの。だから、私は階段を登ってお兄ちゃんを呼びに行ったの。

「お兄ちゃーん」

「うん?エミリーか。今俺は勉強で忙しいんだから、邪魔しないでくれ。」こう言ってるけど、絶対に友達とゲーム遊んでるよ。だって、話し声が聞こえるもの。

「お兄ちゃん、バレてないと思ってるの?まさか、そんなことないよね?」

 …予想通り、話し声が聞こえなくなったわ。しばらくして、お兄ちゃんが出てきたの。ため息をつきながら。

「わーたよ。で、何?」

「お母さんが呼んでるよ。私、犬が飼いたいって行ってたでしょ?それについての相談。さ、早く!」私が歩き始めると、お兄ちゃんもしっかりついてきたわ。

「急いで!またお母さんが写真の整理に夢中になる前に!」そしたら、お兄ちゃんも面倒臭そうに早足でついてきたわ。まあ、お母さんは何かに夢中になると、何も見えなくなるタイプだからね。

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