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神様の涙  作者: 美黒
3/16

3 雨が繋いだ僕ら

 いつものようにこの神社に来たのは良いけど、そういえば昨日、初めて自分以外の人が雨宿りをしているところを見かける、というハプニングがあったのを思い出した。しかも女性だったし、昨日は過酷な雨宿りだったように思える。もはや病気と言っても差し支えのない女性への苦手意識が働いて、数分の事とはいえ、かなり気が滅入ったのは間違いない。

「また今日も居たらどうしよう……」

 そんな不安がよぎるが、まさか2日連続で傘を忘れて同じ所で雨宿りする訳ないじゃないか。

 僕じゃあるまいし。

 大丈夫だ、と半ば無理やり自分を安心させて、賽銭箱の所にたどり着くと、僕の考えが外れていた事を知らされる。

 昨日の女性が、居たのだ。

 しかも、昨日の場所ではなく正面にあたる、賽銭箱の所に。下には階段と祠があってその前に佇んでいる。

 そこは、僕の場所だというのに、それが当然かと言うように、凛として、空を見上げて彼女は立っている。

「な、何で」

 僕は昨日のように隠れる事も出来ず、近づいたまま立ち止まっていた。ああ、せっかくのオアシスがああああ……。そう叫びたくなるが何とか抑える。

 そのまま立ち止まって内心あわあわと焦っていたら、昨日の女性はこちらに気づいてあの綺麗な瞳で僕を見る。

 う、こっちを見ないでくれ!そんな純粋な目には慣れてないんだ!

 まるで僕の汚い部分を全て包んでしまうような瞳が、射抜いて止まない。そっと視線を外してぽつぽつ降る雨に身を濡らしていく。

 このままでいたら大嫌いな雨に身体が浸食されてしまう。

 しょうがないので、僕は勇気を振り絞って女性元へ歩いて行き、何事もないかのように隣に立った。

 女の人の隣っていうのも嫌だけれど、雨に濡れるという方がもっと嫌なのだ。

 すると、女性は何を思ったのかくすり、と笑った。

 まさか、僕が変な事をしたのだろうか。

 この私の近くに来るとは愚か者ね……みたいな感じの事を思っているのか……?

 これだから女性は苦手なんだ。何を考えているのか分からない。

 僕がそんな事を考えていたら女性は口を開いて、僕の予想と違った事を言った。


「昨日も、ここに来ていましたよね」


 綺麗な声だった。

 まるで鈴のように細く可愛らしく、いつまでも聞いていたいような声。そして、その声は彼女の綺麗な外見と相まって、儚さを強調させた。

 正直、声に聞き惚れて全然話を聞いていなかった僕は、何を言ったらいいか分からなくて、咄嗟に出たのは情けない言葉だった。

「え……、ええ、あ、はい……」

 曖昧過ぎるその言葉は、何も意味していないかのように宙に舞った。事実、何も意味していないただの空虚な言葉で何だか、とても恥ずかしい事のようにさえ思えてくる。

「酷い。話、聞いてなかったんですね?」

 そう言って、言葉とは裏腹に優しくほほ笑む彼女はとても綺麗で、凄く、心が洗われるようだった。

 何だろう。こんな人なら好きになれそう……。

 女性に絶対的な拒絶をする僕がこう思ってしまうのだ。彼女はそれほどに美しくて、魅力的だった。

 今までに見た事のないタイプの人であるのは確実だ。僕の周りにはこんな儚い雰囲気の人はいない。

「すみません……」

 とりあえず、機嫌を損ねたらいけないだろうな、と謝っておいた。聞いてなかった自分が悪い。

「今日も、雨宿りしに来たんですか?」

「あ、ああ、はい」

 そうか、昨日も居たから気になったのか。まあ、僕はここの常連だからな。

 しかもこの神社は僕の縄張りだからな!

 それよりも、そう言うのなら彼女もまた雨宿りだろうか。

「あ、貴女も雨宿りですか?2日連続で?」

「私は……、雨が好きだから。空を見ていたいんです」

 だからこの神社に来たって事だろうか。

 まるっきり僕と正反対じゃないか。道理で雨が似合う女の人だなと思った。

 いや、そんな事より、だ。

 今、僕は誰と話をしている?

 もしや、女の人と話してる……?

「うわああああ!?」

「きゃっ……!?」

 あり得ない現実に声が出てしまった。しかも彼女を驚かせてしまうとは不覚。

 しかしこれは驚かせてしまうのも無理はない。何たって僕は!女の人と話しているのだから!

 信じられない。このヘタレで女の人に全く免疫のない僕が!多少どもっているが、割とまともに話せている。これは奇跡と言っていいだろう。

 よし、今日は女の人とまともに話せた記念日にしよう!

 心のカレンダーに記念日を刻み、隣の女性へと顔を向ける。

 彼女は、先ほどと変わらず、ずっと笑みをたたえていた。

 こんな綺麗な人と、僕が、隣に居て話をしている。まるで夢のようだ。


 しかし、そんな事を考えたら必ず付いてくるのは焦りや恥ずかしさという負の感情。突然の予想外な出来事で、様々な感情が渦巻いて、僕は思わず頭を抱えてしまう。

 だって、今女の人と話してるんだよ?

 十八年間生きて来て、初めてまともにまとに話した気がするんだ。

 これほど情けないとは、ますます僕は駄目な男だと落胆する。きっと幸弘なんかはこんな初歩的な事でどぎまぎしたりしないだろうに。

 僕の気分はどんどん沈んでいき、最終的には恥ずかしさで逃げ出したくなっていた。

 そんな中、彼女は突然笑い出す。

「ふふ……」

「……え?ええ!?」

 僕は笑われた事に訳が分からず、抱えていた頭を離して彼女を凝視する。すると彼女は申し訳なさそうに言うのだ。

「ふふ……、笑ってしまってごめんなさい。何だか……面白い人ですね」

「えっと……?」

 どういう意味か首を傾げると、彼女はとびっきりの笑顔で頷いて、何も言わない。

 でもその笑顔は、

 どんな人よりも、

 テレビに出ているアイドルよりも、

 二次元のアニメキャラよりも。


 綺麗で、


 可愛かった。


 僕はきっとこの時から、彼女に恋をしていたんだと思う。それほどに、彼女は美しくて、可愛くて、とろけそうなほどに素敵な女性で、僕の心を打ちぬいたのだ。

「ううん、と。そう、でしょうか」

「はい。……本当にごめんなさい。笑ってしまうなんて失礼ですよね」

「いや……、気にしなくていいです。大丈夫ですから」

 僕もぎこちなく笑って返す。本当は彼女に負けないくらいの笑顔で返したかったけれど、僕が女の人に自然と笑う、という芸当は難しい。

 だから無理矢理組み立てたおもちゃのような笑顔になってしまった。気持ちは伝わっているはず。そうだと願うばかりだ。


 女の人とこうやって話すのは苦手だ。初めての事と言っていい。

 だけど、どうしてだろう。

 彼女なら。こんな僕にだって、大丈夫かもしれない。そんな勘に近い感覚を覚える。

 あんな風に笑われたら、またあの顔を見てみたいと思う。こんな僕でも彼女を笑わせられた。そんな自信が少しだけついたから。


「あの……、失礼かもしれませんが、貴方の名前を伺ってもいいですか?」

 それからしばらく、彼女の笑顔に見惚れ、ぼうっとしているところに聞かれた。僕は目を丸くしながら、こくこく、と了承の意思を見せる。僕も彼女の名前が知りたいと思っていた所だ。

「僕は、赤瀬時也です」

「赤瀬さん……」

「あなたの名前は?」

 僕がそう問うと、彼女は何故か考えるそぶりを見せた。名前って考える事なのだろうか。それとも、女子はそういう名前一つも気にしてしまうのだろうか。

 疑問を感じながら彼女を見つめてると、伏せられた長いまつ毛がきらりと光る。

 やがて彼女は何かを思いついたように顔をあげると、おもむろに呟く。

「雨宮です」

「雨宮さん……ですか」

 雨が好きという彼女にぴったりの名前だと思う。しかし、出来る事なら下の名前も知りたかった。僕も言ったし。

 でも、そういうのはもしかしたら何か事情があるかもしれないし、深追いして嫌われるのは嫌なので、下の名前を聞くのは止めた。

 とりあえず、雨宮という言葉を心の中で噛みしめる。

 雨宮、雨宮……。うん、何だか良い響き。


 そういえば、女の人と話すときはどういう会話をするべきだろう。

 初めてだから慎重に行った方が良いかもしれない。一体どんな言葉で傷つけてしまうかもわからないし。

 でも、僕は気になってしまうと慎重なんて言葉を忘れてしまう。好奇心旺盛、だけど臆病者。おかげで、言ってしまってから後悔することになるのだ。

「雨宮さんって、この辺に住んでるんですか?」

「……どうしてそう思うんですか?」

 し、しまった!いきなり人に住んでる所の話をするなんて失礼だったかもしれない。

 僕は言ってしまってから案の定後悔して、落ち込んだ。慎重という言葉は何処に行ったんだ……。きっとゴミ箱に捨てて来てしまったんだろうな。

 雨宮さんは驚いた顔をして僕を見ているので、恥ずかしくて目を泳がせる。やがて雨音に耳を澄ませて密かに深呼吸すると、口を開いた。

「いや、えーと……。僕、いろいろあって雨が降るたびにここに来るんですよ。だからここに来る人の事、 結構知ってて……。雨宮さんは初めて見る顔だなあ……って。迷惑な事言ってすみません」

 僕は雨宮さんに失礼な事を言ったような気がして、最後に謝ってしまう。

 僕はネガティブでもあるから、どうしてもこうやって謝ってしまう事があるのだ。

 事情だって、よく分からない説明になってしまった。気付けば項垂れて雨宮さんの顔が見れなくなる。 せっかく女の人と話が出来ているのに、空回りしているような気がしてならない。

「そうだったんですね……。とりあえず、謝らないでください。私、謝られるような事されていませんよ?」

 そう言って人差し指を立て、人懐っこそうに笑う彼女はとてつもなく優しい。何だこの天使のような人は。

 僕を貶めるつもりか。

「それにしても、雨が降るたびにこちらにいらっしゃるんですね」

「はい……そうです。雨宿りをしてます」

 何だか、その事についてとてつもなく羞恥心が湧いてきた。さっきから僕の心は忙しくてたまらない。

 まさか、極度の面倒くさがり屋で、傘は基本持って来ない、でも雨は嫌いなダメ人間……なんて言えるわけがない。どう誤魔化そうか……。

 きらきらの笑顔でどうしてですか?とでも言うように僕を見る雨宮さんに、深く心をえぐられる。誤魔化すと言っても、彼女に嘘をつくのもなんだかなあ……。

「僕、かなり忘れっぽい所があるんですよ。だから傘をいつも忘れてしまって。馬鹿ですよね」

 あてずっぽうに誤魔化しだけど上手く出来たと思う。こんなに自然とカモフラージュしてみせるとは自分、天才かもしれない。

 忘れっぽいのは面倒くさがりよりは印象いいはずだし、彼女にそこまで悪いイメージを与えなくて済みそうだ。言葉って凄い。日本人で良かった。

「ふふ……。忘れっぽい、なんて。それでいつも雨宿りを?」

「は、はい」

「やっぱり、面白い人」

 そう言って彼女はまた笑ってくれる。曇り空に隠れてしまった太陽の光のように、反則的に。それを見て僕の心臓はばくばくと煩くなる。

 高鳴る心臓に可笑しな感情が渦巻いて、僕はどうしていいか分からなくなる。

 雨宮さんは純粋で、どこまでも清い。そうじゃなきゃ、こんなに綺麗に笑えないもんな。

 そうして、僕も今度は自然な態度で笑えた。良かった、意外と出来るじゃないか。

 ふと空を見上げると、雨は止みかけていた。土砂降りの雨空だったはずが、今や薄墨の雲が、出すものがないとでも言うように拡散していっている。

 少しずつ、雲の動きが変わってきているのだ。

「そろそろ、雨、止みますね」

「……そうですね」

 そう答えた雨宮さんは何処か切なげに見えて、儚い。彼女は、何をそんなに思い耽っているのだろう?

 雨宮さんの事も気になるが、それよりも本格的に雨が止んできて、そろそろ帰っても良い頃合いだ。雨宮さんの事はすぐに頭から離れ、家に帰ってレポートを書かなければいけない事を思い出す。

 携帯をポケットから出して時計を見ると一八時三十分と表示されている。今日は雨が止むのが割と早い方だった。最近は一九時過ぎまで止まない事も多い。一日雨が止まずに土砂降りの中走ることだってあるし、今日は本当にいい方だ。


 早く帰るにこした事はない。僕は携帯をしまうと、雨宮さんにこれから帰る事を伝えようと視線を合わせる。

「雨も止んできましたし、名残惜しいけど帰りますね」

 それを無意識に言って、後から気付いたけど、本当に名残惜しかった。もっと彼女と話してみたい、と感じてしまう。でも、帰れるなら帰りたい。その矛盾した二つが、僕の中でぐるぐると回っていた。

 まさか、この僕が女性ともっと話してみたいと思えるなんて。

「え……、はい。えっと、お気を付けて」

 少し戸惑っているのか、何に戸惑っているのか分からないけど、笑顔で言ってくれたので、僕も笑って返す。

「はい。雨宮さんもお気を付けて」

 そう言って僕は、その場を離れた。鳥居まで一直線に歩いたらすぐに家の近くに出るので、真っすぐ進む。

 また会えたらいいな。初めて女の人とまともに話せたし。それに彼女は……とても、僕を癒してくれた。何だか見ているだけで、心が温かくなるような人だった。

 嫌いな雨雲が去った空の下、機嫌良く鳥居までたどり着くと、後ろから声が聞こえた。


「……っさん!赤瀬さん!」


 その声が僕の名前を呼んでいると気付いて、振り返る。視線の先には雨宮さんが走ってやってくるのが見えて、何か忘れ物だろうかと立ち止まる。

 息を切らしているので、よほど焦って走って来たのだろう。僅かな距離とはいえ、この暑さと湿度の中全力疾走したら、体力はごっそり持って行かれるはずだ。

「えっと……あの?」

 どうしていいか分からず、口をもごもごさせていると、雨宮さんは、息を乱しながらも僕の顔を見た。

「あ……あの。いきなり呼びとめてしまってすみません」

「いや、大丈夫ですよ。気にしないでください」

 僕がそう言うと、ホッとしたのか、雨宮さんは穏やかな表情になった。本当にどうしたのだろう?

「あの……。また、会えますか?」

「…………え?」

 予想外だった。僕も確かにまた会いたいと思っていたが、まさか彼女の方からやって来るとは。僕は、少しだけニヤけそうな顔を押さえながら、急いで頷いて返事をする。

「……じゃあ、雨の日に、またここで会いませんか」

 僕がそう言うと、今度は雨宮さんが、ぱあ、と嬉しそうに顔が華やいだ。

 首をちぎれんばかりにこくこくと頷いて、はい、とその儚さに見合わぬ元気さで返事してくれた。

 あまりに嬉しそうに答えてくれるものだから、僕は顔が綻んでしまう。くそ、何て可愛い人だ。


 雨はもう、すっかり止み切っていた。

 まるで僕の心情を表すかのように、どんよりとした雲が空けて、太陽が顔を出し始める。

 僕は、今度こそその場を離れる。雨宮さんという女性と話せた、小さな幸せらしきものを噛みしめながら。

 ちょっとだけ口元を緩ませて。

 何だか嬉しくなって、鬱々としたものを取り払うように、駆け出した。


 しばらく走って、神社が見えなくなり、自分の家が目の前に見えてきた頃、思い出したように立ち止まる。

 そうして、今まで内にためてきた感情を一気に放つように。

「ああああああ!」

 僕は大声をあげて叫んだ。

 いきなり奇声を発してしまったが、幸い、周りに誰もいなくて変な目で見られる事はなかった。

 いや、そんな事よりも、だ。

 約束、してしまった。雨宮さんと。

 次に会うって。

 きっとあまりの嬉しさに顔が歪んでいると思うが、気にしていられない。

 またあの人に会えると言う事実が、僕の羞恥心をかき消して、有頂天にさせた。

 こんなに嬉しい気持ちになったのはいつ以来だろう。

 女性と会話どころか、会う約束だって出来たのだから、奇跡に等しい。この奇跡、いつまで続くのか気になってしまうところだ。多分すぐ終わりそうなので、僕はそうならないように努力していきたいと思います!

 ……しかし。

 つい先ほどの約束を頭の中で、反芻させた。

 ――じゃあ、雨の日に、またここで会いませんか。

 その言葉を思い出して、自然とため息が出る。なんにも考えずに言ってしまったけれど、この約束は少し。……おかしくないだろうか。

 何故僕は雨の日にしたんだろう。大嫌いな雨を拝みながら彼女と会うなんて、良いとは言えない。雨宮さんが雨を好きな人だったからまだ良かったものの、普通の女の人なら僕と同じように嫌がるだろう。

 やっぱり僕は馬鹿なんじゃないか?

 妙な解答に行きつくと、湿気でぐるぐるになった髪をかきむしって、家に向かって再び歩き出す。

 雨の日に、って言ったら、彼女は本当に嬉しそうに頷いてくれた。

 それは本当に雨が好きという事だろうか。それなら僕の提案も間違っていないはず。無理矢理安心させて一息つくと、先ほどまで雨を降らせていた雲を見上げる。

 雨なんて好きになるところが一つもない僕には、彼女が好きだと言う事について、未知との遭遇だった。

「雨の何処がいいんだろうな」

 僕は多分、テストで雨の利点を答えよと問われたら無言でテストを紙飛行機にしてしまいそうだ。

 利点ってなんだ。雨に何の得があると言うんだ。


 雨が好きな人には、雨の日に会うのも問題ないのだろうか。

 そんな雑多な事をぐるぐる考えていると、やがてアパートにある自分の家の前に着く。僕は最後に振り返って空を見上げる。何度も見た雨空には、雨宮さんの笑顔が浮かんでいるように見えた。

 けどきっとそれは幻覚で、現実には相変わらずの空模様と、湿気の具合がバランスよく僕に襲う。興奮したせいもあって、額から汗が流れ、不愉快な感覚に眉を寄せてぬぐった。

 だけど、どうしてだろう。

 心の中で、不本意ながらも、明日雨が降りますように、と願ってしまった。

 雨宮さん効果は抜群だった。


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