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管理人生活  作者: 星降
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プロローグ

表現や改行等 見苦しい点があるかも知れないですがよろしくお願いします

まず昨日の出来事から説明させてくれ



一般的に人生で最も青春を感じる機会が多いとされる高校生活(そう考えるのは俺だけかも知れないが)を学業も部活動も恋愛も控えめにこなしてきた俺は高校卒業と同時に大学にも行かない自分にはもう青春は来ないだろうと決め込んだ。


それから特に就きたい職業もないので両親の有り余る資産をあてに当分を実家で過ごすという世間一般で言う引きこもり生活を送ろうと俺は親不孝を自認しながらも決意した――



次の日だった




朝7時に起きた俺は引きこもりと言っても別に部屋に籠もる訳でもないので朝食を食べに居間に行った


居間にはいつもいるはずのお袋の姿はなく、変わりに一通の手紙が置いてあった




『太陽、父さんと母さんは1カ月位仕事でイギリスに行く事になった。お土産もきちんと買ってくるから心配するな


ところで母さんから聞いたが暫く家で暇を持て余すそうだな?

泰三さんが新しいアパートを建てたらしいんだがそこの管理人がまだ決まって無いらしいんだ。


そこでだ、太陽。

そこの管理人になってみろ。社会を生きる上でいい経験になるはずだ。なに心配するな、泰三さんに話したら喜んでだぞ。ということだから頼むぞ


下に住所書いてあるから今日中に荷物まとめて明日そこに行け。泰三さんが色々説明してくれるそうだ。


じゃあな

――親愛なる父より』




これが昨日の出来事



そして俺は今、親父の手紙に記されてあった住所の目の前にいる


特に反対する理由も無いので親父の言うとおり1日で荷造りをしてここまで電車やタクシーなどを駆使してやって来た訳だ



目の前の新築であろう建物はいかにもアパートです。みたいなまぁどこにもありそうな造りをしていた。規模はさほど大きくなさそうだ


これなら管理もそんなに苦労はしなそうだ



などと『大きな木』と書かれたこの建物の名称だと思われる看板を見ながら


これからの管理人生活を少なからず楽しみにしている俺であった

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