出会い
ここはどこだ?
体は動かないが、何かに乗せられて揺られている、多分馬車だろう
目の前には、どこまでも続いてる広くて青い空、真っ白な雲、そして少女
いやー、風が気持ちいな
いったい誰が…
ん?空、雲、...少女?
そこから思考回路が戻るのに一秒もかからなかった
うん、確かに目の前に綺麗な金色の髪に、青い目、整った顔立ちをした少女がいる
まったく状況を整理しきれないままいると
「あ、お兄ちゃん起きた!おはようなのだよー!」
元気よく少女が挨拶してきた
いや、さらに理解できないんだが
「おー、やっと起きたか」
次に話しかけてきたのは、前で馬車の馬を引いている30歳前後ぐらいの無精髭をはやした大きな男の人だった
「びっくりしたぞ、いきなり人が倒れてたんだからな」
どうやら、この人たちに助けられた様だ
「どうだ?大丈夫か?」
「あぁ大丈夫だ」
「そうか、なら良かった」
などと笑ってきているが、多分追っ手の奴らとは関わりはないだろう
「そうだ、自己紹介がまだだったな、俺の名前はクロードだ、そっちは娘のエレナだ」
「エレナだよ、今年で6歳になるんだ、お兄ちゃんはなのだ?」
「俺の名前はシリウスだ、俺は今年で8歳だ」
「え!じゃあエレナより年u」
「そうか!エレナより年上か」
「あ、あぁ」
おいおいクロードさん良いのか?エレナが不機嫌になってるぞ
「年上ならお兄ちゃんのことお兄ちゃんてっ呼ぶなのだよー」
「あぁ別に良いけど」
「それから~」
エレナがまだ何か言いたそうだったがクロードさんがまた割り込んできた
「そういや、この辺で見ない格好だな、格好からすると騎士では無さそうだし旅のもんか?」
確かに自分の格好を見てみると、さらしに、すこし破れた袴というなんか特殊な格好だった
確かにクロードさんの着ている服とはかなり違っていたが、正直いつからこの格好か覚えてなかった
「いや、俺は逃げて来たんだ」
「えぇぇぇ!お兄ちゃん逃げてきウギュ!」
いきなり、クロードさんのげんこつがエレナの頭に飛んできた
割とアレ(げんこつ)痛そうだぞ
「こら~エレナそういうのは気安く聞くことじゃない」
「は~い」
どうやら、それほどいたくなかったらしい
「まあ、ここで話すのもなんだし家にこい」
「え!?」
「もうすぐ俺の村につく」
「はぁ、じゃあお言葉に甘えて」
と、まあ、こんな感じてクロードさんの家に行くことになったが、一体俺はどうなるんだ?




