日本某所、たわいない共生の一部始終
〈日本某所、たわいない共生の一部始終〉
・1・
安アパートの四畳一間、風呂なし。
霜月の肌寒い空気などそっちのけで、今日もこの部屋は騒がしく、そして暑苦しい。
「おなかすいたー! ご主人、昼餉はまだアルか?」
妙な語尾と発音の甲高い声に、げんなりとした俺は汚い台所から振り向く。
その視線の先、これまた汚い部屋のど真ん中には、チャイナドレスの美女がはしたなく胡坐をかいていた。裾から覗く太ももは白い。
「文句言うなら手伝え、メイミン」
「いやヨ、面倒くさいアル」
即答である。俺はしばきたい気持ちを懸命に抑え、その気の抜けたツラを睨めつけるだけに留めた。
彼女の名はメイミン。中国から来たと自称しているが、その真偽は不明。丸い両瞳はともかく、左右の団子頭とか服装とか喋り方とか、典型的な中国人だ――が、ド定番すぎて逆にパチモンくさい。
ちなみに彼女は俺のことを“ご主人”と呼んでいる。理由は……なんでだろうな。
俺は溜息を吐いて、彼女の隣を一瞥する。
「じゃあそれでも食ってればいい」
メイミンの隣には、テーブルの上に山と置かれた細長い草をもしゃもしゃと咀嚼する、白黒の動物がいた。普段は転がったりものを投げたりと遊んでいて大変なのだが、さすがに食事中は静かだ。
愛らしい見た目のパンダである。俺たちはこの一室、ふたりと一匹で暮らしている。
「失礼な! アタシはテンテンのご飯を奪ったりしないアル! ねぇー」
声高にそんな主張をした後、猫撫で声でパンダ――テンテンと顔を見合わせるメイミン。素知らぬ顔で(表情なんて読めないが)テンテンは黙々と食べ進めている。
しかし、反論すべきはそこじゃないと思うが。それ笹の葉だぞ。
「……なら、おとなしく待ってろ。もうできるから」
つっけんどんに言い放って、俺は手元のフライパンに意識を戻した。炒飯の香ばしい匂いが食欲を刺激する。
まだメイミンは虐待だ、餓死するなどと喚いていたが、一切合切を無視した。ときには相手をしないのも教育のコツだ。
少し待ってからコンロの火を止め、さて盛りつけだと皿を並べたところで、
――ピーンポーン
インターホンが鳴った。昼飯どきだというのに、誰がなんの用だ。
「メイミン、ちょっと代わりに出てくれ」
「……お腹空いて動けないアル」
こいつ飯抜きにしてやろうか。
仕方なく俺はエプロンで手を拭い、玄関に向かった。散らかったゴミ山を足でどかしつつ、背後に腹の音を聞きながら扉を開ける。
「あれ、大家さん。どうしたんです?」
そこに立っていたのは、白髪頭で背の低いじいさんだった。そして彼の足下には、大きな段ボール箱。
じいさん――このアパートの大家は、愛想笑いの俺に険しい眼差しを向けた。
「アンタの部屋に通販の届けものじゃ」
思わず首を傾げた。俺は通信販売なんてした記憶はないぞ。
しかし困惑する俺を待たず、大家は低い声音で続ける。
「中身がペット食品と書かれているが……この部屋はペット禁止だと、知っとるよね?」
「え」
なんとなく事情を掴めた。当然ながら、パンダと一つ屋根の下で生活していることは、周囲には秘密にしている。
というか、俺もテンテンが食べている笹の葉の出所は不思議だったのだ。まさか勝手に通販なんてしてるとは予想外だった。
……あとでメイミンには直談判するとして。
「いや飼ってないですよ! いや俺ってば綱吉リスペクト精神で野良犬に餌あげるのが趣味でして――」
「まあ部屋を確かめれば済むことじゃ。上がらせてもらうぞ」
慌てて弁明する俺に取り合わず、彼はサンダルを脱いで細い廊下の奥へ進んだ。まずい、バレたら部屋から追い出されること必至だ。
しかし、もう手立てはない。俺はただ諦念に浸って状況を見守り――
「おわあああああああ!」
――大家はダッシュで戻ってきた。
「ほ、本当にアレを飼っとるんか……?」
震える声で尋ねられる。動転のせいか目は瞠られて、冷や汗が顔中を伝っている。
俺はすかさず早口で答えた。
「いやだなあ、ヌイグルミと見間違えたんじゃないですか? この部屋に動物なんていませんよははははは」
補足しておくと、テンテンの体長は二メートル超、体重は一八〇キロくらいだ。
まだ彼の驚愕は収まらないらしく、思い切り左胸を抑えている。いつ眼前でぶっ倒れても、失禁してもおかしくない雰囲気。
「そ、そうじゃな。疑ってすまんかった」
逃げるように足早に帰る大家の背中を見守り、俺は胸中で頭を下げた。
――ごめんなさい、嘘つきました。
「ご主人! 早くご飯よこすアルー!」
――この部屋に動物、二匹います。
・2・
「ごちそうさま!」
「ほい、お粗末さん」
結局、メイミンは炒飯を二人前もたいらげやがった。
満腹になったらしく、ふぅと息をついてその場に寝転がった彼女の横では、いまだテンテンが食事を続けている。一心不乱に食べるその姿は無邪気な赤子のようで、(主にメイミンのせいで)荒んだ心も癒される。
「しかし本当によく食うな……」
山盛りの笹を片づけたテンテンだが、今度は林檎を丸齧りしていた。俺たちのおよそ三倍以上の量を食べてなお、まだこの巨体は満足しないらしい。
「当然アルよ。テンテンは三度の飯よりご飯が好きアル」
「阿呆丸出しだぞ、おまえ」
俺の冷静な指摘など意にも介さず、不意に起き上がったメイミンは、林檎をひとつ手に取ると――、
それを俺の頭頂部に乗っけた。
「おい、なにすん――」
頭上を突風が吹き抜けた。
「ヒィ……っ!」
尋常じゃない勢いで、テンテンが頭の林檎を掴み取ったのだ!
手の位置があと少し下にずれていたら、首の骨が無惨に折れていただろう。……正直、ちんちん縮み上がりました、はい。
「あひゃひゃ! ご主人、変な顔してるアル!」
恐怖に引き攣った俺の表情を見て、例の馬鹿女が爆笑している。ちくしょう、しょうもない悪戯に他人の命を賭けやがって。
「動物園の飼育員の気持ちが痛いほどわかるぜ……」
精一杯の皮肉に、しかしメイミンはなぜかドヤ顔。
「そう、パンダのお世話は大変アルよ!」
――俺はオメーも世話してやってんだぞ、敬え。
冗談抜きで動物並みのメイミンの脳みそに、憤怒を通り越して呆れてしまう。
そこでふと疑問が浮かんだ俺は、手元のスマートフォンをいじった。インターネットで“パンダ”と検索。
「む? ご主人、どうしたアル?」
「いや……やっぱり、テンテンって平均よりだいぶ大柄なんだな……」
ぱっと調べた限りでは、二メートルあるパンダは相当珍しいようだが……
「ああ、そんなことアルか」
俺の呟きを聞いたメイミンは、喜色の笑みを浮かべて謎の行動に出た。
右手を自身の胸元に突っ込んだのだ。一瞬だけ覗いた立派な谷間に、顔が熱くなる。
俺のウブな反応などいざ知らず、彼女はそこから、小さな注射器を取り出した。四次元おっぱい……いや、なんでもない。
それを顔の前に持ってきたメイミンが注射器の尻を指で押し、色のついた液体をぴゅっと飛ばす。そして怪しげなポーズを取ると、それ以上に怪しい笑顔を浮かべた。
「中国四千年の歴史を甘く見ちゃいけないヨ。テンテンはこれの力で――」
と、言葉が途切れる。唇を吊り上げたままの表情で一瞬硬直し、すぐに両手で口を塞いだ。
「やばっ。まだ日本じゃこの薬……」
なんか不穏な台詞が耳朶に届いたが……無視しておこう。
俺は無言で立ち上がり、昼飯の食器を片づけた。
・3・
おかしい。
やはりこの状況はおかしい。
流し台で食器の汚れを洗い落としながら、胸裏で鬱憤を募らせる。水仕事で手は冷たいが、心の奥底は激情に滾っていた。
「あひゃひゃひゃひゃ!」
後ろで響く耳障りな笑い声は、無論メイミンのものだ。床にごろんと寝転がり、俺の漫画を読み漁っている。
ちなみに大家の意向でこのアパートには床暖房が設置されており、奴は現状すこぶる快適ということだ。家賃を払ってるのは誰だと思っていやがる。好き勝手に食っちゃ寝しやがって。
思えば毎日毎日、メイミンは同じような生活習慣を続けているが、肥え太る兆候は微塵も見られない。並んで横になっているテンテンそっくりの体型に、いつなっても不思議ではないのだが。
ちらりと部屋の様子を――彼女の全身を覗き見る。
彼女は俺の方に尻を向けていた。胸元は難しいが、その見事なプロポーションはよく窺える。
身体に張りついたロングチャイナは、その憎らしいほどにくびれた腰を余計に煽情的に見せていた。意図せず息を呑む俺。
視点を下げれば、桃のように丸いお尻がある。彼女の下品な大笑いに合わせて左右に揺れている。ふりふりと、一定のリズムで。催眠術にかかりそうだ。催眠術のせいで鼻息が荒くなる。
まずい。怠惰を叱るどころか、妙な気分になってしまう。
俺は頭を振って煩悩を振り払い、彼女の背後で怒鳴った。
「そ、そんなはしたない格好で寝るんじゃない! というか、少しは手伝え!」
一瞬驚きに肩を震わせたメイミンだが、首だけで振り向いたその容貌には、余裕に満ちた笑みが貼りついていた。まるで幼子の相手をするような。
「せくしーしょっと。はたらき者のご主人に、ささやかな贈りものネ」
言って漫画に目を戻すと、彼女は小馬鹿にするように尻を振った。完全に俺をおちょくっている。
……声を荒げたのは失敗だった。彼女の身体に動揺していたのを、自分から打ち明けたようなものだ。
とはいえこの女に見下されると、通常の三倍はイラっとする。もう堪忍袋の緒が切れそうだ。しかし現在も小癪ながら、彼女の臀部に――さっきよりも近くで――目が釘づけになってしまっている。うう、男って……
もうなにを言っても負け犬の遠吠えにしかならないだろうが、最後にひと言だけ、ぼそりと呟く。
「なにがセクシーだ、毛糸のパンツなんて穿きやがって」
「アイヤーーーーーーっ!」
瞬間、べらぼうに機敏な動きで立ち上がったメイミンが、部屋の隅に逃亡して下腹部を押さえるようにへたり込んだ。顔面を耳まで真っ赤に染め、俺を睨む双眸は涙目になっている。
そして半狂乱に黄色い声で喚き出した。
「もぉーっ! 寒いんだから仕方ないアル! セクハラ猛烈反対ヨ! 弁護士に訴えてやるアル!」
唐突に狼狽したメイミンに、俺は思わず呆然としてしまう。こいつ、まさか……
「恥ずかしいのか、毛糸パンツ……?」
「お……乙女の秘密を覗いておいて最低な言い草アルよ、それっ!」
いつになく動揺している彼女の姿に、報復どころか俺も仰天していた。コイツにも人並みの羞恥心があったのか。
「もうこっち見んなアルっ! 黙って皿洗え!」
手元の漫画を投げつけられ、ようやく我に返った俺は慌てて台所に避難した。
――いや、でもさ。
見られて焦るなら、最初からそんな際どい格好するなよ……
・4・
毛糸パンツを指摘して以来、メイミンが俺を無視するようになった。
普段の会話はもちろん、飯を食べても「ごちそうさま」すら言わない。居候とは思えない態度のでかさだ。
――三日ほど、そんな状況が続いた。
今日もメイミンは毛布にくるまって漫画を読みふけっている。しかし、あの奇天烈な笑い声はもうない。本当に目を通しているのか、というくらい淡々とページを捲っている。
そんな彼女を尻目に、俺はテンテンと(命懸けで)戯れていた。部屋の中で追いかけっこのつもりだろうが、この巨体では洒落にならん。……コイツと遊ぶ役回りは、本来は俺じゃなかったのに。
楽しそうなテンテンから繰り出される一撃を間一髪で避けながら、ふと感慨深い気分になってしまう。
思い返せば、メイミンが居候を始めてからこれまで、彼女と言葉を交わさない日はなかった。
初めて出会ったその瞬間から、すこぶる生意気だった彼女と。
★
一年前――玄関の扉が激しい音を立てて開いたのは、突然だった。
「お邪魔するアル!」
部屋の奥に丸まって寝ていた俺は、甲高い女の声に仰天して跳ね起きた。
真夜中に堂々と何者だ――慌てて玄関に向かうと、そこに仁王立っていたのはチャイナドレスを纏う美女だった。
「な……」
「今日から世話になるヨ、ご主人」
意図せず絶句する俺に、その女は満面の笑顔を見せる。
あまりの急展開に、寝起きの頭は爆発しそうだ。尋ねたいことは星の数ほどあるが、まずは最重要項目、
「……どうやって入った、おまえ」
プライバシーと人権の確保だ。
「隣のじいさんにあなたの知り合いだと言ったら、鍵を開けてくれたアル」
諸悪の根源は大家か! 住民の生活はきちんと責任持って守れやクソジジイ!
深い深い溜息。これには後で要抗議だとして、とにかく現状を把握しよう。
「で、身分詐称及び不法侵入の極悪犯が、こんな夜更けになんの用だ」
渾身の睥睨で問いかける。しかし彼女は微塵も怯えず、飄然とこう答えた。
「さっき言ったアルよ、世話になるって」
「どういうことだ」
「居候させてもらうネ」
――この不審者、話にならん。
適当に通報するとか脅して追い払ってやる、それで退散しないなら、本気でお縄についてもらおう。
そう判断して、いざ口を開きかけたのだが……
「では、今日からよろしく頼むアル!」
……ちくしょう。
今でも悔やまれる。この一瞬が、まさに俺の人生の明暗を分けたんだ。
――彼女の笑顔に惚れなければ、意地でも追い出してやったのに。
・5・
「テンテン、待て……!」
二百キロ弱の体躯をしきりに押しつけてくるテンテンを、俺は手で制した。幼いながらも利口な大熊猫は、すぐに一歩下がって床に腰を落ち着けてくれた。
過去を思い返して、気づいたことがある。
こんな馬鹿げた非日常が、俺の中でいつの間にか普通の生活に変わっていて。
メイミンと口喧嘩もなく悪戯に振り回されることもなかったこの三日間が、どうしてか俺は――
――寂しかったんだ。
すっかり阿呆に毒されたな……そう自嘲しながらも、胸裏は晴れやかだった。
至極当然だ。自分の心根を知った今、もう行動の指針は定まっている。あとは、それを実行に移すのみ。
一度深呼吸をしてから、緩慢な動作で起き上がる。
そして口を引き結び、頭から毛布を引っかぶって丸くなったメイミンの正面に立った。
瞠目して俺の顔を見上げるメイミン。無視したいが、俺の行動の意図が掴めず、気になっているのだろう。
そんな彼女に一瞥を返し、俺は無言でその毛布の一端を掴み、力任せに剥ぎ取る!
「あ……っ」
突然のことに唖然とするメイミンを、強気の姿勢で睨む。そして俺は、胸の奥に滞留していた感情を、喉が焼けそうなほどに熱い言葉に乗せて吐き出した。
「ったくおまえは……出会ったときから傍若無人でわがまま三昧、いっそ部屋から追い出してやろうと思ったのも二度や三度じゃない。本当に、底抜けの阿呆を面倒見るのは大変だぜ」
台詞は口から存外すんなりと出てきた。きっと胸中でいつも似たような文句を垂れていたからだ。
けれど、今伝えたいことはそんなんじゃない。俺はメイミンと……仲直りしたいんだ。
「だから、今さら毛糸パンツくらいで恥ずかしがってんじゃねえ」
まだ彼女は言葉を返さない。ただ困惑と羞恥心が入り混じった瞳で俺を見据えている。
当然だ、だって――
「その程度で俺は……俺の気持ちは、変わらない」
長々と語っている俺の方こそ、顔を真っ赤にしていたから。
「ち、ちょっと……?」
軽い衝撃とともに、面食らったように呟きを漏らすメイミン。俺が彼女を床に押し倒したのだ。
不意に、唾を嚥下した音が、狭い室内に一際大きく響く。緊張に息を呑んだのは、俺とメイミン、果たしてどっちだったのだろう。
「疑うなら、今すぐにそれを証明したっていい」
昂ぶる鼓動を感じながら、俺はそう囁いた。
お互いの顔が、唇がじわじわと近づく。温かい吐息が顔にかかる。不退転の決意を固めた俺は、まぶたを閉じて――
背後に、異様な気配を感じた。
「え」
慌てて振り向けば、俺の全身を覆うように影が差している。
頭上で獲物を見つけたように両手を広げたそいつは……
「て、テンテン⁉ おまえなにやって――」
驚愕に叫ぶ言葉は、最後まで続かなかった。それより先に、テンテンの巨体が俺を押し潰したのだ。
「アイヤー、じゃれてるのと勘違いしたアルね」
知らぬ間に俺の下から脱出していたメイミンが、すぐ横で胡坐をかいて俺の生命の危機を悠々と観察している。
「おい馬鹿早く助けろ! いや、助けてください! この電源要らずの人体圧縮機を止めてくれ!」
必死の呼びかけも虚しく、激しい焦燥に駆られた俺の表情を見て、メイミンは噴き出した。
「ぷっ――あひゃひゃ! ご主人、鼻水が飛び出たアル! そんな身体張って一発芸しなくても―――」
「笑かしたつもりは一切ねえよ!」
実に三日ぶりに、メイミンの変てこな笑い声が、この部屋に響き渡った。そう、俺はこれを望んでいたのだ。騒々しくて暑苦しくて、けれど大事な日常を。
告白はたぶん失敗だったけれど、別に構わない。少なくとも、今だけは。
このまま毎日が続いていくかぎり、俺とメイミンはずっと、ずっと一緒なんだから――
めでたしめでたし……と、終わるはずがない!
日常うんぬん以前に、現在の俺はまず生命が脅かされているのだ。他でもない、あの馬鹿女が連れてきた巨大パンダの手によって。
「なんでもいいから助けてくれ! マジで死んでしまう! あああテンテン落ち着け、おあずけ、どうどうどうどう! ほらいい子だから、後でいくらでも遊んでやるから……おっ折れちゃう……背骨……っ!」
おしまい
読んでいただきありがとうございます!
執筆を終えてから気づいたんですが、日本でパンダを飼うってどう考えてもまずいんじゃ……? 権利とかの問題で。
ま、まあフィクションだし問題ないですよね!
もし万が一、これ以降私の音沙汰がなくなったら、きっと香港とかの地下施設にd