泉にかかる月の色
ひと夏の間、田舎の祖父母に預けられることになった”僕”。同い年の親戚の子となじめず、かといってひとりで真面目に勉強するわけでもない。唯一できた友人の”セイ”を引き連れて遊びに明け暮れる日々のなか、神社の境内の掃除をする羽目になってしまった。当然のようにサボった”僕”はセイの導きで神社の裏手の山に分け入り、新奥で泉を見出す。
その場所にまつわる話を知ることもなく。
その場所にまつわる話を知ることもなく。
泉にかかる月の色─前編─
2024/08/24 00:00
泉にかかる月の色─後編─
2024/08/24 00:00